鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

”これまで経験のない大雨”

2012-07-12 12:56:18 | お知らせ

 「これまで経験したことのない大雨」に見舞われている熊本県と大分県のみなさん、無事であることを祈ります。 それにしても熊本市内を流れる白川の大増水、あと少しで道路に溢れ、市街地を襲いかねない状態だったです。 それにしても今年の日本列島、全国的に特に九州地方を中心としながらも、全国的に雨が多いです。多すぎます。

 仙台もきのうから雨が降り出し、午前中までは降っていましたが、予報に反して(予報では午後からの方が強く降るということでしたが)午後からは止んでしまいました。止んだのならこのまま止み続けてほしいものです。 増水した川での釣りは嫌いです。

 実は昨日釣った2匹の鮎は川に活けておいたのですが、午前10時前に持ち帰りました。鮎を殺してしまうのも忍びないことながら、容器も一回ごとに流されては叶わないので、雨に中回収したわけです。 2匹の鮎は絞めて、あとは塩焼きにするのを待つだけです。

 

 きのうまでは好天が続きました。午後から川に入りました。一昨日活けておいた養殖オトリを使って野鮎を掛けてやろうと意気込んで行ったのですが、・・・・・。 何となんとナントオトリさんはグロッキーでした。死後硬直は早かったようです。 がっかりしましたが、そういうこともあろうかと、アユルアーを持参していましたので、今年初めてダメもとでアユルアーを使ってみることにしました。 ダイワの1260円(値引き後・消費税含む)の昔からあるルアーです。

 中洲の上流側から澱橋に向かって釣り下りましたが、さっぱり掛かりません。 そりゃあ、そうだわな、そもそもアユが少ないのに、養殖鮎にも攻撃しないのにアユルアーに掛かるはずはないなと内心思いながら、なおかつ上空のトンビにも注意を払いながら竿を出し続けました。

 

 流れは申し分ないのに・・・・。

              

 釣りよりも気になったことがありました。右岸側の様子です。 そうなのです、倒木が目立ちます。もともと急斜面の流木で、よくもっているものだと感心していたくらいなのですが、根本がもち切れなかったのでしょう、倒れていました。

  

               

  

 こういこともあるし、いつまた大きな地震が来るかわからないし、岸壁が弱くなっている右岸側には近寄らない方がいいです。

 12時25分から竿を出したのですが、約1時間が過ぎようとしていました。美術館の下の岩盤底の瀬に入っていた時、下の写真の瀬です、ガツン!といい手応えが伝わってきました。 13時22分です。掛かりました、掛かってくれました、追ってくれました。野鮎に感謝です。やはり1時間は辛抱つよく粘らばないといけないと改めて思ったわけです。

    

 20センチほどの小奇麗な鮎でした。 さて、せっかく?ようやく?掛かってくれた”この鮎”、どうしようか?あしたに採っておくか、上流に行って新しいところで泳がせてみるか、葛藤した結果、上流側に行ってみることにしました。

 牛越橋の下流、左に緩やかにカーブする辺りの広い平瀬です。行ってみて驚きました。釣り人が一杯いるではありませんか。 ほんの300メートルくらいしか離れていないのにこの差は一体何でしょう。

 がらがけのおじいさんたちが二人、友釣り師が7人前後もいました。

  

 左端の二人が高齢の仲良しガラガケ兄弟です。話しを聞いたら、10匹くらいはかけたと言っていました。

 

 どうもこの広い平瀬では、少し浅い右岸側が狙い目のようです。 右岸側にしか釣り人はいませんでした、見事なくらい。

  

 見ている前で一番下流側の人の竿が大きく曲がりました。無事キャッチしました。 いるのです、釣れるのです、ここは。

 じつはきのうは背バリではなく、背カンを試してみようかなと思っていたのです。ハナカンと背バリしかけよりは、鮎自体はよく泳いでくれるだろうと思った次第です。ただ、どうしても抵抗が大きくなるのですね、仕方のないことですが。

 右岸よりは平瀬の中央から竿を出しました。 川底をよく見ると、ハミ跡はたくさんあります。水量も腰下くらいが一番深い感じで、これならどこでも釣れそうに思ったわけです。

 最初から背カンを通すのに少し抵抗がありました。何か可哀そうだなという憐みの気持ちと、そこまでして勝ちたいのか、釣りたいのかという気持ちもありました。

 でも、下流側に泳いで行く鮎任せで、下竿にしているとコツンというかすかな当たりが伝わります。 おっ来たんじゃないか!早速掛かってくれたかと内心喜びながら竿を立てると、掛かりアユの抵抗がなくなっていました。 逆バリが外れていました。 うまく食い込まなかったようです。

 今回はこの付近を歩き回ってみようという気持ちがあったもので、みんなと同じように右岸に進みました。なぜここは空いていたか、うえに大きn柳の木が2本あるからです。掛かったからと喜んで竿を立てると、天井糸は木に絡まってしまいます。 掛けた後は慎重にやり取りしながら、下流側か上流側に竿を寝かせないといけません。

 しばらくして、明確な当たりが伝わってきました。上を見ながら竿を操作して、引き抜きました。オトリよりは小さい鮎でした。交換して泳がせましたがその後が続きません。その後は下流側や川の中央付近を見ながら元に戻り、1時間ほどで納竿しました。

 2匹の野鮎は川に活けてきました。 きょうのためにと。 でも午前中にオトリ容器を引き上げ、野鮎は絞めました。

    

 これからが楽しみですね。

 雨に咲く花、というと歌がありましたね、井上清ではない、何て言いましたか(出てこない!)、”及ばぬことと諦めました、だけど恋しい あの人(女)よ”  好きな歌でした。 井上裕?(ひろし)でした。upしてから思いだし、追加しました。

 

             

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