９２番目の出会いとならず

　昨夜は、北海道へ帰る孫たちを送って羽田空港まで行ってきた。土曜日のためか、首都高は渋滞もなくスムーズに空港に着いた。

　直ぐに搭乗手続きをしたが、今は自動チェックイン機で手続きができる。それは知っていたが、荷物を預けるのも自動でできるようになっていた。以前は、カウンターに若い女性が何人もいたのに、今はほとんどいない。

　見ていると、中年女性が自動荷物預かり機の使い方を係員に聞いている。人の手を介さずに預けることに何となく不安を感じる。

　手続きを終えたところで夕食にした。韓国料理のプルコギ定食を頼んだら、何と１２００円だそうだ。どうして、空港内のものは高いのだろう。場所代が相当かかるのかもしれないが、もう少し安くしてほしいものだ。

　孫たちと別れて家路に着く。帰りも首都高は渋滞もなく、スムーズに家に帰って来た。首都高から見えたスカイツリーはライトアップが暗かった。家に着くと、きれいな月が出ていた。孫たちが家に着くのは夜中だろう。

　今朝起きると、孫たちがいないせいか、家の中がシ～ンとしている。今朝は、今季一番の寒さだと妻が言う。孫たちが帰った後でよかった。しかし、ちょっぴり寂しい気がする。また、夏にはやって来ることになっているので楽しみだ。

　外を見ると青空が広がっている。だが、風が冷たい。日本海側は大雪だそうだが、昨夜、欠航した飛行機が大分あったようだ。

　寒いので、今日はバイクを止めて車で水元公園まで行ってみた。日曜日なので、道路は空いていた。

　公園に着くと、冷たい北風が吹いていた。池に行くと、ホシハジロやキンクロハジロの群れがいた。風にあおられながら、皆寝ている。

　池伝いに行くと、枯れたヨシ原の中にカワセミがいた。ツグミはあちらこちらにいる。

　野鳥の森に入る手前でカメラを構えた人がいた。何がいるかと見たら、高い木の上で動くものがいる。枝が邪魔をして全体を撮ることができない。場所を変えて撮ろうとしたら、既に姿はなかった。

　家で撮った画像を拡大したら、何と「アカゲラ」だ。出会いたいと思っていたアカゲラだが、しっかりした画が撮れなかったので９２番目の出会いにはできない。何とも残念だ。

　しかし、水元公園にもアカゲラがいることがはっきりしたので、また行ってみようと思う。

　その後、森の中を２時間ほど歩き回ってみた。

　出会ったのはコゲラにカワラヒワ、メジロ、シロハラ、シジュウカラ、モズ、キジバト、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリだ。

　寒いので帰ろうとしたら、凍った流れにハクセキレイの幼鳥がいた。氷の上を滑りながら歩く姿は何とも可愛らしい。



　昼過ぎに家に着いたが、アカゲラのことが残念でならない。