まめまみなブログ

グルメネタ中心 ~泉州より~

【大阪プロレス】 『大阪難波マザーホール』2001年6月24日 観衆:450人

2001年06月24日 | 大阪市難波周辺

  

 第1試合  ○橘隆志 {9分23秒 片エビ固め} ●タイガース・マスク

  デビューしてから数試合をこなしたとはいえ、タイガースマスクはまだ新人なので技の一つ一つも重さがなく単発に終わってしまう。逆に橘は余裕を持って試合をしていた。
 タイガースマスクはバネがありそうなので、今のうちは失敗してもいいから、思い切りよく相手にぶつかっていけばいいと思う。先輩だからと遠慮なんかせんでええで。
 試合が終わってからも場内の整理をしているタイガースマスク、背番号31の掛布の活躍をよく知っているだけに、背番号の重さに負けないようにがんばってほしい。

  

 第2試合  ○ジェルミー・ロペス {9分39秒 片エビ固め} ●和田秀作

 このシリーズから参加のロペスは、まだ若くてこれからの選手。和田は、一つ一つの技に重みをもたせていったら、トップの選手にも勝てるようになるかもしれないが、今はまだ軽い感じがしてしまう。試合後、ロペスのサイン入り写真を400円で販売していたが迷ったあげく買わなかった。

  

 第3試合 ○ブラック・バファロー・ツバサ{11分5秒片エビ固め}●スペル・デメキン・村浜武洋

 この4人の中では、どうしてもデメキンがちょっとレベルがしんどいかな。しかし、やられても根性で立ち上がって向かっていく姿は共感を呼ぶ。バファロー組はさすがに一枚上手で、連携プレーも随所に見せていた。逆に、デメキン組は一人で闘う場面が多く分断されることも多かった。マイクアピールで強くなるぞ~と言っていたデメキン・・・、試合後に足を痛そうに歩いていた姿がちょっと心配である。

  

 第4試合  ○くいしんぼう仮面・ミラクルマン・怪獣キングマンドラ {16分7秒 片エビ固め}●高井憲悟・えべっさん・怪獣ゼータマンドラ

 大阪プロレスの定番、このメンバーなら十分に楽しませることができる。えべっさんのしゃべりも絶好調!! 試合の方は中盤から激しくなり、6人が入り乱れる中、くいしんぼう仮面が関空トルネードで3カウントをとっていた!! あぁ悔しい、この時は自分の席の前で繰り広げられる方ばかり見ていて、くいしんぼうの関空トルネードを見のがしたのである。 

  

 第5試合  ○Gamma {11分3秒 体固め}  ●スペル・デルフィン

 大阪プロレス選手権試合という大一番。さんざん挑発されてきたデルフィンが意地を見せるだろうと予想した人が多かったと思う。
 しかし、花道にカルトのかっこうをまねたツバサが仁王立ちし、反対側ではバファローがスキをうかがってリングインして強烈なラリアットを決められては、デルフィンも集中力を失う。この機をのがさずガンマスラッシュを決めて3カウント!! Gammaはまんまとベルトを手中にした。その時の客席の反応は、あぜんという感じで言葉も出なかった。
 Gamma・ツバサ・バファローが組むとなると、これは協力なチームで、正規軍危うし!!大阪プロレスは彼らにのっとられてしまうのか・・・。

  


  

 橘隆志と。

   

 怪獣キングマンドラと。

  

 タイガースマスクと。

  

 売店にいたスペル・デメキン。

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【ZERO-ONE】『真撃』 2001年6月14日 大阪城ホール 観衆:8377人

2001年06月14日 | 大阪市京橋大阪城

  

 大阪城ホールで開催された「真撃」を観戦。

  

 橋本真也の「ZERO-ONE」が勝負をかけた興業。

  

 第1試合
 リー・ヤングガン {6分26秒 KO} 星川尚浩

 星川が勝つと予想していたが、ヤングガンの打撃に対処しきれなかった。一発のケリで流れが変わってしまった。

  

 第2試合
 グレッグ・ベレイス {3分52秒 チョーク式裸絞め} 佐藤耕平

 身長がある佐藤に期待したが・・・。

  

 第3試合 シュートボクシング提供試合
 前田辰也 {2回1分1秒 KO} ジャンボジム 

 シュートボクシングというものを体験した。

  

 第4試合
 ○サモア・ジョー・ケイジ・サコダ {16分48秒 裸絞め} 石川雄規・●臼田勝美

9試合の中で一番こてこてのプロレスらしい試合であった。外人チームはツープラトン攻撃も積極的に出していた。

  

 第5試合
 ジェラルド・ゴルドー・イゴール・メインダート {14分51秒 レフェリーストップ}
 ●高岩竜一・アレクサンダー大塚

 高岩とアレクでは、アレクの方が声援が大きかった。ZERO-ONEの選手なのにきついヤジも聞かれた。ラリアットなどの高岩らしいアピールする技をがんがん出してほしかった。ゴルドーのケリは確かに痛そうだが、ガマンしてでも平気な顔をしてほしかったな。一方、アレクはおなじみのアマレス風なタイツではなく、スキンヘッドが決まっていて、いい味を出していた。
 最後は、ゴルドーがグローブをはずして、コーナーの高岩に正拳突きを数発入れていたので、ゴルドーチームの反則負けかな?と思った。しかし、次の日の新聞を読むと、顔面ではなく胸元だと主張したのが通ったらしい。

 

 第6試合
 謙吾 {1回3分36秒 ノーコンテスト}ジェイソン・ドゥレクセル

 謙吾はその鍛えられた体だけで客をうならせるものがある。最初から謙吾が押し込んでいたので期待していたら、バッティングで相手が出血のため、パンクラスルールで無効試合になった。

  

 第7試合
 大谷晋二郎 {7分55秒 反則} 村上一成

 今まで村上のことを、力もないのに口撃だけ、と思っていたが、生で村上の試合を観て、かなり評価が上がった。根性がある。この二人の試合はかみあわない。どちらかが攻めまくるだけである。一瞬の油断で攻守が逆転してしまう。それだけにレフェリーの存在が重要になってくるのだが、中途半端な制止が何回かあり、その度に試合が逆転していた。
 最後は、レフェリーの制止のスキをついて、グローブをはずして投げた村上がパンチを決めたため、反則をとられた。しばらくのびていた大谷であったが、後のマイクアピールで「俺がゼロワンだ」と言った。

  

 第8試合
 小川直也 {6分48秒 レフェリーストップ}藤原喜明

 さすが組長、足に的を絞った関節技で顔をゆがませる小川。しかし、最後はSTOを連発。このパターンになるともうどうしようもない。しかし、組長が技を決めると会場が沸く。さすが役者というところか。小川が攻めにまわると、「いじめんといて~」という声があちこちから・・・。
 勝った後、小川がマイクを持った。「今日は来てくれてどうもありがとう・・・・。」あれっ、まじめな小川だ。頭を深々と下げている・・・・、とその瞬間、ジャージ姿の山本憲尚がいきなりリングに上がり不意打ちのパンチ!マイクで小川を罵倒して去っていった。
 やっと起きあがった小川がマイクを持った・・・。山本に何か言うのかと思ったら、「ありがとうございました・・・」だけ言って、少しふらふらしながら控え室へ行った。かなりパンチが効いていたようだ。
 この日の小川は、最初のにらみあいの時だけ例のあの怖い目をしていたが、その他は好青年であった。
 山本に何があったのかは知らないが、6/4の大阪府立では同じ元リングスの成瀬が正々堂々と宣戦布告をしていて交換が持てた。

  

 第9試合
 橋本真也 {11分57秒 スタンディングカカト固め} トム・ハワード

 写真ではすごく怖い顔で写っていたハワードだが、実物はそれほどでもなかった。しかし、関節技が上手く瞬発力もある。ポイントはコーナーの橋本に対して回転したハイキックがかわされたところだろう。ハワードはそのまま場外へ飛んで行った。もし、あれが決まっていたらかなりのダメージだったと思う。
 当たり前のことだが、エース橋本の試合の時は、声援もすごく盛り上がる。UPWと今後も提携していくようだが、やっぱり対小川、対三沢、対藤田、対秋山などの日本人の大物との対戦に期待する。

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【新日本プロレス】 『ベスト・オブ・スーパージュニア優勝決定戦』2001年6月4日 大阪府立体育会館 観衆:5700人

2001年06月04日 | 大阪市難波周辺

  

 新日本プロレス「ベストオブスーパージュニア」の決勝戦がメインの興業を観戦。

  

 第1試合 
 ○棚橋弘至・鈴木健三 { 8分24秒 逆エビ固め }●柴田勝頼・井上亘

 この4人の中では、やっぱり健三の体はきわだって大きくてごつい。しかし、健三はこのメンバーに合わせているようにも見えた。声援では、井上がけっこう人気がある。応援の垂れ幕も目立っていた。

  

 第2試合 
 ○愚乱・浪花・エル・サムライ・キャンディード{9分28秒前方回転エビ固め}  ●ショッカー・シルバー・キング・ワグナーJR

 この試合は楽しめたし笑えた。外人4人はジュニアといってもみなごつい体をしている。サムライと浪花が線が細く見えた。そのためか、ジュニアの6人タッグのお決まりの飛ぶのがあまり見れなかった。むしろ、ラリアットの打ち合いなど、力勝負が迫力あったなぁ。

  

 第3試合
 ○スーパーJ・ヒロ斎藤・小原道由{10分11秒 体固め}●越中詩朗・真壁伸也・レイジ 

 それにしても、レイジの体がすごい。まわりの観客もしきりにそのことを言っていた。越中の何が何でもヒップドロップでいくのが笑えるのだが、ちょっとリングで笑いすぎとちがうかなぁ、もっとコワイ越中を見たい。

  

  第4試合
 ○ジョンストン・飯塚高史 {6分37秒 スタンディングカカト固め}●西村修・吉江豊

 西村のガウン姿がしぶい。グランドでの攻防が白熱していたが、吉江だけは体力を生かして力技を披露していた。一つ一つの技が重そうである。ジョンストンの固め技でアットいう間に決まってしまったが、もう少し見ていたかったような・・・。

  

 第5試合
 ○藤波辰爾・ストロング・マシン{9分44秒 飛龍裸絞め}●AKIRA・蝶野正洋

 さすがにカリスマ性を持った蝶野が登場すると、会場の雰囲気も盛り上がった。この試合辺りでチラホラ空いていた席もうまってきた。蝶野と藤波が遺恨がらみでやり合う。蝶野の試合運びがうまかったが、マシンのラリアットで一気に状況が変わってしまう。

  

 ここで、リングにマーク・コールマンが登場した。「7月20日の札幌にPRIDEの王者として出る。誰でも挑戦してこい。」と参戦表明に会場が沸いた。そのまま、永田×安田戦をリングサイドで観戦していた。

  

  第6試合
 ○永田裕志 {3分22秒 スタンディンブアキレス健固め} ●安田忠夫

 試合には関係ない話だが、安田は試合前に売店のTシャツ売り場にいて、サインをしたり握手をしていた。間近で見るとやっぱり大きい。
 さて、試合の方は、その大きい体を利した責めにちょっと苦しむ場面もあったが、永田はうまくいなしていた。勝負を決める前のローキックの連発はPRIDEに向けての試運転というところか。試合を決めた後の永田の厳しい顔が実に絵になっていた。藤田との試合を前にかなり充実している感じが伝わってきた。

  

 第7試合
 ○天山広吉 {13分33秒 片エビ固め} ●中西学 

 この日のベストバウトと言っていいぐらい、激しいゴツゴツとした好試合となった。お互いにもう決まるかと思われる体勢をはね返す。本当にタフだ。天山は中西にアルゼンチンをかつがせなかったのが勝因か。実にうまくスリーパーで切り返していた。

  

 第8試合
 ○武藤敬司 {18分33秒 体固め} ●小島聡

 蝶野の登場以上の会場の盛り上がり。さすが武藤、役者が一枚上だ。試合はお互いに相手の足にポイントをしぼりドラゴンスクリューから足4の字をお互いに繰り出す。最後はお決まりのシャイニング・ウィザードがグサッと決まった!! 武藤が足をかなり痛そうにしていたのが気になる。

 終了後、T2000のメンバーが乱入し、武藤にリンチ。武藤を羽交い締めにしておいて、蝶野がロープに飛んだ時に間に立ち塞がったのが小島であった・・・・。首を傾げる蝶野他・・・。小島がかわいかった。

   

 第9試合 ベスト・オブ・スーパー・ジュニア優勝決定戦
 ○獣神サンダーライガー {26分12秒 片エビ固め} ●田中稔

 この試合にかける両者の気持ちがぶつかりあった素晴らしい試合であった。稔の関節技に相当苦しんだライガーであったが、意地でもギブアップしない。ライガーのコスチュームがひや汗でどろどろになっているように見えた。
 負けた稔が表彰式の時もリングの上で泣いていた。相当くやしかったのだろう。

  

  9試合あったが、退屈せず楽しめた。特に後半のシングル4試合はどの試合も見応えがあった。コールマンも見れたし・・・・。残念と言えば長州・健介・カシンを見ることができなかったというところか。
 帰りの路上で、大阪プロレスのチラシを配る和田選手に会った。がんばってるなぁ

 
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