ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第35話「ゴージャスタイム!レジェンダリーは終わらない」

2024-05-12 18:32:33 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第35話「ゴージャスタイム!レジェンダリーは終わらない」
 
 手に入れたコレクションを失いたくないなら、厳重に保存すればいい。しかし形なきものはどのように扱えばいいのか分からない。
 二度と忘れられないようにいつもよりゴージャスに振舞おうとしたり、大事だから、巻き込みたくないから突き放そうとしたりと、親愛の情の表現がとにかく不器用なカグヤ様。そんなカグヤ様にスパナは宝太郎の諦めの悪さを伝え、錆丸は「ちゃんと向き合うこと」の大事さを説いていました。恐らくカグヤ様的には喧嘩もしたくない、どう仲直りしたら良いのかも分からなかったのでしょう。それでも宝太郎は一度や二度突き放されただけでは諦めないから、ちゃんと向き合わなければならない。宝太郎を間近で見てきたスパナ、そしてアイザックではなく、錆丸自身の言葉で伝えるってのが良いですね。
 しかし、何故あの真面目なシーンで宝石風呂(汗。ゴージャスを磨くためって言われたらそれ以上なんも言えなくなるけど、どっから風呂を……ゴージャスグランドジオウになって、風呂に入っているキバやリバイ&バイスを召喚すれば……でもあんな風呂じゃなかったしな……


 で、ハンドレッドの破壊兵器である災厄の時計・ドゥームズクロック発動に手を貸したのはギギスト。アークワンのプログライズキーからサイゲツを復活させたばかりか、更にナンモナイト、ギガロドン、セイゾンビ、ゴキゲンメテオンの4体のケミーを融合させたアークワンマルガム4タイプミクスタスを生成。
 古生物、鮫、ゾンビ、隕石……仮面ライダーゼロワンにはブレイキングマンモス(古生物)、バイティングシャーク(鮫)といったフォームがありますし、ゾンビのように復活するヘルライジングホッパー、衛星ゼアは隕石漂う宇宙空間にある……と、4体のケミーからはゼロワン要素が感じられなくもないですし、何なら複数の生物の力を同時に操るライダーという点では、ランペイジバルカンを彷彿とさせられました。
 圧倒的な力を有していましたが、その攻撃を受けても変身解除しないカグヤ様には、懐かしのゴセイナイトを思い出していました。

 
 そして決戦時、遂に宝太郎と共に戦う覚悟を決めたカグヤ様。ここで「俺たちの輝きは世界をも超える!」と、一人称が「カグヤ様」から「俺」になっていましたが、カグヤの素の部分が現れたようにも、敢えて「カグヤ様」と自らを印象付けて敵を引き付ける必要が無くなった(仲間と共に戦う覚悟を固めた)などと捉えられる良い表現だと思います。
 
 ケミーの力を滅びのために使うアークワンマルガムに対し「ケミーのこと何も分かってないな!!ケミーはこの世界に生きる、大切な仲間なんだ!!」と激高する宝太郎。ここで「アークワンマルガムを倒す」ではなく「ケミーを助け出す」ことに重きを置くのが実に宝太郎らしいですね。
 そんな彼を見たカグヤ様は、ゴージャスゼロツーに変身したかと思えば、ゼロワン・ライジングホッパーとメタルクラスタホッパーを召喚!ゼロツー変身音の「It's never over」は、世界を終わらせないとも、カグヤ様の輝きは終わらないとも捉えられるうえに、「輝きを重ね合わせれば仮面ライダーはどこまでも高く飛んでいける」と、ライジングホッパーの変身音をオマージュしたかのようなセリフが、ゼロワン好きとしてはたまらなく嬉しかったです。

 続けてゴージャスグランドジオウ!「時計を破壊する」戦いに、リアルタイムで物語が進行したゼロワン(映画)と、時計を模したライダーであるジオウで決着をつけるってのが良いなぁ!
 しかも特定時間のライダー召喚能力を使ってくれたっぽいのが凄く嬉しい!単純な戦力としての召喚も良いけど、やっぱグランドジオウといったらこれですよねぇ!にしても、ブレイドはボアタックル、響鬼は鬼火と、技選択が渋くないですかカグヤ様。更に鎧武はカチドキ旗を召喚!しましたが、残念ながらこれは「違う」とのこと。でもその旗、割と強いんすよカグヤ様……
 で、ケミーを救うためにプラチナガッチャードと、ジオウ、ジオウⅡ、ゴージャスグランドジオウというある意味一人ジオウトリニティなカグヤ様と4人同時ライダーキック!からの助けたケミーの力を宿して追撃!この追撃が最高にかっこよかった……


 その後の歓迎パーティーでのカグヤ様の嬉しそうな顔といったら!うまく感情を出し切れていない、ちょっと照れ臭そうな顔がまたいい味出してますね。
 また、個人的にはスパナの別れ際の一言も印象的です。「寂しくなるね」という錆丸やりんねに続いて「これでしばらく静かになるな」と述べたスパナ。「去ってくれてせいせいする」とも捉えられるかもしれませんが、本当に去って欲しいなら「しばらく」ではなく「ようやく」や「やっと」など、次が無いような言い方をするでしょう。しかし用いられたのは「しばらく」。これが今生の別れではない、そこまで寂しく思う必要は無いということを彼なりに言いたかったのかなと。


 そして宝太郎の中に眠っているっぽい謎の卵と、カグヤ様がみたガッチャードデイブレイクは一体何を意味するのか。後者は夏映画に続くっぽいですが、前者は最強フォームに関わってそうな……
 更に次回はスケボーズの様子がおかしいとのこと。ギギストが「あらゆる人間の理解者」と言ってることからすると、次回の黒いマルガムはこれまでのようにケミーが人間の悪意に引き寄せられたのではなく、スケボーズの欲望や悪意が人間と結びついた姿、あるいはスケボーズ自身が変質した姿なのかな?ドレッドはクロスユーフォーエックスで変身者を引きはがせましたが、スケボーズ自身が変わってしまったマルガムはクロスユーフォーエックスでもどうしようもないからどうする!?的な展開かな?何にせよ、最強フォーム登場間近の時期になっても、未だにエクスガッチャリバーを意味を持たせて使い続けているのは本当に偉いと思う。ギーツもそうでしたが、ガッチャードも一つのアイテムを長く使い続けてくれるのは本当に良い流れだと思いますね。なぁシャイニングホッパー。お前は誕生はゼロワンで一番好きなんだけど、出番がなぁ……
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仮面ライダーガッチャード 第34話「オンリーワン!全ての道はゴージャスに通ず」

2024-05-05 10:09:58 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャード 第34話「オンリーワン!全ての道はゴージャスに通ず」

 常にゴージャスなカグヤ様を動揺させる加治木とバトラーのそっくり具合。

 さてオーロラカーテンシステムの故障でカグヤとの記憶を忘れてしまっていた宝太郎ですが、無事思い出した様子。ですが一方で宝太郎が仮面ライダーとして戦った記憶は消されてしまったようで。
 ここで「記憶」というガッチャード本編要素を絡めて来るの、良いっすね…「思い出せたから良い」ではなく、忘れられた側の気持ちも考えなくてはいけない。それを知るホッパー1からの説得が良かったです。そして友達から忘れられたショックを隠し切れず、いつも以上にゴージャスに、不器用に振る舞うカグヤ様の深堀り。良いキャラしてるわぁ…
 電王、ディケイド、ビルドと今回登場したライダーたちも記憶繋がりなのかな。ゼロワンもイズ絡みは記憶要素あるかな?

 さて戦闘ではレジェンダリーレジェンドがダークキバのウェイクアップスリーを圧倒するところからスタート。世界崩壊の力を凌ぐとか強過ぎでは?
 続けてハンドレッドの残党相手に、何とファイヤーガッチャード版のエクシードマイティが登場!多段クリムゾンスマッシュ&クウガとΦの刻印とかすっげぇことしてんなぁ!
 一方カグヤ様はゴージャスビルドジーニアスに変身。変身音どころか、変身時のバックのアレも金色に染まってる……戦闘中に披露したバリアは、本編か映画で披露していたダイヤモンドの能力でしょうか。カグヤ様ならもっと沢山のボトルを使えたのではと期待せずにはいられませんでした。
 
 更には「ゴージャスの居所が悪い」と、サイゲツが変身したアークゼロを相手にゴージャスディケイドコンプリートフォームに変身し、電王ライナーフォームを召喚してダブル電車斬り!不発に終わったものの、動作が同じという懐かしいものを見られました。
 更に更にゴージャスゼロツー&プラチナガッチャードでアークワンと対峙!ゼロワン本編では見られなかったアークワンとゼロツーの戦いが見られるとは思いもしませんでした。しかも「貴様をゴージャスに止められるのはただ一人、カグヤ様だ」「いいや俺たちだ」とか、或人たちを彷彿とさせるセリフもグッと来ましたね。

 そして次回でカグヤ様とのお話も一区切りでしょうか?何やらゼロワン系統三人、ジオウ系統三人という並びがありましたが、あれはレジェンドライドマグナムの召喚能力ですかね?でも三人ともカグヤ様っぽい動きをしてるから、別の能力かな。にしても攻防共に隙がないメタルクラスタホッパー、予測能力持ちのゼロツーの並びは勝ち目がない…ジオウⅡとグランドジオウも無理ゲー過ぎる…
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仮面ライダーガッチャ―ド 第33話「伝説ライダー?100年早いな!」

2024-04-28 10:01:08 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第33話「伝説ライダー?100年早いな!」

 最終回でも無いのにタイトルの出し方が特別感ありすぎでは?

 さてラスボスっぽい冥黒王ギギストが現れた一方で、超兵器を狙って謎の組織ハンドレッドのサイゲツ、ミメイ、タソガレらが出現。なお元はサイゲツも含めた四人衆でしたが、そちらは既にガッチャードとゴージャスに倒された模様。あいつそんな重要な立場だったんか……
 
 で、残る三人衆はサイゲツがダークキバ、ミメイがグレア、タソガレがエターナルにそれぞれ変身!
 グレアは何とりんね=マジェードを洗脳。こりゃ強いわ……と思っていたら、ラケシスがレプリマッドウィールを用いてヴァルバラドに変身・加勢!更にはクロトーも乱入して、結局思いのほかあっさりやられてしまいました。数的不利があったとはいえ、ああもあっさり負けるとは……やはり偽物、借り物の力では本人には及ばないようですね。にしても、ラケシスとスパナの共闘はもう少し先だと思っていただけに、クロトーとのやり取り含め、このしっちゃかめっちゃか感が終わってからじっくり見せて欲しかったという気持ちもあります。まぁラケシスの変身シーンが可愛かったのでヨシ!
 しかも一難去ってまた一難……君、本編に影も形も無かったよね!?配信限定系は見ていないので、どう反応したら良いか分かりません(苦笑。

 エターナルは変身時に両腕が一瞬赤くなったのが印象的です。本来タソガレではレッドフレア相当の力しか出せないけど、「大道克己が変身した仮面ライダーエターナル」の力を借りているためブルーフレアになれている、といったところでしょうか?
 スピンオフで見せたライダーキックに、映画で見せたゾーンメモリを使用したメモリスロットへの転送などを使ってくれて嬉しかったです。
 
 そしてダークキバは昔懐かし紋章ハメを披露!やっぱダークキバといえばこの技ですよね!ってぐらい印象に残ってる技です。更に目論見が外れた際には、何と本編未使用のウェイクアップ3・キングスワールドエンドを発動しようとしてくれました!使わせたら世界が滅ぶので結局は未使用に終わったものの、こういったところで要素を回収してくれるのは嬉しいですね。


 ダークライダーたちを相手に、宝太郎は初となるファイヤーガッチャード・アントレスラーに変身。ダークキバとエターナルをパワーとスピードで圧倒する様はめっちゃかっこよかったですね。何ならゴージャスの前座として噛ませになる可能性もあっただろうに、アイアンガッチャード含めて見せ場を作ってくれて嬉しかったです。
 まさかの正体バレもありましたが、今回の一件はさすがに目撃者が多すぎるが故に記憶消去は困難でしょうか?まぁ、こんな熱いもの見せられた後で「記憶消したんで、前回の声援は無かったことになりました」なんて言われてもねぇ……
 ひとつひとつ積み重ねた絆の力で、手軽に手に入れた借り物の力を打ち破る展開は良かったです。


 しかし残る放送時間はあと僅か。この短時間でカグヤ様が、レジェンドが活躍できるのかと心配していましたが、そんなことは杞憂だと言わんばかりにゴージャスクウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイド!響鬼!カブト!電王!キバ!ディケイド!と、平成1期ライダーたちの活躍をゴージャスに披露してくれました。
 ファイズはファイズエッジとファイズショットの二刀流?だし、響鬼は音撃打・ゴージャスの型を披露するし、カブトは変身音声よりも早くクロックアップしちゃうし、電王の必殺技はVSレジェンドの1話を受けてパート2になってるし……最高ですカグヤ様!

 絆を深めたケミーの力を重ね掛け出来るプラチナガッチャードに、様々なライダーの力をその身に宿すレジェンド。最早過剰戦力っぷりが尋常じゃないですが、果たしてハンドレッドの運命や如何に!といったところで、また次回。
 にしても配信・本編に続いて、今度はゴージャス電王のライナーフォーム……カグヤ様、もしかして電王がお好きでいらっしゃる?あと、ゴージャスディケイドのコンプリートフォームがあるとすれば、レジェンダリーレジェンドとどう差別化するかも気になるなぁ……(以下追記)と思っていたら、あのライナーフォーム、ゴージャスディケイドコンプリートフォームが召喚したやつじゃねーか!!?ややこしいわ!


 ところで、見ていてとても楽しいんですけど、折角出てきたギギスト様、影うっすいなぁ今回(汗。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第32話「現る大王!人形たちのジレンマ」

2024-04-21 09:41:47 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第32話「現る大王!人形たちのジレンマ」

 もうすぐ4月も終わるけど、レジェンドの出番はあるんかな?と思っていたら何の脈絡もなく「レジェンドの世界」の描写が入ってきたのには笑ってしまいました。

 さて、更なる力を求めたクロトーは宝太郎のドライバーを奪おうとするも、そこへレジェンドの世界に侵攻していたアルファやカッシーンたちが現れたうえに、出口のない不思議な世界に誘われてしまうことに。
 この一連の戦いの中でも、宝太郎はクロトーが戦う意味を問うたり、彼女を心配したり、自分に無い知識を持っている彼女を素直に尊敬したり……どこまでも純粋で、どこまでも夢に向かって真剣。裏が無いと分かっているからこそ、クロトーも戸惑ってしまうのでしょう。以前ドレッドに変身したクロトーをユーフォーエックスの力で助けたことも生かされているのが良いですね。

 アトロポスには用済み扱いされ、宝太郎には心を惑わされ、アルファたちには弱者扱いされ……ここまで言われて黙っていられるはずがない!クロトー、激熱挿入歌付きでドレッド弐式に変身しての大暴れ!共闘自体は次回予告で分かっていましたが、まさかここまでの熱い展開にしてくれるとは!
 宝太郎も負けておらず、プラチナガッチャードに変身した際にはアクマノカリスの力でアルファを捉え、クロトーと共にカリュードスとカイザービーの力を宿したキックで撃破!惜しみなく使ってくれるの、本当に良いなぁ……

 一方で同じく人形扱いされていたラケシスには、鏡花さんから人間になってみないかとのお誘いが。元々可愛いラケシスですが、「マジですの」とか、出生を語る時に手を後ろで組む仕草とか可愛すぎてびっくりした。


 とまぁ、一連の戦いが決着したかと思いきや、アトロポスと共に冥黒の王・ギギトスが現れたり、クロトーがパワーアップしちゃったり、次回ダークライダーに変身する謎の三人組が現れたり……クロトーやラケシス絡みの話は良いんですが、レジェンド関連があまりにも突然すぎて少々勿体なく感じてしまいました。鎧武が佳境の最中にキカイダーコラボ回をやったのを思い出してしまいました。

 クロトーのパワーアップについては、いつまでも三姉妹でいられるように力を求めてしまった結果でしょうか。力があればアトロポスに用済み扱いされず、ラケシスに何かあっても守ってやることが出来るからこそ、あの姿になってしまったように見えます。仲間を思うがあまり、一人で強くなってしまったクロトーを救い出すのは……人間になろうとしているラケシスでしょうか?

 そんなこんなで次回はカグヤ様=レジェンドに加えて、ダークキバ!エターナル!グレアが登場!……ダークキバは味方だったこともあるし、エターナルも道さえ間違わなければ仮面ライダーの一人だったし、グレアも……一口に闇の力、悪い奴らとは言い難いライダーたちですが、ともあれどんな活躍を見せてくれるのか。
 ……ていうか、ダークキバにあのハメ技がある時点で勝ち目なしでは?(汗。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第31話「暗闇のふたり、互いを信じて」

2024-04-14 09:35:27 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第31話「暗闇のふたり、互いを信じて」

 いつもと違う提供画面、良いっすね……

 さてアトロポスの精神攻撃で戦う気力を失いかけたりんねでしたが、宝太郎やミナト先生たちの言葉によって再起!「これで決める!」の息の合いっぷりはかっこよかったですが、思ったよりもりんねの再起が早かったので、嬉しさよりも後半の展開が心配になってしまいました(苦笑。「もう大丈夫です」もフラグにしか聞こえませんでしたが、そんなことにはならずに何よりでした。
 りんねと静奈のわだかまりは残ったままでしたが、静奈の凍り付いた心を溶かしたのは、昔と変わらぬ宝太郎の熱い想い。番組開始当初は子供っぽすぎでは?と思ったこともありましたが、いつまでも子供のように素直で、真っすぐに夢を語る彼だからこそ信頼を得られるのでしょうね。

 そんな時に現れたのはクラーケンマルガム。墨を浴びた相手に幻覚を見せる能力であり、スパナもその術中にはまってしまい敗北。ですが闇に捕らわれる直前、宝太郎とりんねにヒントを伝えようと足掻く様は頼もしかったです。
 そして宝太郎とりんねも同じ術中にはまってしまい……ウルトラマンで目やカラータイマーの光が消える演出は見ますが、ライダーでこういった演出は珍しいですね。「ロミオとジュリエット」になぞらえつつも、悲劇を超えて共に戦う様は超かっこよかったです。エクスガッチャリバーをガッチャード専用にしないのも良かったし、前後からの同時ライダーキックでクラーケンマルガムがその場に倒れ伏すってのも良いなぁ……どんどん良くなるなぁ、ガッチャード!

  
 そして現れる「冥黒の王」……ですが、それ以上の驚きはラケシスですね!まさか彼女がアレを使うことになろうとは!今回のエクスガッチャリバーといい、ガッチャーイグナイターといい、新しい武器や戦力が出ても型落ちさせないの、マジで良いわぁ……二人の「ヴァルバラド」が並び立つ日も遠くないかもしれません。
 更に次回は宝太郎とクロトーが色々あって共闘する模様。今後とも頼れる戦力になるのか、それともガッチャを叶えて散ってしまうのか……
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仮面ライダーガッチャ―ド 第30話「ライバル参上!?ガッチャとジュリエット」

2024-04-07 09:40:48 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第30話「ライバル参上!?ガッチャとジュリエット」

 何だかんだで加治木と聖さんの関係が続いているの、好き。でも良いんですか聖さん。そいつオカルト探偵とか目指そうとしてますよ(笑。

 新学期。3年生に進級した宝太郎たちの前に現れたのは、宝太郎の幼馴染である九十九静奈。彼との再会を運命だという彼女を前に、どこか顔を曇らせるりんね。最初は意識している様子はまるで無かったのに、いつの間にやらりんねの方が宝太郎を意識するようになったんだなぁ……こういう関係性への変化も良いですね。 
 そんな時、同じクラスになった演劇部の御厨が、廃部の危機に悩んでいると知って「ロミオとジュリエット」の開演に手を貸す宝太郎。ここで「俺たちが入部する」と急場しのぎの解決策ではなく、根本的な解決を模索しようとするのが宝太郎の良いところですね。

 一方の錬金アカデミーにはクロトーが乱入。ドレッドの負荷をこらえながらラケシスを取り戻そうとするクロトー、危険を承知でクロトーをかばう様に立ちはだかるラケシス。仲間であっても容赦のないアトロポスの一方で、改めてこの二人の仲間意識の強さを感じさせます。
 また、「化け物(ラケシス)がどうなっても知ったことではない」と言いつつも、いざラケシスが銃口の前に立つと「どけ!貴様ごと消し去るぞ!」と忠告し、引鉄を引けないスパナ。
 この一連のシーンは、ラケシス、クロトー、スパナ、それぞれの思いが伺える良いやり取りでした。

 
 さて、静奈が宝太郎に猛アタックするのを見て、気が気でないりんねは、その心の隙をアトロポスに突かれてしまうことに。「独りぼっち」だったりんねは、宝太郎と共に過ごすことで孤独から解放されたものの、もしも静奈が宝太郎と恋人になるようなことがあれば、自分はまた独りに戻ってしまうかもしれない。少なからずそんな不安があったのかもしれません。
 嫉妬は事実であるが故にアトロポスの言葉を否定しきれず、結果として静奈はマンモスマルガムによって氷漬けにされてしまったうえに、マジェードに変身しても満足に戦えず、彼女をかばったプラチナガッチャードも下半身を凍らされてしまうことに。一度はバーニングネロとフレイローズの炎で対処していましたが、ガッチャードライバーを凍らされては……胸のクロスホッパーが氷を砕くか、クロスホッパーが外れてアイアンガッチャードに戻ることで対処するのかな?


 果たしてりんねの心はどこへ向かうのか……何やらマジェードもピンチっぽいですが、果たして。そんなこんなでまた次回。


 ……で、ドンブラザーズの方々は一体何をしていらっしゃるので?(笑。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第29話「この村は泣いている」

2024-03-31 09:35:00 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第29話「この村は泣いている」

 「お前にまだなんも出来てねぇよ……」若干ギャグっぽいシーンで妙に感動的なことを言う宝太郎。どうした急に。

 前回、地上げ屋が変貌したマルガムを倒して一段落かと思いきや、唐突に始まる連続殺人事件(死んでない)と、どこぞの名探偵が如き仕草をしつつ師匠であるスターシャイン星野を「村を乗っ取ろうとする犯人」扱いする加治木と、なかなかにカオスな幕開けとなった第29話。冷静に突っ込むりんねは……「TRICK」の山田ポジションでしょうか(笑。

 さて次々と人々を硬直させた犯人はナインテイルが元となったキュウビマルガムでした。初戦では珍しくガッチャージガンやガッチャートルネードが用いられたほか、アッパレブシドーにも変身。前者の武器たちはデイブレイクでの活躍が印象的だったので、通常ガッチャードでの活躍はどこか新鮮に感じました。
 次戦ではプラチナガッチャードでサボニードルとパンパカパーカー、スケボーズ、ライデンジを同時召喚。融合させるだけではなく、個々のケミーの力をそのまま借りることも出来るというのは、どこかグランドジオウを彷彿とさせる能力でした。後述の必殺技といい、2体以上のケミーの力を借りられる、変身・能力付与以外でも使えると、能力の幅が本当に広いですね。
 さらにベロソルとケアリーの力を融合させた攻撃のほか、コズミックのケミー5体の力を宿した必殺技を披露。101体のケミーがいると知った時はもてあますのではと不安でしたが、何だかんだで色んなケミーの能力を使っていますし、今はプラチナガッチャードとして能力をばんばん使ってくれるから出番が腐らない、良いよね……

 犯人の正体も動機も意外なものでしたが、とりあえず一件落着。
 犯人がわざわざ蓮華たちを闇の中に捉えたのは、彼女の成長を促したかったからでしょうか?幼い頃の、守られてばかりの蓮華は既におらず、成長したカッコいいところを見せることはできたものの、錬金術師になるきっかけもこの村にありました!とかあるかなーと思っていただけに、話そのものには少々物足りなさを覚えるところもありました。

 そんなこんなでまた次回。にしても、階段を登るシーン、妙に長かったな……?楽しようとする宝太郎と、掟ではなくケミーを気遣って止めるりんね、良いよね……
 そして本編には影も形もないレジェンドのドライバーと強化アイテムのCM。お前、来るんか……?
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仮面ライダーガッチャ―ド 第28話「ベロベロ怪奇!蓮華の里帰り」

2024-03-24 09:01:13 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第28話「ベロベロ怪奇!蓮華の里帰り」

 スターシャイン星野からあふれ出るTRICKのインチキ霊能力者感。劇場版第1作にいてもおかしくない。

 さてグリオンを倒したことで宝太郎たちも錬金アカデミーに復帰。錬金連合もわかりやすく手のひら返しをして宝太郎たちを激励。ミナトは「トップが変われば別」的な話をしていましたが、スパナに暗に上層部の動きを探るように依頼したのでしょうか?
 そんな時に飛び込んできたのは、りんねの祖母・民子の家に妖怪が出たという話。これまでユーフォーエックスやズキュンパイア、エンジェリードといったオカルトのケミーたちと出会いながら、何故今更「妖怪」を疑うのかはよくわかりませんが、ともあれ人魂らしきものを漂わせる傘化けじみた相手に対し、まさかの介護変身……というか強制変身(手動)。トライキャッチャーワイルドにも再登場の機会があるとは思わんかった。

 よくわからん相手に翻弄される宝太郎の前にさっそうと現れたのは、退魔師を名乗るスターシャイン星野とその弟子・加治木。星野にはコズミックケミーたちが力を貸していました。俗っぽい人物ではあるものの、村を守る代わりに金銭を要求しているわけでもないですし、悪人ではないからマルガム化しておらず、ケミーたちも彼に力を貸しているのでしょう。

 一方アトロポスは地上げ屋二人を、人魂と傘化けの正体であるケアリー、ベロソルを素体としたフェアリーマルガムとカラカサオバケマルガムを生成。
 これに対して宝太郎はエクスガッチャリバーを装備したプラチナガッチャードで対抗!エックスレックスのパワー、アッパレブシドーの剣技、オドリッパ&レスラーGによる合体攻撃が炸裂。戦闘に幅が出て本当にカッコいいなぁ、プラチナガッチャード。エクスガッチャリバーは武器として、ガッチャーイグナイターはヴァルバラドの変身アイテムとして使える……強化形態が出ても、ギーツとは異なる形で既存のアイテムを上手く使い続けているのは好印象です。

 ケミーによるトラブルは一件落着……かと思いきや、まだまだ事件は続く模様。廃村の話題が出ていましたから、ケアリーやベロソルたちはこの村を守るためによそ者を排除しようとしていたのかな?と。
 次回もプラチナガッチャードが活躍!何やらスターガッチャードっぽく、頭部と両手両足に力を宿しているっぽいですが、どんな能力を見せてくれるのか非常に楽しみです。最近のガッチャード、楽しいなぁ。


 そういえば「ライドカメンズ」なるアプリが事前登録受付中だそうで……どういう層に向けたゲームなんだとか、似たようなゲーム多くない?大丈夫?とか色々思ってしまいますね。とりあえず私は遊ぶ予定は無いです。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第27話「ガッチャ!クロスホッパー!」

2024-03-17 09:38:35 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第27話「ガッチャ!クロスホッパー!」

 第1話「ガッチャ!ホッパー1!」からの今回のサブタイトル、良いよね……

 さてグリオンの野望を止めるべくウロボロス界に向かった宝太郎たちの前に立ちはだかるのは、宝太郎が持つオリジナルのドライバーを狙うグリオンたち。りんねやスパナが使っているドライバーもガッチャードライバーにユニットを装着したものですから、何故宝太郎のドライバーだけを狙うのか?と思っていましたが、あれがオリジナル扱いなのであれば納得です。
 一方で変身こそできないものの、蓮華と錆丸も戦闘訓練を重ねつつ、洗脳対策を用意していたのは好印象でした。

 戦いは多少優勢かと思われましたが、グリオンはドレッド参式にパワーアップ。宝太郎たちが二つのケミーの相性を考慮し、綺麗に溶け合っているのに対し、ドレッド参式はレプリユニコンとレプリダイオーニ、それぞれが溶け合うことなく己を主張しているように見えます。グリオンはケミーを「ただの人工生命体ごとき」と見下しているため「元々のレプリユニコン、レプリダイオーニ以上の力は発揮しえない」ことを象徴しているように見えました。
 無価値なものを金に作り替え、黄金に染まった世界で過ごすことがグリオンの野望。それを「ちっぽけだな」と言える宝太郎の胆力よ……どんな時でも諦めずに、相手に声を、想いを届け続けた宝太郎。その声は仲間に、そしてケミーたちにも届き……宝太郎がアイアンガッチャードで助けるのではなく、可能性を信じて応援し続けるってのが彼らしいです。クロスウィザードを劇場限定ケミーにしないの、良いよね……

 ということで、クロスホッパーがテンライナーの車掌となって誕生したのはプラチナガッチャード!能力は何とてんこ盛り!ケミーの可能性を信じる宝太郎だからこそ、レスラーGとサボニードル、オドリッパとテンフォートレスなど、本来変身が成立しない組み合わせでも十二分に力を発揮しているってのが良いですね。どこかフォーゼ・コズミックステイツを彷彿とさせる能力、今後ともバンバン使って欲しいです。
 しかし、能力の使い勝手が非常に良さそうなだけに、今後待っているであろう最強フォームは果たしてどんな能力になるのか、想像がつきませんね。この手の能力はコズミックステイツ然り、鎧武・極アームズ、ドライブ・タイプトライドロン、ビルド・ジーニアスフォーム、グランドジオウなど最終フォームに多い印象があったので。この時点での能力てんこ盛りはゴースト・グレイトフル魂を思い出しますが、となると最強フォームは案外シンプル目になるのか、はたまた武器で3つ以上のケミーの力を同時に発動できるようになるとか?№1~10まで読み込むと各属性の最強技発動!みたいな。

 
 グリオンの野望は一旦潰えたかに見えましたが、冥黒の三姉妹……もとい姉妹の暗躍はまだまだ続く様子。一方ラケシスは鏡花の手助けをすることで、自分を守ってもらおうとしているのかな?

 そんなこんなでまた次回。
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仮面ライダーガッチャ―ド 第26話「悪意をハバム、漆黒の風(ウインド)」

2024-03-10 09:33:54 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャ―ド 第26話「悪意をハバム、漆黒の風(ウインド)」

 変身→CM→戦闘開始が定番だと思っていたので、ドライバー装着→CM→変身の流れはちょっと新鮮。

 さて宝太郎たちの実力をその身で知ったミナトでしたが、未だ彼らと行動を共にすることは無く。そんな彼を「先生」と呼び、助けを願ったのは何とラケシスでした。これまで敵対していたのに、グリオンが怖くなったから仮面ライダーたちに自分を守るように頼んで欲しいというのは虫が良すぎる話ではあるものの、素のラケシスが見られた感じがしてちょっと嬉しかったです。
 彼女の離反に対し「ラケシス……あれほど忠告したのに!」と変身を躊躇するクロトーと、躊躇がないアトロポス。やはりクロトー、ラケシスは互いの仲間意識が強めですね。逆にアトロポスの仲間意識の薄さは何なのか……
 にしても子供の変身も久々に見ますね。電王、キバ(ディケイド)、響鬼(ディケイド)でもあったなぁ……それにしてもアトロポスの声はドレッドのクールさと見事なベストマッチ。今後とも変身してもらいたいものです。

 そんな時に現れたのは、レベルナンバー10・ドラゴナロスを素材としたドラゴンマルガム。片割れであるガイアードを手中に収めるべく、りんねとスパナ、更にはアイアンガッチャードに変身した宝太郎すら圧倒。両腕を遠隔操作して戦うさまはかっこよかったですが、そもそも体への負担が大きい変身だから圧倒されるのも已む無しとは思いつつも、もうちょっと負担が体に現れて負ける感じも欲しかったかなと。
 絶体絶命の危機に駆け付けた風雅はギガバハムとクロアナの2体で仮面ライダーウインドに変身!「我が字」という言い方といい、めっちゃカッコいいんですけれども「ダークインフィニティー」「ブラックバハムート」から何か嫌な予感がしなくもなく……まぁ令和の父親ライダーは平成と比べると割とまともだし……というか、この力があるなら何で三姉妹に襲われた時に使わなかったんですかね?あるいは使えなかった?

 ケミーの力だけに頼ったドラゴンマルガムは退けられましたが……まぁ、あのアングルならそうなるだろうと思ってました(汗。
 また前回鏡花さんが「どうやってここに」と発言していた理由にも納得がいきました。やはり通常の手段では出られないからこそ、ああいった方法をとったのでしょうね。鏡花さんはどこまで彼の事情を知っているのかも気になります。

 そんなこんなでラケシスの行方も気になるところで、次回は強化変身!果たしてアイアンガッチャードの出番はこれで終わるのか。それともプリミティブドラゴンのように思いがけない活躍を見せるのか。そちらも気になります。
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