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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「ひく」

2009-09-15 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「ひく」
「ひく」は「敷く」の意。




例文1

「布団をひく」=「布団を敷く」
「ござをひく」=「茣蓙を敷く」




例文2

※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話

先   生 「さあ きゅうしょくになるで 机の上に
       ナプキンを ひいて 下さい。
       ほらほら さわがんで やりなさいよ。」
織田信長 「いけねー おらー きょう ナプキン
        もってこなんじまった。」
豊臣秀吉 「せんせー おださが ナプキン
        もってきてねーっていってるだが
        どうすりゃー いいだい。」
先    生 「それじゃー ざんねんだが 織田信長君は給食 なしだなー。」
織田信長 「えー せんせー そんなこんいわなんで たべさせておくれやー。」
先   生 「給食 なしっていうんも かわいそうだで
        せんせいの予備のやつを かしてやるわ。」


例文2の標準語(?)訳

先   生 「さあ給食になりますから机の上に
       ナプキンを敷いて下さい。
       ほらほら騒がないで敷きなさいよ。」
織田信長 「いけない 私は今日ナプキンを
        持ってきていませんでした。」
豊臣秀吉 「先生 織田信長さんがナプキンを
        持ってきていないと言っていますが
        どうしたらよいですか。」
先   生 「それでは残念ですが 織田信長君は給食無しですねー。」
織田信長 「えー 先生そのようなことを言わないで食べさせて下さい。」
先   生  「給食無しというのもかわいそうですから
        先生の予備の物を貸してあげましょう。」

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4 コメント

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「ひ」と「し」 (tabibito)
2009-09-15 12:06:20
ひく(敷く)といった使い方は関西では当たり前です。
一時、悩んだことも有りましたね「質屋」が関西では「ヒチヤ」関東では「シチヤ」
「七福神」が関西では「ヒチフクジン」関東では「シチフクジン」となって
パソコン入力でもそれを念頭に入れておかないとなかなか変換がスムーズに行かないことが有りますよ。
返信する
tabibito様 (mt77)
2009-09-15 18:01:19
若しかすると標準語ですかね。
か、この発音に関しては松本は関西圏に入っているのかもしれませんね。
小学校の時、「ひく」ではなくて「しく」だと先生に教わり、頭がとても混乱した記憶があります。
友達は混乱をかなりしたのだと思いますが、「シンデレラヒメ」を「ヒンデレラシメ」とずーっと長い事発音し、その度にクラスに笑いがおこり、和やかな雰囲気になった事を思い出しました。
返信する
tabibitoさんと同じです。 (安中散)
2009-09-15 20:59:29
ヒチミトウガラシと言いますし、
敷物をひきものと言います。

全く話は違いますが、和歌山地方は”ぜ”の発音が
”で”になるところがあり、小さい頃に近所の和歌山人の発音が移って
ぜんぜん(全然)を”でんでん”といって小学校で居残りさせられた記憶があります。
返信する
安中散様 (mt77)
2009-09-16 17:45:29
方言と言うか地区独特の発音で、苦労している方が私だけでなくいらっしゃる事がわかりました。
しかし、居残りとは大変でしたね。先生も世の中に出てから苦労しないようにとの親心があったのでしょうね。
私は根がいい加減な性格ですので、適当に切り替える事が出来たようですが、まじめな友達は頭の中がなかなか切り替わらずで、多分とても悩んだのではないかと思います。
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