一時期ローライ35Sというソーナーレンズ付きを使用していました。
このレンズは、不思議なほど良く写るというか他のカメラでは経験できない濃厚な表現をしてくれました。
しかしあまりにも使いにくく露出計の電池なども入手困難になり結局手放してしまいました。
京セラ・コンタックスのソナーレンズ付きのT3なども手に入れてみましたが同じような写りはしませんでした。レンズは不思議なものです。
デジタルカメラは、均一化してきれいに撮れることは素晴らしいのですがフイルムのように意外性はないと感じます。
それでもフイルムの歴史は終わりそうです。後戻りはありえませんが・・・。
雨が少なく、マルチフイルムをかけるにはちょっと水分が足りませんが作業が遅れるためとりあえず一か所準備しました。
鍬で畝をつくり肥料を入れてマルチフイルムをかけましたが、結局一時間ごとに休みを入れて一日かかりました。気温は下がってきましたが日差しが強いので結構へとへとになります。
三か所の畑を予定していますが、この畑が一番広く、二列で45～50cm間隔で植えて、150株くらい定植できそうです。
20日、21日に種を植えた白菜が育ってきました。
大事に日陰に置くと弱い苗になってしまいますから、可能な限り過酷でも陽ざしの強い外に置きます。
黄ごころ85は軸が少し長く、オレンジクインと差があります。
黄ごころ85
オレンジクイン
来週末には定植可能になりそうです。
5日前に植えたレタスも発芽しました。品種はタキイ種苗の「シスコ」です。
父は、50年前胃がんのため49才で他界してしまいました。
その経歴は大まかに、名古屋で自動車の運転手をやっていたこと、陸軍で中国へ出征していたこと、その後海軍の呉燃料廠および四日市燃料廠の変電室に勤務し、私は四日市で生まれたこと、終戦後その経験で電力会社へ入社したこと・・・くらいは聞いていました。
先日、仏壇を掃除したところ引き出しから父が電力会社へ提出した経歴書が出てきたためかなり詳細を知ることができました。
私もそうですが、子供に自分のことを話す機会などそんなには無いものです。そういう意味で簡単でも自分史を残すといいかもしれません。
なぜ小学校高等科卒業の人が変電室や電力会社で働いたかずーと不思議に思っていましたが、この履歴書で理解できたのです。
運送会社で運転助手を経験し自動車免許を取ったことも分かりましたが、電気技術は、千葉県松戸市にあった陸軍工兵学校電気中隊で学んでいたのです。古いアルバムを調べたら工兵学校の卒業アルバムが出てきました。
アルバム
アルバムの写真・校門の前・左から6人目か・・・一人だけメガネをかけています。
この工兵隊学校は、戦後間もなくは千葉大学の校舎に使用され、現在公園として利用されおり、写真にある正門はそのまま残されているそうです。
工兵隊で電気技術を学び燃料廠勤務になったため海外出兵せず戦死しなかったといえます。
現在、主に使用しているオーディオパワーアンプは、自作の6550PP真空管アンプで以前このブログでも紹介しました。
このアンプの後トランス結合の6L6GCPPのアンプなど製作しましたがもう一台図面までは準備しましたが実現しなかった５０CA10PPの差動回路のアンプが有ります。
50CA10真空管
50CA10PP差動式アンプ回路図
５０CA10は、かってラックスがSQ38というシリーズで長期に販売していました。現在でもヤフオクを見ますとSQ38やLX38シリーズは人気があります。私も、ムラード式という回路で一度製作した経験があります。ラックスが選んでロングセラーとしただけのことがあり良い音がしました。特に印象に残ったのは、低域の音像がきれいに出ました。
この50CA10を差動式回路で組んだらと思い構想しましたが、その後部品の入手が困難となり製作は止まってしまいました。
【追記】
回路図で、50CA10のヒータが省略してあります。電源スイッチ・ヒューズのあとから100Vを50CA10二本のヒーターをシリーズにつなぎ印加します。RD-35はツェナーダイオードでカソード印加用に70Vを定電圧にして供給します。
50CA10は図面で三極管表示されていますが、実際は内部でもう一極が結合された4極管ということです。
