鷹雅＠水道橋 「焼き醤油ら～めん」

都会のエアポケット


日常のエアポケット


思わず
知らないとき


思わず
読めないとき


皆さんからは
はげましのお便りを
頂いたのだけれど


そんな皆さんは
みんな読めるのかしら




誰もいない昼時の店先で
味玉券いただけるのは
良いのだけれど


写真を撮りにくいのは
良くないわ




「鷹雅」


加藤鷹が
雅に振舞う指先


読めないけれど
想像しちゃうわね


後ろの表面が
しっとりしてくるわ



「とらりゅう」よろしく
読みにくい店名って


私も含めて



含めないでね



若い子には
どうなのかしらね




脂の量を聞いてくれるのは
乾いた私たちの年頃には
嬉しいのだけれど




もはや純でも
なんでもないなんて




このセカイでは
どうなのかしらね



読めないの


どうしても
読めないの



麻木久仁子に
鼻で笑われながら


宮崎美子に
なでられている気分



鷹雅
鷹雅
鷹雅


実は
カッコ良くて


実はなんだか
力強そうで





ちょっと
話がそれていいかしら


私のお友達に
「泰斗」クンって
かわいい子がいたりするのよ


たいとで
タイトで
Tightよ


なんだかスゴく
ワールドワイドに
理想的な名前なの


わたしも
そんな名前に生まれれば
こんなわたしじゃ
なかったハズなのに




おうが
オウガで
オーガニックに
オーガナイズなのかしら


そうあれたら
よいのにね


湯桶読み
されなければ
よいのにね



今日もまた
読めないままで
終わるわね