南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

なり年の蜂屋柿

2021-11-20 | グルメ

かって畑だった草場に植えた樹齢20年の蜂屋柿に、異常なほど柿がなりました。周辺のいずれの柿の木にも沢山なっているからなり年のようです。

これまで干し柿をつくったことは無かったのですがさすがこの数を見るとほっておくわけにいかないので収穫しました。600個くらいはありました。

親戚・名古屋のマンション・田舎と三等分にして、田舎の分は風通しの良い屋根下に干しました。

すでに熟した実が落ちていましたので拾っておやつにしましたが、干し柿のような強い甘味ではなく上品な甘味でした。

二度に分けて干しましたが最初のものはすでに干しあがっています。

これをどう保存するか・・・冷蔵庫へいれないと乾燥してしまいそうです。

 

(以下美濃加茂市の蜂屋柿振興会の文章から引用です)
堂上蜂屋柿の歴史は、1000年以上。平安時代には朝廷に干柿を献上した記録が残っています。その後も、甘くて立派な干柿は信長、秀吉、家康と徳川代々の将軍に献上され続けました。堂上とは朝廷への昇殿を許された格をもつという意味で、これにより蜂屋村の干柿の名前が堂上蜂谷柿と称されるようになりました。1904(明治37)年セントルイス万博では金牌を獲得し、世界がその価値を認めました。それほどの干柿も、砂糖の普及などで途絶えかけてしまいました。昭和5年に村瀬俊雄さんが、再び堂上蜂屋柿を作りをはじめ、昭和52年には蜂屋柿振興会が発足し、美濃加茂市の特産品として復活しました。