ウルトラマン80 第18話「魔の怪獣島へ飛べ!!(後編)」
イトウチーフ=ラブラスは人間の心を失っていなかった。彼のおかげで窮地を脱した80だったが、人間の姿に戻すことは敵わず、再び矢的猛として岬の怪獣の調査にあたる。するとまたしても謎の女性・星沢子の妨害が入った。そして怪獣が放つ霧の中、猛と沢子は互いに宇宙人であることに気づき・・・
感想
ここがスゴイよギマイラくん。
・宇宙空間を移動できる
・人間を怪獣にする光線を放つ
・人間を操れる霧も出せる(戦闘機を破壊する霧と同一?)
・咆哮だけで複数の怪獣を同時に操れる
・角から破壊光線
・80よりも素のパワーが強い
・木の根っこのような舌を伸ばして人間の生き血や80のエネルギーを吸い取る
「吸血怪獣」という枠に収めるにはあまりにも多彩な能力を持ちすぎているギマイラ。
さて今回は怪獣島後編。冒頭ではラブラスに助けられたものの救うことは敵わなかった80ですが、まぁ予告でイトウチーフが人間の姿に戻ってたから、ウルトラ還元光線とかで元の姿に戻して、イトウチーフと沢子が式を挙げてハッピーエンド!てなオチだろうと。そう思っていた私が甘かった・・・
まず沢子が宇宙人であることは今回初めて知りました。前回の感想で「画報読んでるから知ってるわー」とか言ってましたが、彼女が宇宙人であるという記述を思いっきりすっ飛ばして読んでました(汗。
かつて星一家は宇宙空間でギマイラに襲われて地球に墜落、沢子は親切な島の人々に育てられたが、一方でギマイラも地球に墜落しており、今年になって活動を再開したとのこと。2話に渡ってその恐るべき能力の数々を見せつけたギマイラが何故地球に落下したのかが疑問でしたが、劇中で「ギマイラに怪獣にされた者は死なない限り元の姿に戻れない」ことが語られ、その際沢子の父も同じ目にあっていたことが語られます。
ということは、宇宙空間で星一家のロケットを襲ったギマイラは沢子の父を怪獣にしたが、今回のラブラスのように思わぬ反撃にあって地球に落下して負傷。長い間眠りについていたが、今年になって活動再開・・・てな流れなんでしょうか。
沢子はUGMの爆破装置を使い、自らの手でギマイラを葬り去ろうとするも失敗。そこから80とギマイラの死闘が繰り広げられることに。
ウルトラマン80といえば「プラズマ&マイナズマ以外には向かうところ敵なし」なイメージだったのですが、冒頭のダロン戦含めて、今回はラブラスがいなければ割とマジでヤバい状況でした。決定打となったムーンサルトキックも、ラブラスの攻撃が命中した箇所に重ねるように当てていましたし。様々な被害をもたらしたギマイラですが、自分で作りだした怪獣により命を落とすとは皮肉なものです。そしてラブラスがいなければ80は勝てなかったかもしれない、というのも何とも・・・
そしてクライマックスの展開には驚かされました・・・
ナレーションの一言で「は?」となってからの「え、え、イトウチーフの出番こんなに短いのマジで!?」と驚いていたのも束の間「ゴジラVSメカゴジラだこれー!」という哀しいシーンなのにどこか見覚えのある感じに微妙にテンションが上がってしまう・・・という妙な驚き方をしていました(汗。
ウルトラマンといっても神ではなく、誰も彼もを救えるわけではないというのは分かっていたつもりでしたが、まさか・・・でした。UGM隊員が島に全員揃って2人の新たな門出を祝ってハッピーエンド!という未来もあったでしょうに。
人間や怪獣を意のままに操るギマイラと、その力に屈せずどんな状況であっても相手を想いやる強い愛情を見せてくれたイトウチーフと沢子の対比が描かれていたように感じる第17話、18話。哀しくも気高い愛の物語でした・・・
次回はギエロン星獣っぽさを感じるガウス登場。被害者であるガウスにどう対処するのか・・・「ウルトラマン80はガウス安住の地へテレポーテーションを試みる!」・・・予告のおかげで大体わかりました(汗。
そういえばウルトラレイランスにより絶命したダロンですが、倒された際には爆発ではなくラブラスがイトウチーフに戻った時のような演出がなされていました。元が人間では無かったかもしれませんが、それでもダロンも被害者だったんでしょうね・・・え?ギマイラ人間じゃなくても怪獣にできるってこと?ますますヤバくない?そりゃタイガ前半の強敵にも抜擢されるわなぁ・・・
イトウチーフ=ラブラスは人間の心を失っていなかった。彼のおかげで窮地を脱した80だったが、人間の姿に戻すことは敵わず、再び矢的猛として岬の怪獣の調査にあたる。するとまたしても謎の女性・星沢子の妨害が入った。そして怪獣が放つ霧の中、猛と沢子は互いに宇宙人であることに気づき・・・
感想
ここがスゴイよギマイラくん。
・宇宙空間を移動できる
・人間を怪獣にする光線を放つ
・人間を操れる霧も出せる(戦闘機を破壊する霧と同一?)
・咆哮だけで複数の怪獣を同時に操れる
・角から破壊光線
・80よりも素のパワーが強い
・木の根っこのような舌を伸ばして人間の生き血や80のエネルギーを吸い取る
「吸血怪獣」という枠に収めるにはあまりにも多彩な能力を持ちすぎているギマイラ。
さて今回は怪獣島後編。冒頭ではラブラスに助けられたものの救うことは敵わなかった80ですが、まぁ予告でイトウチーフが人間の姿に戻ってたから、ウルトラ還元光線とかで元の姿に戻して、イトウチーフと沢子が式を挙げてハッピーエンド!てなオチだろうと。そう思っていた私が甘かった・・・
まず沢子が宇宙人であることは今回初めて知りました。前回の感想で「画報読んでるから知ってるわー」とか言ってましたが、彼女が宇宙人であるという記述を思いっきりすっ飛ばして読んでました(汗。
かつて星一家は宇宙空間でギマイラに襲われて地球に墜落、沢子は親切な島の人々に育てられたが、一方でギマイラも地球に墜落しており、今年になって活動を再開したとのこと。2話に渡ってその恐るべき能力の数々を見せつけたギマイラが何故地球に落下したのかが疑問でしたが、劇中で「ギマイラに怪獣にされた者は死なない限り元の姿に戻れない」ことが語られ、その際沢子の父も同じ目にあっていたことが語られます。
ということは、宇宙空間で星一家のロケットを襲ったギマイラは沢子の父を怪獣にしたが、今回のラブラスのように思わぬ反撃にあって地球に落下して負傷。長い間眠りについていたが、今年になって活動再開・・・てな流れなんでしょうか。
沢子はUGMの爆破装置を使い、自らの手でギマイラを葬り去ろうとするも失敗。そこから80とギマイラの死闘が繰り広げられることに。
ウルトラマン80といえば「プラズマ&マイナズマ以外には向かうところ敵なし」なイメージだったのですが、冒頭のダロン戦含めて、今回はラブラスがいなければ割とマジでヤバい状況でした。決定打となったムーンサルトキックも、ラブラスの攻撃が命中した箇所に重ねるように当てていましたし。様々な被害をもたらしたギマイラですが、自分で作りだした怪獣により命を落とすとは皮肉なものです。そしてラブラスがいなければ80は勝てなかったかもしれない、というのも何とも・・・
そしてクライマックスの展開には驚かされました・・・
ナレーションの一言で「は?」となってからの「え、え、イトウチーフの出番こんなに短いのマジで!?」と驚いていたのも束の間「ゴジラVSメカゴジラだこれー!」という哀しいシーンなのにどこか見覚えのある感じに微妙にテンションが上がってしまう・・・という妙な驚き方をしていました(汗。
ウルトラマンといっても神ではなく、誰も彼もを救えるわけではないというのは分かっていたつもりでしたが、まさか・・・でした。UGM隊員が島に全員揃って2人の新たな門出を祝ってハッピーエンド!という未来もあったでしょうに。
人間や怪獣を意のままに操るギマイラと、その力に屈せずどんな状況であっても相手を想いやる強い愛情を見せてくれたイトウチーフと沢子の対比が描かれていたように感じる第17話、18話。哀しくも気高い愛の物語でした・・・
次回はギエロン星獣っぽさを感じるガウス登場。被害者であるガウスにどう対処するのか・・・「ウルトラマン80はガウス安住の地へテレポーテーションを試みる!」・・・予告のおかげで大体わかりました(汗。
そういえばウルトラレイランスにより絶命したダロンですが、倒された際には爆発ではなくラブラスがイトウチーフに戻った時のような演出がなされていました。元が人間では無かったかもしれませんが、それでもダロンも被害者だったんでしょうね・・・え?ギマイラ人間じゃなくても怪獣にできるってこと?ますますヤバくない?そりゃタイガ前半の強敵にも抜擢されるわなぁ・・・