仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

ブルース・オールマイティ

2007年07月15日 | ムービー
『ブルース・オールマイティ(原題Bruce Almighty)』(2003年/トム・シャドヤック監督/アメリカ)を見た。
物語は、「上手くいかない不満をすべて神のせいだと考えていたブルース・ノーラン(ジム・キャリー)に、神(モーガン・フリーマン)は自分と同じ能力を与えて代理をさせた。しかし、彼は誰も助けようとせず、自分のためだけに能力を使い、1人だけ成功するのだが、世界中にその影響が出てきて大混乱になる」という内容。
ジム・キャリーならではの、小さいネタの連続が面白い。
(^。^)
"勧善懲悪"というと、日本のテレビドラマ『水戸黄門』のような時代劇が思う浮かぶのだが、"神"が登場するだけあって、これも何か似たような「あなたは良くありなさいと」いう勧めをしている、いかにもキリスト教的な内容の作品だと感じた。
ジム・キャリーの相手役ジェニファー・アニストン(グレース・コネリー役)は、何かで見た女優だと思いながらどうしても思い出せなかったのだが、先日見た『私の愛情の対象(原題The Object of My Affection)』(1998年/ニコラス・ハイトナー監督/アメリカ)の主演女優だったことにようやく気がついた。
調べてみると、なかなか面白そうな映画に出ている女優さんのようなので、そのうち映画サークルの仁左衛門企画で取り上げてみようかとも考えてみたのだった。
(^_^)

私の愛情の対象

2007年06月24日 | ムービー
『私の愛情の対象(原題The Object of My Affection)』(1998年/ニコラス・ハイトナー監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ジョージ・ハンソン(ポール・ラッド)はゲイ。恋人のロバート・ジョリー(ティモシー・デイリー)と別れてしまい、部屋を失う。パーティーで偶然知りあったニーナ・ボロウスキー(ジェニファー・アニストン)が住んでいるアパートの一室を借りられることになるが、ニーナにはヴィンス・マクブライド(ジョン・パンコウ)という彼氏がいて、彼女はヴィンスとの間の子供を妊娠するものの、彼との同居を拒み、ルームメイトのジョージと一緒に子供を育てたいと言い出す」という内容。
ニーナの希望をOKしたジョージにも新しい彼ポール・ジェームズ(アモ・グリネロ)が出来ちゃうものだから、ただでさえ複雑な話がさらに複雑になっていく。
(^。^)
仁左衛門の周囲には(男同士でも女同士でも)ゲイの人たちはいない(と思われる)し、身近にはない題材を扱った作品なので、『ハリー・ポッターと賢者の石(原題Harry Potter and the Philosopher's Stone)』(2001年/クリス・コロンバス監督/アメリカ)を見るのとあまり変わらない不思議な気持ちで見ていた。
(^_^)
この映画には何となく不似合いな気がするウエディングマーチが流れたのは、ジョージの弟フランク(スティーヴ・ザーン)の結婚式の場面。
ニーナとジョージは息があったダンスを披露して、それはごく普通の幸せなカップルのように見えたのだが、その直後「あなたと一緒にいたい。結婚したい。私と同じ気持ちになって」と言ったニーナにジョージは、「仕方がないよ。必要なのはポールだ」と答える。
泣いたって仕方がないよな。
相手は、ゲイなんだから。
(^_^;)
何とも不思議な物語だった。