「滝」の俳句~私の心に見えたもの

220728 佐々木博子(「滝」瀬音集・渓流集・瀑声集 推薦作品より)

白きものみんなまとひて夏旺ん 庄子紀子

2021-09-25 05:03:48 | 日記
今年も猛暑だった。「白服」という季語もあり、夏は暑さを抑えるために、白色の服を着る。白と黒では表面温度が5分で20度の差がでるそうだ。「白きもの」が目に爽やかで「夏旺んを楽しんでいるみんな」と読んでいいのだろうか。コロナ禍でマスクの白も加わって白面積が多い今、白は医療従事者の奮闘に繋がり、身が引き締まる思いもする。だんだん収集のつかなくなっていきそうな気配の私の心・・・。「夏旺ん」、それだけで闊歩するみんなが見える世の中に早くなって欲しいですね。(博子)


コメントを投稿