旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

伊万里神社

2010年12月16日 | 旅 歴史
 佐賀県伊万里市立花町にある伊万里神社です。
 伊万里神社は伊万里川沿いにあります。景行天皇2年(72)に「香橘(こうきつ)神社」として、現鎮座地に創祀され、昭和30年代に伊万里にある神社2つが合祀して伊万里神社となりました。
 主祭神は橘諸兄です。下記田道間守が非時香果(ときじくのかぐのみ=橘)を得て帰国の途次、伊万里津に寄港した際、この実を当地に植えたとされます。後世橘氏の子孫がこれを祖先の霊跡として、橘諸兄を祀って「橘の宮」と称したのが始まりと伝えられています。
 伊萬里神社の社殿は釘を一本も使わずに建てられている総木組建築の宮造りです。境内には「お菓子の神様」を祀っている「菓祖・中嶋神社」があり、伊万里出身の森永製菓創設者、森永太一郎氏の銅像もあります。
 毎年10月になると、日本3大喧嘩祭りの一つともされる伊萬里神社の「トンテントン祭」が境内で行なわれます。この祭りは伊万里くんちとも呼ばれます。「荒みこし」と「だんじり」がトンテントンと打ち鳴らす太鼓を合図に組み合い、相手を倒す祭りです。


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http://ogino.okoshi-yasu.com/
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