【参議院議員・山本太郎さん】
奈須りえさんは、これから新しい市民の政治勢力をつくっていくなかまです。
奈須りえさんの持っている知識・能力・地域への愛情と情熱を、ぼくも学びたいと思います。
まず、当面の目的を達成するために、奈須りえさんの活動に、
みなさんひとりひとりの力をかしてください。よろしくお願いします。
*パネリストとして参加した2014年11月豊島区のトークイベントで
◆山本太郎さんと奈須りえ◆
山本太郎さんと最初にあったきっかけは、災害がれきの広域処理でした。
災害がれきの広域処理とは、津波ででた、たくさんのがれきを全国に持っていって処理しようという国の政策。
被災地のがれきを全国に運び焼却するのは、本当に必要なことなのか。多くの市民が疑問を持ち、安全性、経済性、合理性、妥当性などについてもう一度考えてみようということで、大田区で集会を行いました。その時に、いち参加者として集会にお越しくださり、そこからがれき以外の問題も一緒に活動するようになりました。
国家戦略特区や福島で行われている放射性廃棄物の焼却処理の問題などについても一緒に取り組んでいます。
質問主意書を書かせていただいたり、省庁とのヒアリングの場に同席させていただいたこともあります。
政治の現場で何が起きているか、市民が知るのは本当に難しいです。
数も多いし、その本質を見抜くのも簡単ではないからです。
マスコミで報道されるのは、ほんのいちぶで、しかも、そのことの本質を伝えないことも少なくありません。
太郎さんと私は、お互い足りない部分を連携して補いながら、情報を集め、分析し、論点を整理し、それを国民・市民に提供してきました。これは、議員として当たり前のことですが、なかなかできている議員は多くありません。
そもそも勉強しない議員も多ければ、役人の説明の範囲を超えられない議員が多いからです。
私が大田区議会議員の時に太郎さんは一市民。太郎さんが国会議員になったら私は一市民になってしまいました。互いに、議会に議席を持つものとして連携して活動していけるのを楽しみにしています。