ザビートル カブリオレ

1930年代、ポルシェ博士が制作した
数々の空冷フォルクスワーゲンプロトタイプには
必ず、オープンカー（カブリオ）が含まれていました。

VW30試作車。

注文主からの要請が無いのに
製造していたのには、
特別な思いがあったからでしょうか。
または、大衆車でもドライブの楽しさを
伝えたかったのでしょうか。







有名な1938年式kdfカブリオレ試作車。
現在はフォルクスワーゲン社が所有。



あれから80年以上も経過し、
文化や政治、エンジンや駆動方法も変わりましたが、
ポルシェ博士の想いは、消える事が無いのです。










注１：トップ画像の赤い空冷ビートルカブリオは、フォルクスワーゲンクラシックが所有する1980年式の最終モデル。純正フォグランプに、珍しいヘッドライトウォッシャー付。撮影の為に一時アメリカに送られた模様。
注２：画像のザビートルカブリオレは、北米仕様の生産プロトタイプです。米国内はミシガン州で交付されたメーカー専用ナンバープレートで走行。