ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ポケセン悲喜こもごも

2023-06-30 07:55:05 | ポケモンシリーズ
ポケモンカードは!小遣い稼ぎの!!道具じゃねぇ!!!

 ……失礼しました。先日ポケモンセンターに行って「さぁ何を買おうか!」とワクワクしていると近くから残念な声が聞こえてきまして……買ったものをどうするかは本人の自由ですし、冗談かもしれませんが、少なくともポケセンの中で言うことではないと思うよ?

 
 まぁそんな悲しいこともありましたが、その後は大変楽しく買い物をさせていただきました。今回のお目当てはチョンチーのライトキーホルダーと、バチュルやデンチュラのぬいぐるみ。だったのですが、見つかったのはライトキーホルダーだけ。バチュル系統は人気なのかな?でっかいバチュルのぬいぐるみはありましたが、あれはさすがに持ち運び的な意味で購入が難しかったです(苦笑。
 で、そのライトキーホルダーは比較的最近出た商品だったためか、レジの店員さんも喜んでくださって、こちらとしても嬉しくなりました。あの絶妙な「チョンチーっぽい」光り具合、たまりませんね……!次はぜひともランターンを!

 あとは「サイコソーダリフレッシュ」と題されたヒトモシとー、ゲッコウガとハッサムのスリーブとー……うわ何このムウマのマスコット!良いなぁ!でもムウマはぬいぐるみが既にあるしなぁ……今回は、今回は我慢せざるを得ない……!
 おー、メイちゃんとジャローダのデッキケースも良い雰囲気ですねぇ。購入後に気づいたのですが、裏面のツタージャ時代のやり取りも良いけど、中に入っている仕切りに描かれたジャノビー時代の距離感が好き……!
 

 ……え、何このイーブイたちと花が描かれたデザインの商品の数々!?どう使ったら良いか分からんけど、片っ端から欲しくなるレベルで可愛いんだが!?でもそれはさすがに……せめて、せめてメモ帳だけでも!
 うわぁぁぁぁぁ!!!シャンデラの!シャンデラのライトなんてあったんだ!去年の10月発売ってことは、以前来た時もあったんかこれ!すげぇ欲しい!欲しいけど高い!……あー!バンギラスのぬいぐるみー!でかい!欲しい!でも買えねぇ!ちくしょう!
 チョンチーのぬいぐるみー!ニンフィアのスリーブ!……あー!サイコソーダリフレッシュのピカチュウも良いなぁ!……メ、メリープのモップ!?そりゃもこもこしてるけれども!汚れていくメリープとか可哀想で使いづれぇ……!あ、でもメリープを汚さないためにも部屋を奇麗に使おう!っていう発想にはなるから、ちょうど良いのかもしれん。
 
 
 ……えー、といった感じで悲しい出来事を忘れるぐらい、その後はひたすらに買い物を楽しんでおりました(笑。以前にも書きましたが、周りのお客さんの会話や買っているものを見聞きするのも割と楽しいんですよね。その人が好きなポケモンに対する想いを聞いて、私もそのポケモンが欲しくなることがしょっちゅうです。
 あーやっぱり良いなぁポケモンセンター。本当に楽しい。楽しすぎて時間が経つのと金が無くなるのも忘れてしまうくらいに楽しい。徒歩圏内にあろうものなら、年がら年中通ってお金がいくらあっても足りなさそうなので、改めて近くに無くて良かったなと思ってしまいます(苦笑。


 そんなこんなで久々のポケセン、堪能させていただきました!なおご当地土産は殆ど買ってない模様。今回は「殆ど」だから。一応買ってはいるから。ウマ娘関連だけど(笑。
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スマホの使い道

2023-06-29 08:10:35 | 日々の生活
 先日スマホを忘れたまま仕事に出かけまして。しかし私用のスマホを忘れたところで業務に支障はなく、外出に際しても同僚のスマホ経由で連絡をもらえばいいだろうと、そう思っていました。

 実際、連絡手段そのものには困りませんでした……が、問題は別にありました。
 会話の中で「私、気になります!」と感じたことがあればすぐにインターネットで調べるクセがついていまして。その時得た知識が日常生活や業務上役立つものばかりとは限りませんが、それでも会話の幅を広げる手助けにはなるわけで。
 で、そういった「気になることをすぐに調べられるツール」としてスマホを利用していたということを、先日忘れた際には嫌というほど思い知らされましたね。まぁモヤモヤするのなんの!(笑。家に帰れば忘れてしまう、それぐらいの興味ではあるものの、その時のモヤモヤといったらなかったですね。推論を導き出せるものもあれば、全く分からんものもある。とにかく答えを出したい。なのに出せない……あのモヤモヤは二度と味わいたくないですね。

 そんな感じで検索ツールとしても利用している今日この頃。ただこの利用方法、一部あまり役に立たない時もありまして……それが体調不良の時です。気軽に検索しただけなのに「放置は危険!」「早期発見がカギ!」とか並ぶと怖いんだって……で、病院行ったら結局何でもなかったってことも多々ありました。なので体調に関してはあまり調べないようにしています(苦笑。食生活と運動習慣見直して、それでもだめなら病院行って、直に診てもらおう、うん。注意喚起という意味では正しいんでしょうけどね……

 
 いやしかし、普段何気なく検索してましたが、思っていた以上に検索ツールとして、私の知りたい欲を満たしてくれていたんだなぁ、スマホ。助かる助かる……
 で、今何時?腕時計も持ってきてなかったから時間が分からんのだが?同僚と別行動中なんだが?街中・店内で時計ってどこにあるの!?時計!時計はどこ!……で、時計を探して待ち合わせに遅れかけるという、謎行動をしてしまった今日この頃でした(苦笑。腕時計、つけよう。
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週5でチャングム

2023-06-28 07:14:34 | テレビ・映画・ドラマ
 現在BS日テレで再放送中の「宮廷女官 チャングムの誓い」が大詰めを迎えております。月~金と週5話ずつ放送されているので、全54話でもあっという間の終盤です。でも序盤見逃したので、もう1回やってくれませんかね(笑。

 以前書いたとおり2006年頃に見てはいたものの、久々に見ると新鮮な驚きが随所にありました。

 中でも特に驚いたのは医女編における先輩・ヨリの存在です。最初は「見習いであるチャングムたちの意見も聞いて精進しようとする立派な先輩」という印象だったのですが、話が進むに連れてチャングムをあの手この手で貶めようとしてくる強敵になるとは夢にも思いませんでした。料理人時代にも嫌がらせはあったものの、近くにハン尚宮やヨンセンなどの理解者がいました。が、ヨリは周囲からの信頼も厚く、下手に反論すればチャングムの方が追い込まれてしまいます。
 普段は温厚なチャングムも我慢の限界。ヨリに怒りを顕わにしたものの、傍から見ればチャングムがヨリに辛く当たっているように見える構図……それを目撃したのがチャングムの師の一人・シン先生というのが何とも辛かったです。そして疫病?発生時におけるヨリの行動は言うまでもなく。どんどん孤独に追い込まれていき、心を折られそうになるチャングムは見ていられませんでした。まぁ、そこから逆転するからこその楽しさというのもありましたし、ヨリの意外な素性も明らかになった時の驚きも楽しめました。

 また、序盤からチャングムや師匠ハン尚宮と対立していたチェ尚宮の最期は印象的でしたね。
 一族を重んじ、地位に執着し、囚われの身となってもその目は死なず、絶体絶命の状況に陥っても毅然とした態度で状況を打開しようと試みたチェ尚宮。苛烈に生き続けた彼女の末路は、どこか寂しさや儚さが残るものでした。様々な敵を作り、葬り続けたチェ尚宮ですが、最初に手にかけてしまった人物がよりにもよって……だっただけに、ここで引き返したら彼女を殺した意味すら失われてしまうと考えてしまったからこそ、ああも苛烈だったんだろうなと。
 ハン尚宮とは対立こそすれ、最後は共に弟子を助けようと試みるなど、同じ志を抱いたところもあったでしょうに……最後に彼女の脳裏によぎったのが幼い頃の楽しい記憶だったのは、彼女も戻れるものなら戻りたいと、ずっと願っていたのかなって……そんなチェ尚宮がいなくなったことを寂しく思う人物の一方で、決して許されないことをしたと怒りを顕わにする人物も描写されたのは好印象でした。如何に最期が寂しいものだったとしても、それで彼女の行為を美化してはならないのだと認識させられましたね。

 あとは……時代や場所が影響しているのかもしれませんが、それぞれが真意を胸にしまってしまう場面が多々あったなと。言いたくても言えない。下手に何か言えば地位や命に関わってしまう。それが例え今の価値基準から考えれば正しいこと、真っ当なことに思えても、劇中ではそれが許されない。
 それはチャングムに限らず、王様も同じこと。現在は王様が自身の意思を貫こうとしても、部下や母(皇太后)からの誤解や反発を受けてしまい、思うようにいかないもどかしさも描かれています。

 自身の誓いを果たすには、一人では成しえず、様々な人々の協力や理解を得ることが大切。しかし正しいことを貫くのは難しく、目の前には権力や常識、慣例が立ちはだかる。そうした中で如何に理解者を得て前へと進んでいけるか……そういったことが描かれていた作品だと感じました。
 残り2話。堪能させていただきます。


 ……しかし、1日1話ずつ見ていると、主題歌の脳内ループの機会も増えますねぇ……家事をしながらつい口ずさんでしまいます(苦笑。
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悩んで、悩んで、スルー

2023-06-27 07:46:59 | 日々の生活
 10年前にも似たような記事を書いてますが、私自身すっかり忘れているのでセーフです(苦笑。

 さて、たまに職場で「どこそこに行ってきたお土産です」と、お菓子などをいただく機会があるのですが……あれもセンスいるよなぁと。

 職場の人数に見合った個数のお菓子にするか、それとも切り分けることを前提としたお菓子か。1人あたりの個数や好み、アレルギー。そもそも自分が食べたいものか否かも重要……あーでもない、こーでもないと散々悩んだ末に、いつの頃からか私は一切お土産を買わなくなりました(苦笑。頼まれれば買ってきますが、それ以外は買わないというか、決め切れないといいますか……そりゃ売られているものならどれもこれも美味し……うん、まぁ一部例外はあったけれども。生涯二度感じた「まずい」もののうち、一つは普通に売られているものだったけれども。
 それでも大抵は満足できる味のはず。となれば、どれを買っても間違いではないと思いますが、それでも「これだ!」と決め手に欠けてしまいます。多分試食したところで「私は美味しいと思うけど、他の人はどうか分からん」と理由をつけて買わないでしょうね(苦笑。

 好きなお菓子こそあれ、あれは「人からもらう特別なお菓子」であって「自分で日常的に買うお菓子」ではない。食べたことの無いお菓子に自ら挑戦する度胸はないため、自分用のお土産も買わない。むしろ、あれだけの数のお土産屋さんの中から、みなさんよく「これだ!」という一品を選べるなと不思議に思います。

 それでも悩んで悩んで、どうにか買ったものが美味しいと喜んでもらえると嬉しいもので……そういったものはもう一度買っても良いかなと思いましたが、問題は名称をちゃんと覚えていないということですね(汗。たくさん種類のある中の一つだったので、パッと出てこない……

 
 そこまで難しく考えなくても良いのかなとも思いつつ、それでもあれだけの数を目の前にすると考え込んでしまう今日この頃でした。


 ……え?ここポケセンあるの?やったー!何買おっかなー!……と、お土産となるとさんざん悩むくせに、ポケセンに入った瞬間、何も考えずに「とりあえず買う」ことが確定するこの単純さ(笑。
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記憶喪失ハンター生活

2023-06-26 07:56:43 | アニメ・ゲーム
 先日、知人との会話。
「アルさん、MH4やりましょう!」
 おー。モンハンかー。サンブレイクはぶっちゃけメル・ゼナ倒して満足しちゃって、その後の追加コンテンツは殆ど触れてないんですよね。左スティックも最近自分の意思で動くことが多くて限界感じてるけど、それでも良ければ……待って、今、何て?

「MH4やりましょう!」
 ……4⁉4GでもXでもXXでもなく、MH4!?2013年に発売されたMH4!?……まぁソフトは手元にあるから良いけども。
 えーと拡張スライドパッド、スライドパッド…あった。新しい電池入れて…つながったつながった。あとは本体更新もして……

 というわけでサンブレイクに知らないメル・ゼナが出た今日この頃。何故か3DSを引っ張り出してのMH4での狩りが始まりました。まさか3DSのモンハンに帰ってくるとは思いもしませんでした。帰るにしても未だ集会所のラスボスを見ていないMHXXだとばかり。
 とはいえ、昔も今も変わらず双剣一筋。故にあっという間に操作感を取り戻せ……えっと、鬼人化どうするんでしたっけ(汗。あれ、こんなにスタミナ減るの早かったっけ。どこからどう繋がるんだっけ?あ、千里眼飲まないとモンスターの位置分からんわ……あとホット(クーラー)ドリンク忘れてたわ……

 いやー10年経てば色々変わるもんですね!(汗。その間もちまちま遊んでいたとはいえ、今とこうも感覚が違うとは思いませんでした。何年か前にMHP2Gを久々に触れた時ほどではないにしろ、動きが今とだいぶ違うことに驚きました。最近だとより一層ハンターの動きが早くなっているように感じます。幸い下位だったため、上位武器と防具でゴリ押せましたが、この先も誘われたらどうしよう……
 今は使わなくなったアイテムたちを使ったり、エリア際で戦う時のじれったさなどなど、便利になった今では味わえない感覚を久々に楽しませていただきました。しっかし本当に懐かしい……当時のプレイヤー名は今でも変わらぬ推しの名前だったことから、あの子を推し始めて10年経ったんだなとも感じた今日この頃でした。


 ……で、この弓装備は一体誰を狩るために作ったんですか、私。使った記憶が全く無いのだけれど、ギルドカードだと4回使ってるんですよね……分からん……
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2023年の宝塚記念を見た話

2023-06-25 16:08:22 | 芸能・スポーツ
 ということで今年も宝塚記念の季節がやってまいりました。応援するのはもちろんイクイノックス!最早キタサンブラック産駒という理由は必要なく、彼の圧倒的な差しor逃げを見せて欲しい!レートやオッズも関係なく、ただ彼に勝って欲しい!

 さぁスタート……え、結構後ろの方じゃない?差しっていうか追込のようにも思えるんだけど、こんなに後ろで大丈夫なんか……?にしてもレース映像見やすくて助かりますね。ともあれ頑張れ、頑張れ……大外!?いけるか!?行け!行け!行ってくれ!誰か(スルーセブンシーズ)来てる!ヤベェ!踏ん張れ!頑張れ!……

 イクイノックス大勝利!いやー最初はどうなることかと思いましたが、最後はクビ差で1着勝利!信じてはいましたが勝った瞬間は安堵に包まれました。にしても本当に強いですね、イクイノックス……ドバイで逃げっぽかったから今回もそうなんかなと思ったら、最初は後ろから2番目で、そこからでも差せるとかすっげぇなぁ……今後はどの位置につけていても大丈夫だと安心できそうです。
 また、2着のスルーセブンシーズも後々映像を見直すと最終直線で前を塞がれたかな?と思ったら抜けてきての2着は割と怖かったですね。これまであまり気にしてきませんでしたが、今後は注目していこうかと。

 ともあれ、イクイノックスが無事に走り終えてくれて一安心。去年の今頃は皐月賞、日本ダービーと惜しいレースが続いて悔しかったのですが、その悔しさも最早懐かしさすら感じます。このまま行けるところまで行って欲しいですね!
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王様戦隊キングオージャー 第17話「王は逃げない」

2023-06-25 13:58:29 | 王様戦隊キングオージャー
王様戦隊キングオージャー 第17話「王は逃げない」

 拳銃と印籠の欲張りセットのモルフォーニャさん好き。


 さてラクレスが結んだのは「人類とバグナラクの和平」ではなく「シュゴッダムとバグナラクの休戦協定」。シュゴッダムを「人類」として扱うばかりか、和平の証として「一撃将軍」と呼ばれたバグナラク側の英雄・ダイゴーグを復活させる技術まで提供したとのこと。力が手に入るなら地獄の悪魔にでも魂を売ると宣言する彼を前に、ジェラミーですら言葉を失ってしまいましたが……もしやラクレス、他国を全部シュゴッダムに吸収することでチキュー全土を「シュゴッダム」とし、「シュゴッダム=人類とバグナラクの和平」を遠巻きに実現するつもりなんでしょうか?

 そんな目的があるかどうかは定かではありませんが、ヤンマがダイゴーグを前に窮地に陥った際には彼を助ける機会を与えていたように見えましたし、ダイゴーグの一撃が振るわれた後は無理に笑っているように見えましたし、ギラが駆けつけた時の表情は「よりにもよって今!?」的な雰囲気も感じました。
 次回兄弟対決が描かれるようですが、果たしてラクレスの真意はどこにあるのか……


 一方のジェラミーはといえば、リタから誰もが一人では無力だからこそ力を合わせるという「退屈な説教」をされたことがきっかけで、人の意見に右往左往されている状況に気がつき改めて「全てを統べる王」として行動を開始。レジェンドキングオージャーとゴッドタランチュラの合体も披露されましたが、今回は糸に操られての強制合体故に、合体解除しかける場面があったほか、頭部も通常のキングオージャーのままでした。こういった未完成版って何か良いよね……プロトタイプとか試作機は、完成品とはまた違う胸躍る魅力があると思うんだ。

 次回はギラがパワーアップ?クワガタオージャーながらもマスクが「コーカサスオオカブト」っぽいの、良いですねぇ……!

 
 ところで、いつもうるさい(誉め言葉)ゴローゲさん。「ラクレスの演説シーンで、いつも通り感極まって叫びだすんだろうなぁ……」と思ったら不在でした。いたらいたで「うるせぇ!」、いなけりゃいないで「出てこい!」ってなるの、本当に何なんすかね、ゴローゲさん。
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仮面ライダーギーツ 第41話「創世Ⅲ:漆黒の将軍」

2023-06-25 13:15:24 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第41話「創世Ⅲ:漆黒の将軍」

 ジットの猛攻で思い出すのは「仮面ライダーカブト」終盤に登場した乃木。ガタックを容赦なくボッコボコにするシーンは今でもたまに見たくなるくらい、敵ながら惚れ惚れするカッコよさでした。


 さて大智が仕掛けたパラサイトゲームにおいて、ステージ2への移行は時間ではなく寄生したジャマトの数に由来するもの。故に寄生直後に倒せば良いというわけでもなく、寄生された数が多かった時点で現状手出しが出来ない。おまけに外見はステージ1・2ともにポーンジャマトであるために区別がつきづらいというのが更に面倒くさいですね。しかも消えた人々は木の養分になっているようで、人面樹と化している描写まで……悪趣味極まってんなぁ……多分、あの木に生えた実が人間の記憶何でしょうね……「知恵の実」とはよくいったもので。

 英寿は救う手立てが見つかるまでは手を出さないことを選択しましたが、一方の道長は犠牲を払ってでもジャマトを倒し続けていました。とはいえ道長自身、覚悟が決まりきったわけではなく、たびたび沙羅の幻影に苦しめられる様が見られました。ここら辺は「仮面ライダー鎧武」で兄・貴虎を手にかけてしまった弟・光実を彷彿とさせられます。「ミッチ」と「ミッチー」で相性が似ていますね。
 他人には強がって見せるものの、内心穏やかではない道長。そんな彼の前に現れたのはケケラにそそのかされて、復讐の鬼と化した景和でした。世界平和も姉のためだったことも明かされ、姉がいない今となってはそれを願う意味すら見失ってしまうほど。昨年冬に公開された映画「MOVIEバトルロワイヤル」において、影を背負った景和が描写されていましたが、それが今回の景和に繋がっているのかなと。

 本作における「仮面ライダー」は「理想の世界を叶える戦いに参加する権利を得た者」であり、数多くの仮面ライダーが誕生してきました。しかし、ここに来て祢音のように「願っても簡単になれるものではない」存在として描かれるとともに、道長のように「犠牲を払ってでも戦い続けなければならない者」という負の側面も描かれ始めたのは面白いですね。
 そんな中で景和はツムリの力を利用して「大事な者を奪われた復讐のために戦う者」として仮面ライダータイクーン・ブジンソードへの変身を果たすことに。これこそがケケラが望んだ「仮面ライダー」なんでしょうね。確か仮面ライダーV3も家族を奪われたんでしたっけか……立場だけならウェザー・ドーパントに家族を奪われた仮面ライダーアクセルが近しいかなとも。

 鞘を捨てたことから最早景和の復讐の刃が止まることは考えられず。容赦ない攻撃で道長を追い詰めていく様は正直カッコよすぎましたね(苦笑。画面が黒く塗りつぶされる描写、待機音、黒マント、全部がカッコいい……公式サイトによると、この上各種レイズバックルのデュアルオンまで可能とのこと。ビートバックルを使ったら和楽器が武器になったりするんでしょうか?
 しかし元凶は道長じゃないのに、彼を狙うのはやや筋違いな気も……と思いきや、大智も倒す模様。そこで終わるとも思えず……ラスボスは彼ですかねぇ……

 「誰もが幸せになれる世界を創るために、仮面ライダーは戦っている」何とも皮肉なナレーションが流れたところで、また次回。 
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ひろがるスカイ!プリキュア 第21話「ひろがれ!知識の翼」

2023-06-25 12:20:48 | ひらがるスカイ!プリキュア
ひろがるスカイ!プリキュア 第21話「ひろがれ!知識の翼」

 プリキュアになったことで空を飛ぶ夢を叶えたツバサくんでしたが、それ故にこれまで学んできた努力が無駄になってしまったようにも感じ始めていました。そんな彼の悩みにいち早く気がついたのが、あげはさん!ではなく、彼と最も付き合いの長いヨヨさんでした。未だ「少年」と呼び続けるあげはさんとの交流を深める機会にもなるかなと思いましたが、敢えてのヨヨさんというのが良いですね。

 今はエルちゃんをお守りするという役目があるものの、大人になったら一人だけひなたぼっこしているのでは……そんな心配にかられた彼とソラちゃんたちはヨヨさんの野菜畑に連れていかれ、そこでツバサくんは、知識が繋がり広がっていくことを知ることとなりました。
 ……分かる、ヨヨさんの気持ちは凄くよく分かります。「これを知りたい!」という明確な目標がある時もあれば、そこから派生して最初は興味が無かったことも調べ始めてしまうんですよね。しかも今では手軽に調べられる端末が手元にあるので猶更です。私は会話の中でも知らないこと、疑問が出たらすぐに調べるようにしています。それがどのように役立つかは分かりませんし、ひょっとしたら使わないまま過ぎていってしまうことかもしれませんが、今回のツバサくんのように「空を飛ぶために学んでいたことがランボーグ退治に役立つ」なんて思いがけない広がり方もするかもしれませんから、どんなことでも学んで損することはないのでしょう。

 知りたいという種が芽吹いて綺麗な花を咲かせる。その花が種を残し、新たな花を咲かせ続ける……故に今回のプリキュアはこころの花を守り続けたプリキュア・キュアブロッサムだったのでしょうね。上手いこと本編とプリキュアをリンクさせてくるなぁ……

 また、個人的に印象に残ったのはツバサくんからもらった模型を、ヨヨさんが畑に使っていたと知った時の会話シーンです。ツバサくんとヨヨさんのアップではなく、敢えてましろやあげはさんも映しているのが「二人の思い出」が「みんなの思い出」に昇華されている感じが好きというか、二人だけの空間にしないのが凄く良いというか……とにかく好きなシーンです。


 中辛も甘口も食べようとするソラちゃんが可愛かったところで、次回はシリアスな予感。バッタモンダーの隠し玉は、闇落ちしたシャララ隊長、あるいはランボーグ化した彼女ではないかと考えていますが、果たして……もしかして次回ソラちゃんの「堪忍袋の緒」が切れてしまうことを暗示してのキュアブロッサムでもあったのかな?
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ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ 第20話「四人目の物語~バディゴー~」

2023-06-24 07:02:50 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ 第20話「四人目の物語~バディゴー~」

 今回は四人目のトライスクワッドであるヒロユキと初めて一緒に戦った時のことを振り返り、タイガは自身のデータを入手することに。一瞬ヒロユキのカードが出てくるのかと思いました(笑。

 そんなわけでウルトラマンタイガ第1話を振り返ることになったのですが……あれこれ唐突に感じる部分が多かったですね。以下、カッコ内は当時の私の感想の引用です。

「マザーザンドリアスが子供を守ろうと必死になるシーンは良かったですし、過去作で強敵だったっぽいゼガンが新怪獣ヘルベロスに瞬殺されるシーンなんかは、タロウ1話におけるオイルドリンカーとアストロモンスを彷彿とさせてくれます。」
 ヤングマザーザンドリアスだとは思わんかった……怪獣の名前出してくれるのは割と助かってます。 


「また、個人的にはようやく変身シーンがここまで短くなってくれたか!という嬉しさがあったりします(苦笑。前口上があったらあったで盛り上がるとは思うんですけど、さすがにロッソとブルは長かったかなって・・・」
 てことはR/Bの1話は見たんですかね、私。比較対象に出しているのはロッソ&ブルですが、内心ゼロビヨンドの初回変身の長ったらしさにも辟易していたと思います(汗。


「変身者であるヒロユキも、変身中はオーブの力を宿したオーブレットを使うシーン以外では映っておらず、ギンガあたりから感じていた「ロボットを操縦しているみたい」という印象は殆ど感じられませんでした。正直、あそこもタイガが「オーブ先輩、力をお借りします!」と言って、ヒロユキではなくタイガが自らオーブレットを召還しても良かったのではと思ってしまいました。本当、中の人映されるのが苦手でして・・・」
 今も昔も変わらず苦手なインナースペース描写。ギンガはギンガ自身の人格があまり表に出てこない分、余計にそう感じてしまいましたね。なおこの後のタイガトライブレードの描写であーだこーだ言うとは、この時はまだ知らず……


「同僚のホマレも宇宙人っぽかったり、社長も何かと事情通っぽい感じではありましたが、まだそんなに出番が多くないためか、キャラクターの魅力はイマイチ伝わりづらかったです。ヒロユキも普通に主人公してるなーぐらいの印象しかなかったですし、取り立てて話が面白いかと言われるとそうでもなく、故に「普通」に落ち着いてしまいました。まぁ1話だし、これからどんどんキャラクターのことも分かってきて、色んな話も描かれていくことでしょう。」
 なんか……こう……ゴスロリっぽい服を着た人と、ナックル星人と、タッコングはうっすら覚えてる……正直同僚の名前一人も思い出せんかったし、どんな話があったかもピンと来ない……(汗。
 1話のヒロユキが真っ当に主人公し過ぎていて、これといった個性が感じられなかったという感想は今でも変わりません。王道は良いことなんですけどね。


「で、色々と物語を引っ掻き回しそうなトレギアはタロウとは既知の仲のようで。タロウと接する時だけ普段の余裕ぶった口調から感情をむき出しにしているあたり、因縁深そうですね。ウルトラダイナマイトのトレギア版っぽい技も見せていましたから、彼もウルトラ心臓持ちか、はたまたメビウスブレスのようなアイテム持ちなのかなーと。」
 結局ウルトラダイナマイトっぽい技は何だったのか……あと、トレギア関連は並行同位体とはいえ、UGF版の方が割と好きだったり……

「そんなわけで感想が「普通」から始まった私のウルトラマンタイガ視聴。今回は最後まで見続けられるといいのですが、果たしてどうなることやら・・・」
 結局最後まで見たことは見たものの、作品自体はあまり好きにはなれなかったものの、その後の活躍でタイガらトライスクワッドの評価は上がりつつあるといったところに落ち着いています。もっと相棒感マシマシでウルトラマンたちとの交流なんかも描いて欲しかったですね。


 そんなこんなでこちらも当時の記憶を振り返ったところで、次回はゼロのターン。
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