見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

相当左寄りですね

2017-01-02 23:44:42 | 日記

 「相当左寄りですよね」と仰った方がありましたが、そうかなあ?だとすると、僕も相当左。

 年末近くに買い求めた本と、ぜひ読んで!って貸してくださった本を読み終え、さて今日は、、、
 まさか、正月2日から百姓仕事でもないし、と本屋に出かけて読みたいジャンルの本棚に行くも、取りあえずビビットくる本がないので、検索機で探した湯川秀樹と橋本治、目に入ったシュタイナー、「『身体』を忘れた日本人」を買い求めて帰りました。
 ただ、読み始めたのは、最初のほうだけ読んで取りあえず本棚に返していた内田樹×白井聡の「日本戦後史論」。

 この本なんですよね、一月ほど前に「左寄りですね」って仰っられた本。
 読み始めて、やっと1/4なんですが、えっ、本当に左?って思いながら読み進んでいるんですよね、、、
 この本の最初の方に、

 2013年に広島で行われた講演会で、アメリカの映画監督のオリバー・ストーンが「日本はアメリカの衛星国であり、従属国である」と断言した。日本の政治家はかつていかなる大義名分を代表したこともないと言い切った。アメリカの政策に追随する以外に、国際社会に向けて発信するいかなる構想も持っていない国だ、と。書かれ、続けて、
 でも、このスピーチを日本の新聞はどこも報道しませんでした。とあります。

 二人は、日本は戦争の検証と総括を全くと言っていいほどしないまま、対米追従こそ唯一の道として、右翼も含めて政治も官僚も学者もマスコミも一丸となって進んできたとの認識です。
 かつて、日韓の歴史認識問題の際、太平洋戦争の検証総括がされてこなかったことが、対韓、対中関係の齟齬を生み出していると痛切に思ったことがありました。
 戦後の我が国は、わき目もふらず経済成長のみにまい進してきた、と言えば言いすぎでしょうか。僕には、その延長にあるアベノミクスはとっくに破たんしているように映ります。

 それは、経済政策云々というよりも、人の生る価値観が全くと言っていいほど違うことに起因していると思うので、交わり難いことかもしれませんが、時代は動いているんだよなあ。
 ただ、霞を食べては生きれないことも確かではありますが、、、

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