送別会シーズンで、しばしば宴会がある。連日ごちそうが並ぶが、いささか食傷気味だ。それぞれにはいくらおいしい料理でも、こう続くと飽きてくる。軽いものでいい、ふだん食べている食事がしたい。
飲んだ翌日、お茶漬けがおいしい。私の場合、定番は「納豆茶漬」か「おみ漬け茶漬」だ。
「納豆茶漬」の方は、ごはんの上に削りかつおぶしをたっぷりと乗せ、納豆と刻みネギをのっけて、永谷園のお茶漬けをふりかける。さらにその上に、きざんだ梅干しと練りわさびをそえて、お茶を注ぐ。納豆がふやけないうちにサラサラといただく。
「おみ漬け茶漬」の方は、ごはんの上に削りかつおぶし、「おみ漬け」、明太子、刻みネギをのせ、お茶漬けの素をふりかけてお茶を注ぐだけ。明太子のぴりりと辛いところで目がさめる。「おみ漬け」というのは、「近江漬け」からきたのだろうか、大根など各種の残り野菜のいたんだ部分を取り去り、包丁できざんでだしと少量の醤油と塩味でつけこんだもので、山形県内陸部の冬の保存食として知られているものだ。
こういう軽い食事がしたい。美食より「ふだん食」だ。
飲んだ翌日、お茶漬けがおいしい。私の場合、定番は「納豆茶漬」か「おみ漬け茶漬」だ。
「納豆茶漬」の方は、ごはんの上に削りかつおぶしをたっぷりと乗せ、納豆と刻みネギをのっけて、永谷園のお茶漬けをふりかける。さらにその上に、きざんだ梅干しと練りわさびをそえて、お茶を注ぐ。納豆がふやけないうちにサラサラといただく。
「おみ漬け茶漬」の方は、ごはんの上に削りかつおぶし、「おみ漬け」、明太子、刻みネギをのせ、お茶漬けの素をふりかけてお茶を注ぐだけ。明太子のぴりりと辛いところで目がさめる。「おみ漬け」というのは、「近江漬け」からきたのだろうか、大根など各種の残り野菜のいたんだ部分を取り去り、包丁できざんでだしと少量の醤油と塩味でつけこんだもので、山形県内陸部の冬の保存食として知られているものだ。
こういう軽い食事がしたい。美食より「ふだん食」だ。