ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」を見て

2019-05-31 13:00:08 | 特撮
 映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(字幕版)を見ました。

 2014年にゴジラがサンフランシスコにてムートーと戦ってから5年の月日が流れていた。
 巨大生物の調査にあたる組織「モナーク」の一員であるエマと娘のマディソンはモスラ誕生に立ち会い、興奮するモスラを「オルカ」と呼ばれる装置でなだめることに成功する。だがそこへ謎の武装集団の襲撃に遭い「オルカ」ごと連れ去られてしまう。
 一方、エマの元夫であるマークは、モナークの芹沢博士らから2人の危機を知り、一路南極へと飛ぶ。だがそこには恐ろしい現実が待ち受けていた・・・



 ・・・えー、まずはこちら。私が2週間ぐらい前に書いた記事になります。チラッと読んでみてください。
はや5年と3年と15年
 ・・・読んでいただけたでしょうか?読んでない?まぁ、何が言いたいかというと、つまり・・・


「久々のモスラ、ラドン、キングギドラ復活とはいえ、どこまで盛り上げてくれるのか半信半疑な部分があります」とか言ってすいませんでしたー!!

 いやー、めっちゃ盛り上がりましたね!字幕だと「水爆実験でゴジラを目覚めさせた」となっていて「前と話が違う・・・」と思っていたらパンフレットでは「核実験と称してゴジラに攻撃を続けた」となっていて、結局どっちなんだよと思ったり、めちゃくちゃ重要な例のアレが唐突に出てきてあっという間に出番が終了したり、已むを得ないかもしれないけれども、それに頼っちゃうかー・・・と、難色を示さざるを得ない部分もいくつかありましたが、2014年のハリウッド版ゴジラに比べたら余程楽しめる内容でした。

 基本的には「ゴジラ強い!キングギドラめちゃくちゃ強い!ラドンめっちゃカッコいい!モスラマジ神々しい!エマの発想ヤバイ!」といった感想になります。

 まずはゴジラ。相変わらずデザインには慣れませんが・・・まぁ2014年版1回しか見てないから慣れるも何もないのですが・・・「出たと思ったら場面切り替え」だった2014年版とは異なり、今回はたびたび姿を現してキングギドラと激しい戦いを繰り広げてくれるので大満足です。特にラストのアレはヤベーイ!出来ればアレじゃなくて口からの熱線も見せて欲しかったですが、アレはアレでとても迫力があってカッコよかったですね。
 初代における仇敵・芹沢博士との関係性にも注目です。

 ゴジラの宿命のライバルであるキングギドラは、出てきた当初は「あー、また誰かに操られるのかー」と、いつものキングギドラかなーと思っていたら、これがまぁ強いのなんの。やることなすことスケールが凄まじいことになってます。口からの引力光線はもちろんのこと、ゴジラに負けず劣らずのパワフルさを誇っており、翼をまるで前足のように使ったり、防御にも使ったりと、ド迫力の戦いを見せてくれました。
 「モンスター・ゼロ」の呼び名やその出自なども含め、かつては「金星を死の星に変えた」とされていた怪獣の本領発揮といった感じです。

 そしてラドン!これまでとはちょっと違う立ち位置での登場となったラドンですが、出現シーンからの一連の流れが恐ろしくカッコいいです。失礼な話ですが、ラドンってこんなにカッコいい怪獣だっけ!?と思ってしまうくらいに威圧感が凄まじく、まさに「空の大怪獣」の名に相応しい活躍を見せてくれました。まぁ、出来ることなら終盤ももっと活躍して欲しかったかなとも。

 これまで以上に蛾の怪獣っぽくなったモスラ。幼虫のシーンに関しては「王蟲かな」と思いつつ見てましたが、成虫になった時の神々しさに、いつもの歌が流れた瞬間はグッとくるものがありましたね・・・
 成虫になるとこれまで用いなかった攻撃方法を繰り出していたのも印象的です。


 さて今作。正直2014年版のゴジラを見ていなくても、単品で十分楽しめる内容だとは思います。が、見たところ過去作品を意識したかのようなシーンもチラホラ見受けられました。
 実際に意識しているかどうかは定かではありませんが、個人的には「ゴジラ」「怪獣大戦争」「怪獣総進撃」「ゴジラVSキングギドラ」「ゴジラVSメカゴジラ」「ゴジラVSデストロイア」「モスラ3 キングギドラ来襲」「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」「ゴジラ FINAL WARS」あたりを見ておくと「ここってこのシーン?」と感じられて、より楽しめるかなって。

 
 ストーリーも普通に楽しめましたが、どうやら今作では決着がつかない模様。スタッフロールの前も後ろも見逃せない情報が詰まっていますので、ぜひ最後まで映画館で楽しんで欲しい映画でした。いやー、良いもの見られた・・・
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いるような気がするけど多分いらないもの

2019-05-31 07:15:20 | 日々の生活
 気づけば10連休から早1ヶ月が経ったわけですが、その間に実家でいるものといらないものを区別していました。

 比較的最近買った漫画やフィギュアに関しては、多少迷いつつも整理はサクサクと進むのですが、問題は学生時代の教科書やノートの類でした。
 明らかに漫画やフィギュアに比べると、卒業以来、こうした整理の機会でもないと見返さない代物であり「いらないもの」枠なのかなとも思うのですが、手にとってパラパラとめくると「あぁ、このノート使ってたなぁ」とか「この教科書の感じ好きだったなぁ」とかの思い出が蘇ってくるんですよね・・・なまじ時間が経っているだけに、ついつい思い出深く振り返ってしまうため、捨てられずにいました。

 とはいえ、いつまでも持っていても使わないのもまた事実。ならばと思い切ってあれこれ捨てることにしました。普段絶対に使わないものですし、実家に帰っても触れないものではあるものの、どこか寂しい気がするくらいには、思い出が詰まっていたんだなぁ・・・と。

 ・・・まぁ、国語の教科書とかは残してあるんですけどね!(苦笑。数学や理科はまぁまず見返さないだろうと思いましたが、国語だけは何となく勿体なくて捨てられませんでした。いつか話のタネとして使う時が来るかもしれませんしね。あと通知表とかー、大学時代のテキストとかー、歴史の資料とかー・・・意外と残ってしまいました(汗。

 今後もまた整理の機会はあるかと思いますが、読まない、遊ばないからといって「いらない」と判断できるものばかりではないなと改めて実感したゴールデンウィークでした。
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映画館で見られたら

2019-05-30 07:14:53 | 日々の生活
 そんなこんなであっという間にゴジラ映画が明日公開となりました。

 今でこそ自分の足で映画館に行くことが出来ますが、昔は映画館といえば親がいなければ行けない場所でしたね。子供1人で行けない距離ではないものの、映画館までは親に連れて行ってもらって、映画そのものは一人で見ることも多かったです。見たい映画がドラえもん!ポケモン!ゴジラ!デジモン!コナン!みたいな感じでしたから(苦笑。

 そんなわけで家には見た記憶が殆ど無いけどVSキングギドラ、VSモスラのパンフレットがあり、映画館に行ったという記憶があるVSメカゴジラ、スペースゴジラのパンフレットもあるわけですが・・・ねぇ、何で当時の私はその流れでVSデストロイアを見てないの?平成モスラ三部作とかゴジラ2000は見たのに、何でVSデストロイアだけ見てないの?・・・そっからFINALWARSまでご無沙汰してたのは、まぁ同時上映の影響もあるなぁと(汗。

 とまぁ、それはそれとして、何故VSデストロイアだけ見ていなかったのは私自身よく分かっていません。何でだろうなぁと思いつつ、手元の超百科でよくよく上映年月日を見てみると「1995年」という数字が。
 ・・・多分「ゴジラ死す」に恐怖を感じて見なかったか、それとも巨大な昆虫みたいなデストロイアのポスターが怖かったか、どっちかでしょうね・・・どうも私は小さい頃、ゴジラ映画は好きだったものの、いざゴジラ関連のイベントでゴジラを見ると怖がっていたそうで。となれば、普段と違う体の各部が赤く発光しているゴジラに恐怖を感じてもおかしくありません。多分。

 
 以前ゴジラ映画のリバイバル上映、なんてのもありましたが、その時は体調を壊して映画館に行けなかったんですよね・・・勿体ないことをしました。幸い、別のリバイバル上映を見る機会には恵まれましたが、そちらはお客さんがうるさくてね・・・上映中にガサゴソと袋を開けるのマジやめて・・・


 ともあれ、明日は久々のゴジラ。楽しめたら良いなぁ・・・
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仮面ライダー555 第6話

2019-05-29 07:49:07 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー555 第6話

 戸田の手によってスネークオルフェノクとなった男・海堂直也。目を覚ました海堂は自身がオルフェノクになったと知らぬまま、会社の面接に出かけてしまう。しかし面接の最中、海堂は鋭敏になった自身の聴覚と嗅覚に気づかされることとなり・・・
 一方、真理の父親に会うため、何とかスマートブレインに潜り込もうと画策する巧と真理。2人はIDカードを奪って中に入ろうと考え、その相手として選んだのは他ならぬ木場だった・・・


感想
 巧⇒免停中。他人のIDカードを奪ってスマートブレイン社に潜入しようとする。木場のIDカードを盗むべく、車の鍵をこじ開けようとする。
 真理⇒巧の作戦に同意。嘘の設定と嘘泣きで木場や管理人の同情を誘う。
 啓太郎⇒スーパーの店内で自身の店の宣伝活動(ビラを配る)を行い、警備員に追いかけられる。
 
 ・・・今回、登場人物みんな警察の厄介になることしてません?(汗。木場と結花はまともかと思いましたが、そもそも人を殺しているわけですし・・・うーん、登場人物みんな癖が強いというか、明確に正義と悪が別れていないというか。こういったのも面白いとは思いますが、今だと「子供の教育に悪い!」とか言われそうですね。当時も言われていてもおかしくないとは思うけど。
 
 そんな話の中でも、巧が「世界中を真っ白に洗ってみんなに幸せになって欲しい」という啓太郎の夢を「いや、良い話だよ。ちょっとな・・・」と認めたり、その会話の後で「なぁ。いつか俺もシャツの一枚くらい洗えるようになるかな」と啓太郎に問いかけたりと、巧が他人の夢を羨み、巧にも夢が芽生えかけているのが感じ取れる良いシーンもありました。
 相変わらず言い争いやトラブルが耐えない3人組ではありますが、少しずつ親密になっていく感じもまたいいですね。


 そんな第6話は、巧たちと木場たちが何かしらの形で接点を持つことにもなりました。巧と真理は車上荒らしの件で木場と出会い、真理は木場の優しさに惹かれた模様。ただ嘘泣きの後だったので、詐欺師が次のターゲットを見定めたかのようなシーンにも見えてしまったのが何とも(汗。
 啓太郎はビラ配りの最中に海堂とぶつかり、その直後結花の携帯電話を拾うことに。ここでメールの1通でも送っていれば、また違う運命が待っていたりしたのでしょうか・・・

 そして自身の力に気づいてしまった海堂は、ただの人間でいることに飽き飽きしていたといい、これまで自分を馬鹿にしてきたやつらをぶちのめすべく、一人夜の街へと出向くことに。木場と結花とは全く違うタイプというのも面白い。
 自分を襲ってきた殺人犯を返り討ちにしていたところへ、偶然巧と啓太郎が通りかかり戦闘に。海堂にしてみれば一応正当防衛(過剰防衛?)っぽい感じではあるものの、そうとは知らない巧たちからすれば、単にオルフェノクが人間を襲っているようにしか見えない。
 加えてそこに、木場がホースオルフェノクになって割り込んできたものだから、さぁ大変。これからますます人間関係、ファイズとオルフェノクたちの関係がこじれていきそうな気がしますね・・・


 にしても、今回は戦闘シーンが終盤ちょっとだけ。それでも話が面白いので十分に見ていられるのですが、仮に今の時代に555に限らず、過去作品が放送されていたらどうなっているのだろうと考える時があります。
 戦闘でいえば、前半でも1回戦っていたんじゃないかとか、ここの表現はこうなっていたんじゃないか、序盤からもっと沢山のアイテムやフォームが出ていたんじゃないか、ベルトが凄まじくやかましくなっていたんじゃないか・・・いずれも仮の話でしか無いですが、そんなこともふと思ったところで、また次回。
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アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 第48話(4期9話)

2019-05-28 22:17:38 | 2019年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 第48話(4期9話/CLIMAX SEASON 9話)

・ふれふれまゆ(劇場第723話)
 明日から仕事で撮影旅行の佐久間まゆは、星輝子と森久保乃々から「てるてるぼうず」とは逆の「ふれふれぼうず」というのがあると知り・・・

・素直な気持ち(劇場第8話)
 北条加蓮は、神谷奈緒に傘を忘れたプロデューサーをお迎えに行ってはどうかと提案し・・・

・幸せのひととき(オリジナル)
 風でかさが飛ばされてしまった白菊ほたると関裕美。2人は喫茶店に入ることとなるが・・・


感想
 今回は6月直前ということで雨にまつわる3作品。
 
 まずはまゆ、輝子、乃々の「アンダーザデスク」の劇場から。ふれふれぼうずの存在を知って、ふれふれぼうずもとい「ふれふれまゆ」に撮影の長期化=プロデューサーと一緒にいる時間の延長を望むまゆ。やってることは可愛いんですし、「フレフレ」と「降れ降れ」がかかっていて、良い感じの劇場だなと。

 続けて奈緒メインの劇場。何とオリジナルは第8話で、2012年5月11日更新!7年前であり、奈緒が登場した最初の劇場でもあります。この時の「恥じらい乙女」が奈緒の初SRですかね。 
 この3年後にはプレゼントを渡そうとして凜と加蓮を警戒しつつ照れ、一番最近では凜と加蓮の前では強気な発言をしつつプロデューサーの前ではしっかりと照れ・・・変わらぬ良さがそこにありますね。

 そして3番目はオリジナル。GBNSのうち、裕美とほたるが登場する優しい劇場でした。しかし「中学生が入っちゃいけないような喫茶店」といった雰囲気は特段感じなかったのですが、中学生は喫茶店に入ってはいけないという思いがほたるにあったんですかね?
 

 ゲーム内限定公開は「法子の燃料(劇場第557話)」。相変わらずのドーナツ好きっぷりを見せる法子が描かれていたわけですが、元々法子の返しは「車にコーラを入れて走ると思う?」だけだったのが、他にも色々と追加されることとなりました。たこ焼きと明石焼きの件は、劇場第782話で舞ちゃんと保奈美さんも違うものだというこだわりを見せていましたね。
 車にコーラを入れても走らないように、法子にも食べ物を何でも入れれば動くわけではなく、ドーナツが必要・・・まぁ「食えるだけでもありがたや」という黒コゲパンみたいな名前の人もいますが、やっぱり食べるなら自分の好きなものを食べたほうが気分的に活力は出ますよね。


 そんなこんなでまた次回。そろそろ新アイドルたちも来ないかな・・・
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電光超人グリッドマン 第8話「兄弟の絆」

2019-05-28 07:53:12 | 電光超人グリッドマン
電光超人グリッドマン 第8話「兄弟の絆」(火焔怪獣フレムラー、冷凍怪獣ブリザラー登場)

 朝から兄弟喧嘩を繰り広げる直人と大地。その話を聴いた一平とゆかがそれぞれの兄妹を思い出す一方で、武史はフレムラーの兄弟怪獣として、冷凍怪獣ブリザラーを生み出すことを思いつく。
 そしてその夜。フレムラーとブリザラーは次々に各家のエアコンのマイクロコンピュータを破壊し始める。直人はエアコンが壊れる前に一平とゆかから呼び出しを受けて難を逃れるも、兄弟喧嘩の仕返しにと直人によってベッドに手首を縛られていた大地は、身動きが出来ないまま、一人凍りつく部屋に取り残されていた。果たして直人とグリッドマンは、怪獣を倒し、大地を救うことが出来るのか・・・


感想
 てっきり「何が兄弟だ・・・僕には兄も弟もいないのに、楽しそうに兄弟の話をするなんて許せない!」みたいな展開になると思ってましたが、普通に兄弟の話からフレムラーの兄弟怪獣誕生に繋がっていって、ちょっと安心しました(苦笑。

 さて今回は前回敗北したフレムラーが復活し、更に冷凍怪獣ブリザラーが新たに登場。炎と氷のタッグで、バリアシールドも粉砕!みたいな流れも想像しましたが、そんなことはなく。
 兄弟怪獣といえばガロンとリットルだったり、色合い的には(兄弟じゃないけど)アボラスとバニラを思い出すフレムラーとブリザラーの2体。ところで「バニラ」ってアイスの味の一つでもあるじゃないですか。アイス=冷たい=青という連想から、未だにバニラが赤い怪獣だということにしっくりきていなかったりします(汗。

 それはそれとして、炎と氷の2大怪獣を前に、残り放送時間的にもここはグリッドマンも一時撤退の流れもあるかと思いましたが、仲間割れをさせることで見事に窮地を脱出。バリアシールドで炎を受け流してブリザラーに当てたり、炎を纏った剣でブリザラーを攻撃したり、というのも見てみたかったかも。
 トドメは電光雷撃剣・グリッドマンソード。突きとはまた一撃必殺感ありますね・・・

 で、エアコンが直って一件落着。直人も大地に謝って仲直り・・・で終わろうとしていたところに「直人と大地の見えない兄弟の絆が事件を解決した」とのナレーション。
 ・・・まぁ、確かに戦っている最中、寒さに凍える大地がうわ言のように直人に助けを求めるシーンはありましたが、それが事件解決に繋がったかどうかはやや分かりづらいように感じました。戦闘中のグリッドマン(直人)が「大地・・・!」と言ったり、今戦っている場所が直人と大地の部屋のエアコンの中だと気づくシーンがあれば、より「兄弟の絆で事件を解決した」というのが分かりやすかったと思います。
 あるいは、事件解決後に「いいって。ベッドに僕を縛ったのもお兄ちゃんだけど、助けてくれたのもお兄ちゃんな気がするし」など、直人=グリッドマンの活躍により救われたことをぼんやりと感じている台詞があっても良かったかと。


 そんなこんなで次回はまたも武史の逆恨み。今回は自分よりもテストの点が良い人間をターゲットにするっぽいですね・・・
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「白い巨塔(2019年版)」の2夜~5夜を見て

2019-05-27 07:43:21 | テレビ・映画・ドラマ
 テレ朝で5夜連続で放送されていた「白い巨塔」。うち2夜~5夜を視聴しました。1夜は終盤しか見ていないので、全体の感想とは言えませんが、それでも感じたことを幾つか。


 最初に言っておく!・・・「ここに提供被せましょう」って提案したのはどこの誰だぁ!そしてそれを通したのは誰だぁ!!
 ・・・個人的に「本編に提供シーンを被せる」というのは、「このシーンは提供を被せても良いシーン」と判断されているみたいで、演じている役者さんにも撮影しているスタッフさんにも失礼なんじゃないかと思っています。ただまぁ、登場人物の会話が一切無い、風景シーンであればまだマシかなとも思います。

 が、今回の「白い巨塔」、特に4夜と5夜は提供シーンの選択があまりにも酷すぎます。4夜では佐枝子の台詞に被せ、5夜では裁判所の前でマスコミの質問攻めに合う君子に被せます。そして、あろうことか柳原の決死の告白シーンの一部にも被せるわ、一人部屋で発狂する財前のシーンに被せるわ・・・いやー、ここまで酷いものはなかなか見ないというくらい、酷い提供被せを見ました。
 「本編⇒CM⇒CM前本編に提供被せた後、本編の続き」という流れであればまだしも、思いっきり本編に被せるのは、尺的に仕方の無いことなのかもしれませんが、それにしたって酷い。


 本編は・・・まぁ「白い巨塔」そのものが良い作品ということは知っていますし、大筋は楽しめます。
 ただ、如何せん矢継ぎ早に物語が進んでいくものだから、キャラが薄いというか、あっさりしていると言いますか・・・財前を訴えた親子にしても、4夜こそ出番があったものの5夜は殆ど出番が無く、裁判シーンでたまに映る程度で印象が薄れてしまったように感じます。
 個人的には主要人物よりも、5夜に登場した君子の旦那さんが一番印象に残ったくらいです。

 母親に電話をかける財前だったり、毎日診察に来ると優しく声をかける東先生、自分ががんだったら財前に切ってもらうと里見先生に言われた時の財前の嬉しそうな表情など、印象に残るシーンもあるにはありました。
 が、どうしても全体的な薄さ、あっさり感は拭いきれませんでした。16年前なので美化されているのかもしれませんが、財前に小物感があったのも否めません。もっと毅然としてませんでしたっけ・・・

 
 とまぁ、そんな感じでイマイチすぎた「白い巨塔」の2夜~5夜でした。提供の件も含めると、尺が足りないんですかね・・・
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第11話「炎のクイズ王」

2019-05-26 09:57:45 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第11話「炎のクイズ王」

 ワイズルーとクレオンは新たな騎士竜・ディメボルケーノを見つけるが、出題される問題は難問ばかりで、ディメボルケーノ用にと生み出したシンマイナソーも、炎を前に逃げ出してしまう。
 ならばとコウたちはメルトを頼るが「上は洪水、下も洪水」という問題を前にメルトもたじたじ。トワとアスナが対策を立てようとする一方で、コウはディメボルケーノが眼帯をした少年・遥斗に、正体を隠してクイズを出していることを知り・・・

感想
 シンマイナソーって、巨大な貝で、「蜃気楼」の元になった「蜃」のことなんですかね・・・読んでて良かった東方漫画。

 尚久曰く、リュウソウ族もその力を恐れ、真っ先に封印したのがディメトロドンから生み出されたのが、炎の騎士竜ディメボルケーノ。古文書があったとはいえ、何故尚久がそのことを知っているのか・・・
 ともあれ、クイズならばメルトの出番かと思われましたが、パッと答えられるようなクイズではなく。けれどもそんなクイズに難なく答えていたのが、入院中の少年・遥斗でした。彼なりに住処の近くにいた、目が見えない少年を元気付けていたんでしょう。もしかすると、ディメボルケーノも寂しかったのかもしれませんね・・・クイズを出すのは、誰かと繋がっていたい、話し相手が欲しいという思いの現われなのかもしれません。
 見た目は怖いですが、心優しい騎士竜であることが伝わってきます。
 
 ディメボルケーノが出す複雑な問題に対しては、悩むのではなく「感じたままを素直に答える」ことが大事。素直に謝り、素直に答えるコウだからこそ、ディメボルケーノと仲良くなることが出来たと。
 そしてディメボルケーノから託されたメラメラソウルの力を使い、強竜装でレッドがパワーアップ!なかなかにかっこいいですね。

 締めは遥斗とディメボルケーノの再会。「カッコいい!」という、これまた感じたままを素直に答えたことで、照れるディメボルケーノが可愛らしかったところで終わり・・・なんですが、シンマイナソーは倒せていないまま。出自が出自なだけに、早く倒さないと生みの親が・・・

 「変な格好のショータイム、ショータイム言ってるのが遥斗くんをさらって・・・」何も間違ってないんだけど、字にするとますます変態っぷりが際立つなぁと想ったところで、また次回。次回はキシリュウオーディメボルケーノ登場!
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仮面ライダージオウ 第37話「2006:ネクスト・レベル・カブト」

2019-05-26 09:34:26 | 仮面ライダージオウ
仮面ライダージオウ 第37話「2006:ネクスト・レベル・カブト」

 近頃相次いで落下する隕石。それはかつて仮面ライダーカブトが戦っていた人間に擬態する地球外生命体・ワームを地球に運ぶ役目も担っていた。
 ソウゴたちは二手に分かれてワーム退治に向かうが、ソウゴたちが向かった先には既に人間に擬態したワームで溢れかえっていた。駆けつけた加賀美新=仮面ライダーガタックの助けも借りてワームを退けたかと思えば、今度は影山瞬=仮面ライダーパンチホッパーが現れ、加賀美と交戦を始める。

 ソウゴはジオウⅡの力で対抗するが、更にアナザーカブト=矢車想まで現れて・・・


感想
 ・OPの直前に、カブトのOP演出が入る
 ・カブトのBGM
 ・加賀美、影山、矢車の兄貴登場
 ・ガタック・マスクドフォーム/ライダーフォームの登場
 ・マスクドフォームを省略せずにライダーフォームに変身。
 ・パンチホッパーのクロックアップ
 ・「地獄兄弟といってね」⇒「兄弟なんだ」⇒「兄弟じゃない」
 ・アナザーカブトからのキックホッパー演出
 
 ・・・とまぁ、カブトから平成ライダーを毎週見始めた身としては嬉しい演出が多いのなんの・・・特にジオウOP前に、一瞬とはいえカブトOPを入れるあの演出が最高でした。思わずテレビの前で「はぁ!?」と叫んでしまうくらい嬉しかったです。

 さて今回はカブト編。本編では死亡した影山ですが、今回はワームの擬態として登場。当時とは結構面影が異なりますが、むしろまるで変わらない矢車の兄貴が凄すぎるんですよね・・・
 人間としての記憶はそのまま。アナザーカブトになってしまった矢車を助けたいと願う影山。そんな影山にあっさりついていったソウゴですが、そこへ「君は人が良すぎる!」と加賀美が登場。ガタック初変身時の加賀美を想うとブーメランなんですが、それが加賀美の良さだから・・・加賀美のまま強くなっていくのが良さだから・・・

 ソウゴが隕石を担当する一方で、ウォズはアナザーカブトを前にギンガワクセイの力を初披露。なかなかに面白い変身音と必殺技音声ですね。ちょっとビヨンドライバーが欲しくなってしまいます(汗。
 ギンガワクセイで決着かと思いきや、炎の中から地獄兄弟の兄貴・キックホッパーが登場!本当カッコいいですよね・・・しかもカップラーメンまで置いていくというのが何とも彼ららしいというか(笑。


 さて、加賀美の認識では、渋谷は1999年にシブヤ隕石により壊滅したはず。けれどもソウゴたちが生きるこの世界ではシブヤ隕石が落ちていない。士の言う「だいぶ時空が歪みだしている」とは、加賀美の認識やオリジナルのライダーたちが力を失っていないことなどを指しているのでしょう。「もっと早くゆがめよ」と想ってしまったのも仕方ないよね!(笑。
 士も歪みの答えを求めて調査しているようで、ツクヨミは士と共に歪みと自分の過去の真相を求め、2058年に旅立つことに。それにしても、士は想像以上に本編に絡んできますね・・・嬉しい限りです。

 劇場版を彷彿とさせる巨大な隕石を前に、フォーゼアーマーの出番!必殺のキックで隕石を破壊!かと思えば、更に超巨大な隕石が目の前に。この危機をどう切り抜けるのか・・・


 そして次回はカブト登場!果たして加賀美がカブトゼクターに選ばれる時が来たのか、はたまた天の道を行き、総てを司る男が来るのか・・・?
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スター☆トゥインクルプリキュア 第17話「敵?味方?ブルーキャットの探しモノ☆」

2019-05-26 08:59:45 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第17話「敵?味方?ブルーキャットの探しモノ☆」

 おとめ座のプリンセススターカラーペンを求めて、再びゼニー星を訪れたひかるたち。ペンダントに導かれた先はドラムスの家であり、そこで偶然ブルーキャットと再会することに。
 一旦はブルーキャットからの協力要請を断ったひかるたちだが、プリンセスの力を知ったドラムスから、ペンを賭けた勝負を持ちかけられたことにより、已む無く行動を共にすることに。

 数々の罠を潜り抜けるひかるたちだが、そこへ宇宙危険猛獣・宇宙ケルベロスが現れて・・・

感想
 金にものをいわせればプリンセスの力がわかるのか・・・つまるところ、雑誌のCMでぼかされていた新プリキュアと思しきキャラクターも、金にものをいわせれば分かるんですかね。にしても、CMでああいった加工は珍しいですね。ライダーとかなら思いっきりばらすのに(笑。
 
 さて今回は再びゼニー星にてブルーキャットとドラムスと再会。前回もブルーキャットは惑星レインボーのお宝を狙っていましたが、今回ドラムスの口から「惑星レインボーのお宝以外は、貧しい人々に分け与えている」という事実が明らかに。「無事だったのね」という発言から、やはり惑星レインボー出身の宇宙人なんでしょう。

 惑星レインボーのお宝の前では、普段見せる不敵な笑みとは異なり、心からの笑みを見せたブルーキャット。サングラス越しでもそのことに気づいたひかるたちは、ノットレイダー相手ではなく、一般人であるドラムスが操るメカを相手に変身を決意する・・・という流れが良かったです。今回の序盤でドラゴン兵団相手に変身しなかったのが、ここで活きていたと思います。

 ブルーキャットとも少しは親密になれたかとも思いましたが、彼女もまたペンを狙う者の1人。ペンが全部集まったところで掻っ攫い、惑星レインボーの復活を願うとか、そんな流れになるのかな。

 相変わらずどこがどう違うのかよく分からない星座パワーの必殺技が決まったところで、また次回。次回は漫画家であるひかるの母の話に。それ、2週間前にやれば良かったのでは・・・?
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