HIDの球切れ＆交換

【88,900km＋47,400km=136,300km】
「HIDヘッドライトは電球に比べて遥かに明るく、
長寿命でですのでライフタイム使えます！お得です♪」

などと言われていたのは、10年近く前だったのだろうか。
気が付けば、多くの車に装備されています。
また一度HIDを体験してしまうと、なかなか戻れないものですね。

我がカラヴェルちゃんは前オーナーの時に、
通常のハロゲンから、ベロフ製HIDにハーネスごと
交換されていたので、本当にオトクでした。
装着されていたバルブの色温度は、無難な4300ケルビン。
今やヤケに白い6000ケルビンが普通ですが、
当時はフォグランプが無かったので、
悪天候にも強く、少し黄色さも感じる方が
目には優しいですね。
・・・とか書きながらGTIピレリはCOXブランド
（多分ベロフ製）の5700ケルビンを入れてますけど。

【異変を感じる】

「妙だなぁ～」

と感じたのは、ここ1ヶ月。
明るさが落ちてきた気がしていたのですが、
気のせいかなぁ～と思っていたんです。

アインスアウトさんからの帰り、
首都高Ｃ１のトンネルで、前の車が異常に赤く見えました。
一般道に下りて、停車させてヘッドライトを見ると、
右側のヘッドライトだけ紫のような赤っぽい色に。
何だかVIPカーのクラウンやセドグロの、
怪しい日焼けサロン的ライト色です。
これは寿命だと思い、翌日朝一番で近所のオートバックスへ。

紆余曲折あって、このエリアでは全然見つからなかったものの、
業界関係者でボーラ乗りのＩ氏にお話を聞くことに。

「スーパーオートバックスみなとみらいは
セレクションが豊富なので、在庫はあると思いますよ。
電話して聞いてみたらいかがですか？」

これが大当たり。
今や珍しいらしい4300ケルビンの在庫があり、
対応もパーフェクト！！
しかし、お支払いの時に驚愕の事実が・・・。

「HIDの球って2個で5万円もしたんだ（驚）」

その後、山田御大の工場を使わせていただき交換。
その時には既に球切れしていましたので
最後まで頑張って光ってくれていました。
ご苦労様。



↑画像右が新品のバルブで、左が完全に切れてしまった物。
茶色っぽくなっているのが判ります。


【交換後】
まだ点灯している左側と比べると明らかに色が違い
新品の方が、明るく、そして白く光っています。
その後、両方共に交換しましたが、
確実に昔の明るさに戻っています。
フォグ＆HIDを入れようと思ったのは昨年の11月ですから、
既にその頃から段々弱って来ていたのかと思われます。

約6年と7万kmの走行に耐えたHIDバルブ君、
安全をありがとう。
そして新しいバルブ君、宜しくね。


＜作業協力＞
有限会社　オートサービスヤマダ
横浜市戸塚区戸塚町1006-4
℡ 045-865-3039 fax 045-865-3035
みがき：1万円～　/　コーティング：3万円～