まめまみなブログ

グルメネタ中心 ~泉州より~

【大阪プロレス】『大阪城ホール』 “ 大阪ハリケーン” 2004年2月21日 観衆:6800人 大阪市

2004年02月21日 | 大阪市京橋大阪城
SUPER J-CUP 4th STAGE ~大阪ハリケーン2004~
 
  
 
JーCUPトーナメント一回戦 ○丸藤正道{8分16秒 不知火→片エビ固め}●葛西純 
 
 序盤は葛西がラフ攻撃を交えての葛西ワールドで丸藤を手玉にとった。場外に机をセッティングしてのフランディングボディプレスは強烈で机がまっぷたつに割れた。その割れた板を使ってさらに二度頭をおもいっきり痛打。これには丸藤もたまらない。
 最後は丸藤が18番の不知火で決着をつけたが、葛西がお客さんを見方につけ自分らしさを発揮した第一試合であった。
 
  
 
JーCUPトーナメント一回戦 ○ガルーダ{7分1秒 ウラカンラナ}●ゴア
 
 胸元を開けたセーラー服仕様の新コスチュームのゴア。動きの硬いガルーダを地元の利をいかして勢いよく攻め込んだ。しかし、ガルーダの場外へのおもいきったトペが流れを変えた。WMFのために負けられないという強い気持ちが勝利につながった。ゴアvs丸藤を見たかったのだが・・・。
 
  
 
JーCUPトーナメント一回戦 ○井上亘{9分25秒 卍固め}●湯浅和也
 
 素顔に戻って吹っ切れた井上らしさが出ていた。気合いを前面に出した表情が良い。湯浅は途中、相手の足にねらいをつけた攻撃で苦しめるも、どこか遠慮がちな感じを受けた。
 
  
 
JーCUPトーナメント一回戦 ○村浜武洋{5分3秒 垂直落下式ブレーンバスター→体固め}●石狩太一
 
 村浜の体の動きがいい。Kー1出場を控えて特訓をしている成果が出ている感じを受けた。蹴りのスピードと強さが増したのではないか。村浜の打撃を警戒しすぎたのか大舞台で緊張したのか、石狩は技を出すも単発で後が続かない。最後に決めた垂直落下式ブレーンバスターも一撃必殺の威力が増していた。村浜の貫禄勝ち。
 
  
 
○お船{6分52秒 前方肩固め}●アップルみゆき
 
  
 
○石井智宏 MEN'Sテイオー MIKAMI{10分35秒 片エビ固め}金村キンタロー "ビッグボス"MA-G-MA ●アステカ
 
 MA-G-MAがブリブラダンスを踊るのかどうか注目したが、さすがにやらなかった。しかし、体は微妙に揺れていたので本心はやりたかったのかも^^
 光っていたのは石井智宏。大きい金村キンタローとの肉弾戦でも全く後に引かず、気迫を前に出しガンガン攻め込んでいった。MA-G-MAと試合後もやりあい遺恨を残した形になったので、この二人にはもう一度闘う機会を作ってもらいたい。 
 
  
 
大阪名物世界一選手権試合 ○くいしんぼう仮面{8分4秒 関空トルネード→片エビ固め}●えべっさん
 
 おなじみの二人のネタが大きい会場でも次々と出てくる。しかし、途中からはいつになくまじめに闘い、関空トルネードに対しては開運トルネード、えべっさんがシャイニングえべザードを出せば、くいしんぼうが掟破りのシャイニングウィザードを出し、くいしんぼうが最後は18番の関空トルネードをビシッと決めた。
 試合に負けて号泣するえべっさんだったが・・・、気をとりなおし、この一年間を振り返り、さらにアメリカにもこの二人が進出することを発表。この二人の芸が果たしてアメリカで受けるのか!?
 
  
 
JーCUPトーナメント準決勝 ○丸藤正道{10分22秒 腕決め回転エビ固め}●ガルーダ
 
 この試合でもガルーダのおもいきった場外へのトペが炸裂した。しかし、ガルーダが次々と技を出しても丸藤には余裕が感じられた。最後は虚を突いたような腕決め回転エビ固めがきれいに決まって丸藤の勝利。さすがに引き出しが多い。
 
  
 
JーCUPトーナメント準決勝 ○村浜武洋{9分30秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め}●井上亘
 
 体格差があるので、村浜がここ一番で出した大技をがっしりと受け止めてたたきつけられてしまう場面が何回もあった。しかし、村浜のフットワークをいかしたスピードのある打撃技が有効に決まり、打撃で痛めつけておいた上での垂直落下式ブレーンバスターでとどめをさすという必殺パターンで勝利。大阪プロレスのエースとして堂々の決勝進出を決めた。
 
  
 
大阪プロレスタッグ選手権試合 ○ビリーケン・キッド タイガースマスク{12分55秒 逆さ押え込み}●TAKAみちのく 獅龍
 
二人に付いたチーム名が「ザ☆虎ビリー」。これはゴロ合わせもよく覚えやすい^^
 日頃、ヘビー級の大きい相手と対戦することも多いTAKAみちのくと獅龍だけに、一発一発の技に重みがあり、破壊力がある。ザ☆虎ビリーの二人は大いに苦しめられた。特にビリーの出す技をことごとく読んでジャストフェースロックで切り返すTAKAの動きはさすがだ。
 最後はビリーがかろうじて一瞬の逆さ押え込みで勝ったが、相手のチームの連携にすきが出たところをうまくついたものだ。
 試合前にTAKAに煽られてベルトを安い値段でセリにかけていたお客さんに対して、タイガースマスクが意地の発言。そうだ、ベルトはそんなに安っぽいものではない。更に価値を上げていってくれ。
 
  
 
ヒート KENTA ○CIMA{16分53秒 シュバイン→片エビ固め}獣神サンダーライガー 新崎人生 ●スペル・デルフィン
 
 役者が6人そろった。その中で入場からお客さんをつかんだのがCIMA。試合中は攻めてもやられていてもとにかく目立ちまくっていた。自分が光り、相手も光らせるそのキャラはすごい。
 もう一人、存在感を示したのが新崎人生、まわりがスピードで勝負するのとは正反対にゆっくりどっしり構える。CIMAとKENTAの二人の腕を決めてのロープ渡りは彼ならではの技だ。
 それぞれが目立つことを考えて大技が次々とめまぐるしく飛び交い、この日、一番ヒートした試合であった。
 
  
 
JーCUPトーナメント決勝戦 ○丸藤正道{14分5秒 雪崩式不知火→片エビ固め}●村浜武洋
 
 序盤に、村浜の三角締めが決まり、丸藤は意識不明状態に。この時点で押さえ込んでいたら村浜の勝利だった。場外で息を吹き返した丸藤は、村浜のキックの鉄柱への誤爆を誘い、痛めた足を徹底的に攻めた。
  お互いの必殺技である不知火・垂直落下式ブレンバスターでも決まらず、決勝戦らしい白熱した好勝負に。最後は丸藤の雪崩式不知火が勝負を決めた。
 試合後の丸藤のマイクでは、「この大会に出て、まだまだいいジュニア選手がいると感じた。本当にプロレスって面白いですね」と格好良くさらっと言った。本当に絵になるレスラーである。



  
 
  
 
  
 
  
 
  
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