今市日記 ( 納豆有時心和 )

いまいちすっきりしない納豆関連情報をメインにして日々の状況を書いています。

羊蹄食品の「ふっくら大粒豊小町」

2017年04月16日 | 納豆鑑評会
昨日、横浜高島屋で行われている「春の大北海道展」で買ってきた洞爺湖町・
羊蹄食品の「ふっくら大粒豊小町」です。




この納豆は今年2月に行われた第22回全国納豆鑑評会で優良賞の納親会長賞
を受賞しています。
こんなシ-ルが貼付されていました。

注:納親会は納豆メーカーに、主原料の大豆や副資材の容器、タレ、カラシな
  どを供給し、納豆工業を外部から支える納豆連の外郭団体です。

この納豆にたれ、からしは添付されていません。
大豆はニセコ町の農業法人、有限会社ミス・ニセコが生産した大粒大豆です。




大豆はやや固め、糸引きよく大豆の味もしっかりしていておいしくいただきま
した。

さて今回横浜高島屋で行われている「春の大北海道展」に来られていたのはこ
ちらの二代目の中居さんです。

二代目のお話しでは「私の親父(初代)も私(二代目)もこの「ふっくら大粒
豊小町」で全国納豆鑑評会で受賞しているので今年息子(三代目)もこの納豆
で受賞してくれてうれしかったよ」とおっしゃられていました。

こういう話しを聞くと確かめたくなるのが人情でちょっと調べてみました。
まずはこちらです。
①第4回(1999年)豊小町 優秀賞(農水省食品流通局長賞)
 これが初代が受賞したときのものですね。
 

②第22回(2017年)豊小町 優良賞(納親会長賞)
 こちらが今回三代目が受賞したもの。
 

しかしお話しをしていただいた肝心の二代目のものが見当たりません。
さらに調べてみるとこの受賞納豆を見つけました。
多分これですね。
③第9回(2004年)豊 誉 優良賞(納親会長賞)
 

名前は「豊誉」、豊小町がトレ-に入っているのに対して豊誉は経木に包まれ
ていて名前も見た目の外装も違いますが大豆は同じニセコ産の大粒大豆であり
最初は二代目が勘違いしているのかなとも思ったのですが納豆生産者からみる
と中身の納豆は同じ豊小町だ、という意味だったのかなと思いました。

羊蹄食品さんの伝統がまた繋がりました。