ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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「スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」を見て

2022-10-07 08:12:30 | スター☆トゥインクルプリキュア
 「スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」を視聴しました。

 ひかるたちが偶然出会った一つの生命体。後に「ユーマ」と名付けられるその生命体は、星空刑事のアンが落としたミラクルライトと、ひかるの想いに呼応し、どこへでも飛んでいける不思議な生物だった。最初はユーマに手を焼いていたララも次第に親交を深めていくが、ユーマの正体を知るハンターたちが地球に現れて……


 「スター☆トゥインクルプリキュア」もはや4年前の作品となりますが、やはり羽衣ララ=キュアミルキーは今見ても非常に魅力的なキャラクターだなと再確認しました。
 さて本作では、ひかるとララ、ユーマの関係性が中心に描かれています。ひかるは言葉の通じないユーマに歩み寄ろうとし、あっという間に仲良くなっていた一方で、ララは仲良くなるまでに時間がかかっていました。勝手にどこかへ行こうとするユーマを必死に引き留めるララは、ユーマにとっては邪魔者に思えたかもしれません。しかしそれが彼女の優しさ故だと知ったからか、自ら距離を縮めようとする様が印象的でした。

 しかし、仲良くなればなるほど別れは辛くなるもの。ユーマとはずっと一緒にはいられない。それを知ってなお自分の想いを優先させて、ユーマと一緒にいたいと願うララと、自らの都合でユーマを狙うハンターたち。善悪の違いがあっても、どちらも「ユーマの想いを無視している」という点では同じであるという表現は興味深かったですね。

 大切なのは相手の想いを理解すること。ひかるは出会った時からユーマの行動の理由、ユーマの想いを理解することに努めていました。猫に食べられそうになって全身を鋭いトゲで覆った時、目の前に金平糖を差し出されて部屋中を飛び回った時。いずれも傍から見れば敵対行動ととれなくもないですが、ひかるはユーマの想いを悟り、優しく接していました。
 こうした目には見えない相手の想いを考えることも、一つの「イマジネーション」でしょう。それでいて、自分の想像や願いを相手に押し付けてはいけない。好きだからといって、相手のことを自分だけで決めてはいけない。大事なのは相手の気持ちを理解すること……「イマジネーション」を大切にしてきた本作らしい流れで、ララの成長が描かれていました。

 そしてハンターたちとの戦いから終盤に至るまで、12星座の力を借りて、プリキュアたちが普段とは違う衣装にドレスアップ!これを予告で見た時は「何で本編でやってくれないんですかー!!」と思ったのも懐かしいですね。まぁ、本編を見た後だと「あいつらの力を借りるのか……」と、ちょっと複雑な気持ちも湧いてくるのですが(苦笑。
 迫力満点のおうし座、勇ましいしし座、変幻自在の軌道を見せたやぎ座、うお座とかに座の道を作ったみずがめ座、ポニーテールを尾に見立てて道を切り開いたさそり座などなど……出番は短いながらもその活躍はいずれもカッコよかったですね。

 最後には「イマジネーション」溢れる、夢のような展開が待ち受けていました。次々に生命と思い出が溢れ出すシーンは胸にこみあげてくるものがありますね……例え別れても、ユーマの中にはひかるたちと過ごした思い出がしっかりと残っていると感じられるシーンでした。
 そして、旅立つユーマを見届けたひかるの感極まった「キラやば…」で涙腺をやられてしまいました。ユーマが描いた軌道が、キュアスタ―とキュアミルキー、それぞれの名乗りを彷彿とさせるものだったのも良いなぁ……

 
 といった感じのスタプリ映画でした……うーん、映画館で見たかったなぁ!特に変身シーンと歌のシーン!スタプリといえば変身時の歌ですが、あれと本作のテーマ曲を大音量で聴きたかったなって……あとラストシーンはぜひとも映画館で見たかった。
 久々にスタプリの良さに触れることが出来て良かったです。何だかんだで、最近の作品で最終回あたりで泣いたのはスタプリぐらいだったかもしれない。本作の映像ソフトの購入を検討しようか……
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スター☆トゥインクルプリキュア 第49話「宇宙に描こう!ワタシだけのイマジネーション☆」

2020-01-26 09:01:57 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第49話「宇宙に描こう!ワタシだけのイマジネーション☆」

 蛇遣い座のプリンセスとの戦いを終え、それぞれの暮らしに戻っていったひかるたち。フワたちの絵を描いていると、フワの力が戻ったことによりララ、ユニ、プルンス、フワとの再会が実現した。
 ララは偶然地球に紛れ込んでしまった改良・試作型のノットレイのマスクを探しにやってきたといい、それを探す過程でひかるとフワは、ラテという犬を連れた少女と出会い・・・


感想
 一時的とはいえ旅の仲間だったヤンヤンがプルンスと一緒にいるの尊い・・・惑星サマーンでララスタイルが流行ったり、「キラやば~!」が伝わっているの涙腺にくる・・・あ、スタープリンセスが心配そうな面持ちをしていたのはあまり気になりませんでした(汗。あなたたち別段フワの復活考えてませんでしたよね・・・?

 さて今回は感動のエピローグ。てっきりひかるたちが如何にしてララたちと再会できるようになったかを描くかと思ったら、開始数分でフワの力は戻って、ララたちとも再会して、ペンダントの力も戻ってララとの会話も成立、プリキュアにも変身できるようになったよ!・・・あの、前回の感動の別れは一体・・・もうちょっと、こう溜めて欲しかった気がしないでもなく・・・と思ったら、まさかの夢オチ。心底良かったです・・・
 夢の中に出てきた最後のノットレイはひかるの父親が変身したもの。ひかるたちが歌う主題歌をバックに、最後の戦いが繰り広げられることに。その戦いに加勢してくれたのは、新たなプリキュア・キュアグレース!初陣ではありますが、こう、声的に修羅場をくぐった魔法少女が頭をよぎってしまい、凄く頼もしい感じがするのは気のせいでしょうか(汗。


 そして前回のハグプリに引き続き、スタプリも大人になったひかるたちの姿が描かれることに。宇宙飛行士になったひかると、通訳としてひかるのロケット発射を通訳するえれな、ロケット開発に携わるまどか・・・地球組の3人が「宇宙にまた行く」という夢のために結束しているのが良いですね。
 ララはひかるのような髪形になり数々の星に調査員として赴いており、ユニとアイワーンは惑星レインボーの復興に尽力。

 互いに「会いたい」という想いを胸に抱き、宇宙に飛び立ったひかる。彼女が宇宙で聞いた、見たのはきっとまぎれもなく・・・


 といったところでスタプリの物語は一旦幕を閉じることとなりました。前半はてっきり感動の別れが台無し!?と焦りましたが、夢オチだったようで何より。
 最初はどこか待ったり気味に進んでいた印象もありましたが、最終的には様々な宇宙人との交流を経て、「なりたい自分」とは何かを想像し、未来を思い描いていくキラやば~な話にまとまっていたなと。最終決戦に至るまでの過程は素晴らしかったですね。まさか味方だと思っていたスタープリンセスが想像以上に大事なことを語っていなかったことには、よくも悪くも驚かされましたし(苦笑。

 きっと宇宙に飛び出したひかるはフワと再会し、それでもフワのワープの力を使わず、自力でララたちに会いに行くことでしょう。そしてララもまた数々の星をめぐることになる。惑星サマーンでなくても、惑星レインボーだったとしても、いつかどこか、広い宇宙で2人が再会するでしょう。それが2人の、5人の望んだ未来、なりたい自分ならばなおさらのこと。

 1年間ありがとう、スタプリ。ララ=キュアミルキーの変身シーンもこれで見納めかと思うと寂しいですね・・・

 来週からは新しいプリキュアがスタート!悠木さんも出演されるので非常に楽しみです。
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スター☆トゥインクルプリキュア 第48話「想いを重ねて!闇を照らす希望の星☆」

2020-01-19 09:01:32 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第48話「想いを重ねて!闇を照らす希望の星☆」

 自らの存在をかけて宇宙を救おうとしたフワだったが、ひかるたちの「フワと離れたくない」という想いが仇となり、想いを重ね切れなかった結果フワだけが消滅。へびつかい座のプリンセスは生存する最悪の事態に陥ってしまう。へびつかい座のプリンセスはその力でパレスを貫き、大いなる闇で宇宙全体を飲み込んでしまった。
 闇の中で、フワとの約束を果たせなかったことを嘆くひかる。かろうじてペンダントの力で存在は保たれていたが、いつ消えるとも分からぬ身。そんな中、ひかるはかつて思い描いたフワの星座を見て、心の中の宇宙はまだあると気づく。そして再び、きらめく星の力であこがれの自分を思い描き・・・!

感想
 まさかのOP無しという緊急事態。これまでに見たことが無いひかるの絶望顔と相まって、絶望感凄まじかったですね・・・

 さて冒頭からOP無しという展開に加え、プリンセスの「フワは無事、使命を果たしました。プリキュア、本当に感謝します。宇宙は救われました」という一言から始まったスタプリ48話。宇宙は救われた(実際は救われていない)かもしれませんが、フワの存在が消えてショックを受けているひかるたちに対して「フワは無事~」という言葉をかけるのはどうかと思います(汗。

 しかもフワの消滅を知ってしまったが故に想いを重ね切れず、フワだけが消滅する結果に。一旦は闇に飲み込まれた一同でしたが「きらめく星の力であこがれのワタシ描くよ」と、みんなで変身ソングを静かに、想いを込めて歌い上げる様がもう最高でした・・・再びあこがれの自分を思い描き、なりたい自分に変身!直接強化フォームへの変身というのが熱い!続くへびつかい座のプリンセスの戦いにおいても、変身BGMのアレンジがこれまた熱い!いつも以上の気合入りまくりの戦闘シーンで更に熱い!

 元はプリンセスの力でも、今は「ワタシだけのイマジネーション」。アバンで毎回のように言っていた「描こう!ワタシだけのイマジネーション!」がこんな風につながって来るとは。
 へびつかい座のプリンセスだけが思い描く宇宙がいくら美しかったとしても、彼女一人のイマジネーションで成り立つ宇宙はつまらない。苦しいけども、だからこそ分かりあえた時の笑顔が輝く。イマジネーションがあるからこそ未来を創造することが出来る。あくまでもへびつかい座のプリンセスのイマジネーションを否定するのではなく、彼女のイマジネーションも聞こうとする姿勢が何ともひかるらしい。
 「みんなの想い、重ねるフワ」の言葉と共に、宇宙に暮らす全ての人々の想いを重ねて放つ最大級の技がさく裂!いやー、熱い最終決戦でした・・・

 そして大いなる闇だけを消し、へびつかい座のプリンセスは生存。彼女たちが作り出すキラやばな世界を1人見守ることに。そんな彼女に対して「わたしたちとともに彼女たちを見守りませんか?」と告げるスタープリンセス・・・うーん、元はといえばへびつかい座のプリンセスの独断が招いた結果とはいえ、君らがそれ言っちゃう・・・?いや、和解を持ち掛けるのは悪いことじゃないんだけど、こう・・・
 ところでへびつかい座のプリンセスが、思いのほか潔く引き下がったなーという印象を受けたのですが、「自分を排除しようとしたスタープリンセスのイマジネーションの力を借りておきながら、スタープリンセスとは違う決断をくだした」点が、ひかるたちのイマジネーションを信じるに値する点だったのかもしれませんね。

 
 で、そこからのフワ復活と宇宙で知り合った人々との別れは涙なしには見られませんでした。フワはパレスに残ることになったものの「大丈夫でプルンス。プルンスがついてるでプルンス」というプルンスの言葉が何とも頼もしい・・・いや本当に良い仲間でした・・・
 ペンダントの力の消滅は、即ちララの言語が分からなくなるということ。元々ペンダントの力で会話が出来ていた設定をここでこんな風に生かしてくるとは!言葉が通じない寂しさを感じたのも束の間、ペンダントの力無しでひかるの名前を呼び、感謝を伝えるララがもう、もう・・・!一年間地球で暮らしてきたことの結晶のような言葉が彼女の口から発せられたことに感激しっぱなしでした。この時のララの表情がかつてないほどに愛らしく、素敵な表情でしたねぇ・・・
 
 ・・・といった感じで、感動的な最終決戦と別れのシーンが描かれた第48話でした。素晴らしかった・・・文句なしに素晴らしい最終決戦でした・・・ララとの別れは涙ボロボロでした・・・

 次回最終回。再び不思議な力で会えるのか、はたまた未来で再会するのか・・・
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スター☆トゥインクルプリキュア 第47話「フワを救え!消えゆく宇宙と大いなる闇!」

2020-01-12 08:59:31 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第47話「フワを救え!消えゆく宇宙と大いなる闇!」

 星空連合の手当てを受けていたガルオウガたちが目を覚ました。ひかるたちプリキュア、ノットレイダー、そして星空連合が協力し、一行はノットレイダーの星へと向かう。
 一方で蛇遣い座のプリンセスは、プリンセスたちの力が集ったフワに自らの力を注ぎこむことで大いなる闇で宇宙を飲み込み、新たな宇宙を創ろうと画策しており・・・

感想
 照れるアイワーンを微笑ましく見つめているユニが良かった第47話。

 さて今回はいよいよ最終決戦へと向かう一行。その道中でおにぎりを食べるカッパード、仮面なしの笑顔で「ありがとう」と言えるようになったテンジョウ、ユニと言い合いつつも仲良くやっているアイワーン、これまでひどい仕打ちをしておきながら受け入れてくれるまどかたちを不思議に思うガルオウガ・・・良いですねぇ、こういうの。思わず涙腺が緩んでしまいました。

 星空連合の中にノットレイダーたちを信用していいのか疑問に思っている人がいたように、全員が全員、これまでの戦いを水に流したわけではないでしょう。それでもまどかが言ったように「前を向いて歩く」ことが大切なんでしょうね。後ろを、過去を振り返ってばかりではなく、未来を見据えることの大切さを理解しているプリキュアたちに対し、蛇遣い座のプリンセスは過去ばかり振り返り、過去=今の宇宙を消し去ることで新たな世界を創ろうとしている・・・未来へのアプローチの仕方がまるで違うのも面白い。

 そして変身!からの総力戦!カッパードの「行け!プリキュア!」がとても頼もしくて、ここで涙腺がダメになりました。ここまで来れたんだなって・・・変身曲のアレンジも超カッコいい・・・
 予備動作なしのサザンクロスショットにレインボースプラッシュで一件落着・・・と簡単にいくはずもなく。ここでイマジネーションの力が、宇宙創成時にプリンセスから分け与えられたものであることが判明。どの星にも12星座の逸話があるのは、プリンセスの力が分け与えられた名残であることなどなど、次々と蛇遣い座のプリンセスの口から衝撃の事実が語られることに。

 ・・・えーと、12星座のプリンセス?何故プルンスに蛇遣い座のプリンセスの存在を教えなかったのか、イマジネーションがプリンセスたちから分け与えられたものであること、フワがスターパレスの一部であること、宇宙を守るためとはいえ元同胞を消そうとしていること、儀式を行えばフワが消えること・・・話してないこと多すぎないですかね!?確かに話せばひかるたちの行動に支障が出たのは間違いないでしょうけども、重要なことを話していなさすぎて、「宇宙を守るのです!」とか言われても、裏に何かあるんじゃないかと勘繰ってしまいますよ・・・(汗。

 あまりの情報量の多さにひかるたちが動揺して動けない中、フワは単身プリキュアの力=トゥインクルイマジネーションの力をその身に宿し、蛇遣い座のプリンセスの力へと立ち向かっていきました。みんなに守られていたフワが、今度はみんなを守るために立ち上がる・・・熱い展開ですが、プリンセスたちへの微妙な懐疑心が生まれてしまって、盛り上がれば良いのかどうすればいいのか・・・(汗。

 次回は蛇遣い座のプリンセスは復活、というか咄嗟にワープで回避していたとかそんな感じでしょうか。で、ひかるたちはひかるの趣味である「オリジナルの星座を描く」ことでフワやプリキュアの力の復活を試みるのかな?
 何はともあれまだまだ続く最終決戦。再変身のシチュエーションが熱そうなので楽しみです。
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スター☆トゥインクルプリキュア 第46話「ダークネスト降臨!スターパレスの攻防」

2020-01-05 08:58:48 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第46話「ダークネスト降臨!スターパレスの攻防」

 すべてのトゥインクルイマジネーションを揃えたひかるたちはプリンセスに呼ばれスターパレスへと向かい、今まさにフワとトゥインクルイマジネーションを用いた儀式が執り行われようとしていた。しかしそこへ、ダークネストの鎧を身にまとい、歪んだイマジネーションを増幅させたノットレイダーが出現。
 ひかるたちがガルオウガたちを相手取る一方、星空連合はノットレイと衝突。犠牲を厭わない力のぶつかり合いを見たひかるは、2つの勢力の間に飛び込んでいき・・・

感想
 遂に始まったノットレイダーとの総力戦・・・しかしその戦いの悲しさに真っ先に気づいたひかる。
 宇宙を渡さない、宇宙を乗っ取るという思いと力のぶつかり合い。それに対して「みんなの宇宙でしょ!?」とひかるは異議を唱え、星空連合も、ノットレイダーも、そして地球人もまた同じ宇宙に住む宇宙人・・・そんなひかるの悲痛な叫びがノットレイに届いたかに見えましたが、それを良しとしないのがダークネスト。
 ノットレイたちの歪んだイマジネーションの力を吸い取ったダークネストの正体は、かつて存在した13番目のプリンセス、蛇遣い座のプリンセス!読みが当たって嬉しいです!気づいたのは1話前だけど!(汗。CVの園崎さんはアルルやバルクホルンのイメージがあります。

 蛇遣い座のプリンセスの目的は、宇宙の消滅。ガルオウガたちも利用されたことに怒りを燃やしていましたが、それすらも蛇遣い座のプリンセスの思惑どおり。歪んだイマジネーションを食いつぶすのが鎧の力である以上、怒りを募らせれば募らせるほど、鎧の、蛇遣い座のプリンセスの意のままに操られてしまうと。

 ツンデレのテンプレートみたいな発言をしつつアイワーンも加勢しに来てくれましたが、暴走したガルオウガたちを押さえつけることは出来ず。
 そんな彼らを「倒す」のではなく「守る」のがプリキュア。トゥインクルイマジネーションの力でノットレイダーたちを守ることは出来たものの、蛇遣い座のプリンセスには敵わず・・・彼女の力も相当なものですが、そもそも「プリンセス全員を相手には出来ない」「プリキュアの力は厄介」だと把握しているが故に「手下を使って消耗させる」という手段に打って出ているあたり、相当な切れ者でもあるのかなと。

 フワとプリンセスは連れ去られ、絶体絶命の危機であるにも関わらず「大丈夫だよ、プルンス。フワは・・・必ず・・・助けるから!」というひかるが何とも頼もしかったです。
 そして次回はノットレイダー、星空連合と共に総力戦!ガルオウガは宇宙服っぽいのを着ていますね。盛り上がってまいりました!


 そして新プリキュアのCMもスタート。早いもので・・・
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スター☆トゥインクルプリキュア 第45話「輝くキラキラ星☆ひかるのイマジネーション!」

2019-12-22 09:00:14 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第45話「輝くキラキラ星☆ひかるのイマジネーション!」

 残るトゥインクルイマジネーションはあと1つ。ひかるのだけとなったが、ひかるは自分のトゥインクルイマジネーションが如何にして輝くか分からず、気づけば天文台に1人で訪れ、遼じいに1人取り残されている不安を告げる。そんなひかるに遼じいは、友達が出来るのはそういうこと、環境や状況が変わっても変わらず輝き続ける星があることを伝える。
 その言葉を受けたひかるはララたちのもとに帰ろうとするが、そこへ覚悟を決めたカッパードが現れて・・・


感想
 冬に雨・・・そりゃまぁ降りますけど、雪じゃないのか・・・

 さて今回はひかるのトゥインクルイマジネーションが輝く回。自分が楽しければ1人でも平気だと思っていたひかるが、ララをはじめとした友達が出来たことによって、1人取り残されることの不安を覚えるように。
 その変化の一方で、ひかるはひかるらしくあり続けてきたのもまた事実。今回カッパードに圧倒的な戦力を突きつけられたこと、宇宙の現実を知らないひかるではトゥインクルイマジネーションは輝かないと言われたこと、トゥインクルイマジネーションを見つけられないことで仲間が傷ついてしまったことにショックを受けていましたが、そんな彼女を救ったのは他でもないララの「ひかるはひかるルン!」という言葉でした。

 かつてプリキュアになれないことに悩んでいたララを「ララちゃんはララちゃんだし!」という言葉で救ったひかる。そのひかるを今度はララが、同じ言葉で救うというのは良いですねぇ・・・
 変わっても、変わらないものがある。ひかるはこれまで以上に宇宙を、カッパードのことを知ろうと決意したことで、トゥインクルイマジネーションが覚醒。元々素晴らしい想像力の持ち主だったひかるであるが故にどういうきっかけで覚醒するのか気になるところでしたが、初心の想いをより一層強く持つことで輝くことになったと。渾身のスターパンチを放つ際の顔は何ともイケメンでしたね・・・

 その輝きの前にカッパードもひかるの手を掴みかけていましたが、残念ながらダークネストに連れ去られることに。次回予告でひかるが驚きの表情をしていましたが、あれはダークネストの鎧を装着させられたカッパードを目撃したのかな?

 また、遼じいこと遼太郎と、ひかるの祖父母・春吉と陽子が幼馴染であったことも語られていましたが・・・陽子の指に輝く指輪を見た時の、遼じいの何とも言えない表情がまた切ない・・・陽子に恋心を抱いていたのかどうかは定かではありませんが、幼馴染が結婚しているのに自分は独り身だとか、星に情熱を注ぐ一方好きな人へは思いを伝えられないまま終わったとか、そんなことを思っていたのでしょうか・・・

 といったところで、今年の放送は終わり。次回は1月5日。スターパレスでの攻防ってことは、そろそろ映画に出てきた星座ドレスの出番があったりしますかね・・・?
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スター☆トゥインクルプリキュア 第44話「サプラ~イズ☆サンタさんは宇宙人!?」

2019-12-15 15:57:38 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第44話「サプラ~イズ☆サンタさんは宇宙人!?」

 クリスマスを目前にした観星町に、サンター星人がやってきた。相棒の配達ロボが故障して困っていた彼を助けるべく、ひかるたちはサンタ衣装に身を包み、サンター星人と共にプレゼントを配ることに。
 フワのワープのおかげもあって、順調にプレゼントを配達するひかるたちだが、そこへダークネストが現れて・・・!


感想
 あの少年にとっては、目の前にサンタ衣装に身を包んだ青髪の美少女が現れることが何よりのプレゼントだったのではないだろうかと思う第44話。

 さて今回は一足早いクリスマス回。プレゼントの配達途中、えれなが通訳になるために留学を決意したことを告白。まどかよりも先に留学を決める、というのはちょっと意外でしたね。この分だと、もう一度くらいまどか回があるのでしょうか?そしてユニは惑星レインボーに帰る・・・と、それぞれ別の道を歩むことに。けれどもフワがいるから大丈夫、フワのワープがあればずっとすぐに会える・・・という、何とも不穏なフラグめいたものが立ったなーと思った直後にダークネスト登場ですよ。

 ・・・で、今回のダークネスト。目がどことなく電子的に表示されているっぽかったり、思っていたよりも体型がほっそりとしているなーと思いまして。結局中身はノットレイで、ダークネストの鎧を装着していただけだったわけですが。
 しかし、これまで男性だと思っていたダークネストの正体を疑うきっかけになりました。ダークネストは実は女性、それもダークネストが身にまとっている「蛇」からして、へびつかい座のプリンセスなのでは?という考えに至りまして。
 一時期星座占いに入ったり入らなかったりした「へびつかい座」。スターパレスに招かれないことを妬んだダークネストは、ガルオウガやテンジョウのように居場所が無いものたちを集めてノットレイダーを結成し、スタープリンセスに復讐。スターパレスにプリンセスたちが戻った後も、フワという器を手に入れて彼女たちへの復讐を目論んでいる・・・のかなぁと。

 今回は鎧の力のテストに過ぎなかったわけですが、鎧であってもノットレイがプリキュア5人と正面から戦う力を得ることになる。この大群が押し寄せてきたとき、ひかるたちはフワを守り切れるのかどうか・・・

 それぞれの将来と別れが見えてきたところで、また次回。ところでEDの右上にM-1グランプリの宣伝が入ってましたけど、あれいらなくない?
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スター☆トゥインクルプリキュア 第43話「笑顔への想い☆テンジョウVSえれな!」

2019-12-08 09:02:30 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第43話「笑顔への想い☆テンジョウVSえれな!」

 星空連合はノットレイダーの本拠地を突き止めるべく、ひかるたちと共にテンジョウの故郷でもあるグーテン星を訪問。プライドがめちゃめちゃ高いグーテン星人だが、実力は確か。彼らに協力を依頼する一方、えれなは「笑顔」について思い悩んでいたが、そんな時に再びテンジョウと遭遇。
 テンジョウはグーテン星の人々が笑顔の仮面を被っている、心の中では相手を見下していると告げ、えれなの動揺を誘う。そして戦いの最中、テンジョウの素顔が明らかになり・・・
 

感想
 変身後の姿で、変身前の名前を呼ぶのっていいよね・・・

 さて今回はテンジョウの故郷、グーテン星での決戦。戦いの最中でテンジョウの素顔が明らかになりましたが、その鼻はグーテン星の人々と比べると短く、人間と変わらないものでした。鼻が低いと不憫とされるグーテン星において、表面上は鼻の長短は関係ないと言いつつも、腹の中では見下している・・・とテンジョウは感じていたとのこと。
 公式ページで改めてテンジョウの画像を確認したのですが、本来の鼻より高い位置に偽りの鼻があることに、今更ながらに気づかされました・・・そんな意味があったとはなぁ・・・笑顔は仮面だと言っていたテンジョウ自身が、ずっと偽りの仮面を被っていたとは。

 えれなはまどかの励ましもあって、テンジョウと同じようにみんなと違うこと、相手が自分をどう思っているのかを気にしていたことを告白。それを救ってくれたのが笑顔の力。人の笑顔のために自分を犠牲にしているのではない。笑顔を見るのが嬉しいし、大好きで、みんなの笑顔が自分の笑顔になる。だからこそ、みんなを笑顔にしたい・・・そんなえれなの想いが最高潮に達したとき、トゥインクルイマジネーションが覚醒!
 えれな回は序盤の家族の話を含め、たびたび語られてきました。周囲との容姿の違いに思い悩む姿や、思いを伝えることの難しさ。そしてスピーチ大会を皮切りに繰り広げられたテンジョウとの思いのぶつかり合いにより、トゥインクルイマジネーションの覚醒にまで至りました。えれなとテンジョウ、互いに周囲とは違うという悩みを背負っていた者同士。今回で一区切りはついたものの、果たして彼女を笑顔にすることは出来るのでしょうか・・・

 そして戦いの後もしっかり描かれていたのが今回の見どころ。人のために泣けることの大事さ、泣きたい時に泣いていいと抱きしめてくれる母親の優しさ。姉が泣いているのを心配させないよう、弟や妹たちには見せないようにする父親の温かさ。えれなは一人ではないということを改めて感じさせてくれる弟や妹たちの姿・・・
 頼れる姉ではなく、一人の子供として夢を語るえれなの笑顔もまた素敵なものでした・・・


 何やらノットレイダーでも作戦が進行中のようですが、次回はサンタさん(ラスボス)登場!
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スター☆トゥインクルプリキュア 第42話「笑顔の迷い、えれなの迷い。」

2019-12-01 08:59:52 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第42話「笑顔の迷い、えれなの迷い。」

 留学について見つめなおすことにしたまどかの一方、えれなは地元の高校に進学し、実家を手伝うのも良い・・・と、どこか浮かない表情でまどかに進路を告げる。翌日の三者面談でも、進路に迷いは無いというえれなだったが、母は「えれなの好きなようにすればいい」とアドバイスを送る。
 まどかもえれなの言葉に救われた身として、今度は自分の番だと彼女の相談に乗り・・・

感想
 例年に比べて「一年間応援ありがとう!」のイベントPRが多い気がして、まだ2か月ぐらいあるのに何だか終わりな感じが強いですね・・・

 さて今回はえれな回再び。えれなは「自分はどうしたいのかわからない」という気持ちの一方で「プリキュアになって経験してきたことを無駄にしたくない」という気持ちを抱えていました。

 そんな折にえれなの母親がノットレイ化。そこで「あの笑顔はえれなの本当の笑顔じゃない。心からの笑顔を見せてくれない」という母親の本心を聞いてしまった、自分の笑顔が母親を苦しめていたことに気づかされてしまったえれなは変身不能・・・になるかと、直前の演出で思ったのですが、変身自体は出来ていました。が、まともに戦うことはできず。それならいっそのこと、変身できなくても良かったかなーと。
 そんな彼女を立ち上がらせてくれたのは、えれなの笑顔に救われたまどかでした。自身の笑顔が母親を苦しめていたのも事実かもしれないが、笑顔を守りたいという気持ちもまた事実。

 今回は何とか立ち上がり母親を救うことができたえれなですが、トゥインクルイマジネーションが輝くことは無く。誰かの笑顔を守る、誰かの笑顔のために頑張るえれなですが、その中に自分自身の笑顔が入っていないようにも思えます。優しすぎるがために、誰かの笑顔のために自分の願いを殻に押し込めているような印象。作っている…というと言い過ぎですが、それでも今回ラストのように、悲しさや迷いを悟らせないように見せる笑顔は、本当の笑顔とは言いづらいでしょうね。
 そんな中、次回はテンジョウの故郷と思しき星で決戦。どのようにして覚醒するのか、楽しみですね。


 みんなが必殺技を放つ中、一人だけ猫だましを行うユニが何か可愛かったところで、また次回。そういえば次回のプリキュアのタイトルが発表されましたね。ヒーリング、となると、またしても肉弾戦を封印しそうなイメージを受けますが、果たして・・・?
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スター☆トゥインクルプリキュア 第41話「月よ輝け☆まどかの一歩!」

2019-11-24 09:01:04 | スター☆トゥインクルプリキュア
スター☆トゥインクルプリキュア 第41話「月よ輝け☆まどかの一歩!」

 皆から祝福される中、生徒会長としての任期を終えることとなったまどか。父・冬貴からはロンドンへの留学の準備を進めるようにと言われていたが、これまで父の言うとおりの道を歩んできたまどかには迷いが生じていた。

 えれなからは「どの自分が一番笑顔でいられるか」で進路を決めれば良いとアドバイスを受けるが、その矢先ガルオウガが攻めてきて・・・


感想
 「Giant Step」は良いぞ・・・フォーゼが苦手だった頃の私でも好きな曲だぞ・・・

 さて今回はまどかの迷いと決断。上からの指示で動いてきた冬貴は、その指示が無くなった途端ララの件には興味をなくした模様。「言われたとおりに動く」ことで香久矢の家を守ってきた冬貴の一方で、まどかは父の言われたとおりに動いてきたことで素晴らしい経験をしてきたものの、今はどうすれば良いのか迷いが生じていました。

 困っていても何も言わない彼女の悩みをいち早く察したえれなは「困った時はあたしたちを頼ってって」「そうかな?眩しいけどね、まどかの笑顔」「どの自分が一番笑顔でいられるか」・・・と、これでもかとイケメンっぷりを披露してくれました。

 そんな折、まどかたちの前に立ちはだかったのは、自分自身を捨ててダークネストに全てを捧げたガルオウガ。その姿にまどかは香久矢に全てを捧げた冬貴が重ねることに。
 何が出来るか分からなかった。だから従ってきた。でも今なら分かる。みんなと一緒に笑顔でいるために、自分に嘘はつかない。「自分で自分の未来を決める」という一心で放った矢は、空を覆う雲を晴らす!・・・とまぁ、今回はセレーネの戦闘シーンがこれまでとは一線を画すレベルの凄まじさでした。美しさの中にもカッコよさを秘めたセレーネの魅力が存分に溢れた戦闘シーンだったように思えます。

 また、決意の一矢に冬貴の思いを重ねて放っていたのが印象的でしたね。冬貴を否定するのではなく、冬貴に感謝しつつも、自分で自分の道を決めることを決めるのが良かったです。
 分からないからこそ、自分で見つけたい。留学もどうするべきかは自分で考える。そう宣言したまどかを見て誤った判断をしたと焦る冬貴に対し「誤りではないわ。これは、成長っていうのよ」と母・満佳・・・天然系お母さんかと思ったら、グッとくる一言を言ってくれるじゃないですか・・・!

「自分に嘘はつかない」「自分で自分の未来を決める」。こちらも当たり前のことのようでいて、なかなか出来ないのもまた事実。まどかにとっては小さな一歩でも、いずれその一歩が人類にとって大きな飛躍になる・・・

 と、戦闘シーンのかっこよさ、締めの美しさ。どれを取っても素晴らしいお話でした。次回は再びえれな回。次回だけで解決しそうに無い感じもしますが・・・?
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