「ノルウェーの森(下)」村上春樹 1987講談社
同名の曲があるらしい。
恋愛小説だったのか。
4回くらいチンコ起ちました。
なんだな。うん。
バッドエンドとかハッピーエンドとかいうちゃちなもんじゃない。
見せ掛けの責任感なんかで恋するもんじゃない。
とワタナベ(僕)が同じタイプの人間だと言うのは本当だったわけだ。最後はそれ(自分が思っていたほど立派ではない)に気付いて立ち位置を見失うのだね。”どこでもない場所”
どちらがたちが悪いかは立場によって変ってくる。たちが悪いって言うのは勃起が弱いということじゃないよ。相手を中心に考えるなら、相手を傷つけるかどうかとかどのような影響を与えるかということで、の方がたちが悪いことになり、本人を中心に考えるなら、自分を偽っているワタナベのほうがたちが悪いと言うことになる。まあ、とワタナベ(僕)、どちらの生き方にしても割り切れるものではないので、良い悪いの話ではないのだけれど、作品が自分を中心としたものであるならば、自分を偽っているワタナベの方がたちが悪いと言う事だな。偽っていたかどうかの検証も見方次第だろうけれど、私の目からすれば明らかに偽っていた。
なんか、「責任を果たす」という形の「責任逃れ」をした結果。そんな感じを受けた。若さゆえ~でしょうか。やっていることは中途半端で責任感がないことばかりだからね。(お前が言うな~
その後を考えると、たぶん、ワタナベくんは見た目幸せな家庭を築くけど、同じような形でずるずると浮気を続けるんだと思うよ。
それにしても、男の立場からすると、なんて言うか都合の良いというかうらやましい話ではある。
若いかわいい娘(緑)にせまられて
直子との責任果たしている充実感
また、直子は面倒になったところで消えてくれる
玲子おばちゃんとの一戦(4発!)
シチュエーションだけならもうウホウホで最高のエロゲーですが、負い目みたいなもんをもっていては楽しめないかもしれませんね。まあ、作品はその心理を楽しむのでしょうけど。やっぱり(上)から読まないとダメですかね。
(射精って言うイメージだけで感情移入しちゃうし、その相手を好きになっちゃうなんて・・・男(私)ってバカね)
いやいやいや~、それにしても、こんな過去を背負っていると話せばもてもてでしょうね。(どこで?
私は再読して性描写だけで疲弊しました。
これは若い時に読んだほうが実感ある本かもしれないw
それにしてもこれが恋愛小説として爆発的に売れるって、
今思うと不思議の国/日本。
ええ、下から読んでます。
これは後書きを読んでから本編に入るのに似ているような気がする。
この作品を20代で読んでいたら、やばかったな~
読まなくて良かった・・・
はっきり言ってエr(略