裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

日の丸原発会社

2017年03月15日 09時39分55秒 | Weblog
いちばん大切なものをかなぐり捨てて、すでに原発屋と成り果ててる東芝は、さっさとつぶれていい。
経産省は、東芝と日立と三菱とで「日の丸原発会社」なんてのをつくろうとしてるけど、こりゃ、日立も三菱もつぶれるぞ。
つぶさなきゃいけないのは、経産省だよなあ・・・
なんで日本「政府」は、こんなにも原発にこだわるんだろ?
世界じゃ、すでに原発に見切りをつけて、自然エネルギーに大挙してシフト中。
その方がはるかに安全で手っ取り早くて、しかも技術革新の伸び代に限りがない。
いったん取り付けさえすれば、燃料費もゼロなんで、誰が考えたって、そこに行き着くのは自然の理。
結局、原子力で国土の大きな部分を失った日本だけが、原子力の世界に固執し、取り残されてるわけだ。
東芝も、最近のニュースでは日立もそうなんだけど、いったい原発のためにどれだけの無駄金を捨ててんのよ。
福島の事故でも、国庫は20兆円をすでに散らしたけど、ここで問題にする天文学的なコストは、事故後のやつじゃない。
昨今では、原発一基を建てよう、と決めても、コストが際限なく、「何割増し」どころじゃなく、「何倍」「何十倍」にも跳ね上がり、どこまでいっても工事を終わらすことができないんで、誰も手を出せないでいる。
そいつを日の丸原発会社は、一手に引き受けましょう、と輸出に前のめりになってんだから、カミカゼだよなあ。
関係会社は絶対つぶれるよ、お年玉を全部賭けてもいい。
原発推進は、被害者になりながら加害者になるってこと。
いいことなし。
品位も節操もない。
最も大切な美意識もない。
福島のデブリは、水の底で今も生きて呼吸をしてる。
あいつは、永遠に超高熱を出しつづける。
数百万年の間に、片時でも冷却できなくなったら、アウト。
いっそ、もう一度目を覚まして、首都圏をこっぴどい目に遭わせてくれないかな、とも思う。
そうでもしないと、推進したい連中には理解できないみたいだ。
それにしても、あの事故を起こしといて骨身に沁みないとは、たいしたキモだよなあ・・・
いやそれ以前に、このバカバカしいまでのコスト計算だけで、原発カードがババだと理解できないなんて、頭が悪すぎる。
日本の官庁、そして企業も、劣化が極まった感がある。
フクシマのやらかしで、世界中がもう懲りたってのに、ついに日本だけは懲りませんでした、という不思議なお話。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする