![我が家の松本弁 「せわしねー」](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/0a/ff324ef0e4270436a71138512d1a6c23.jpg)
「せわしねー」は「動き回り過ぎてうるさい事」や「落ち着かない」の意。
例文
村人A 「おださんちの がきゃー まー せわしねーもんだじ。
こんまえも 水利組合の うちあわせで
おださんちの ざしき い あがって
はなし させてもらっただが
はなし してるじゅう まあり はしりまわってやがって
まーず うるせーもんせ。
おださも ぜんぜん おこりもしねーもんで
がきゃー ちょんこずいたまませ。」
村人B 「せんに おれが いったときも そーせー。
あの がきゃー ろくなもんにゃー ならねーじ。」
例文の標準語(?)訳
村人A 「織田信長さんの家の子供は本当に落ち着きがなくて
この前も水利組合の打ち合わせで
織田信長さんの家の座敷へお邪魔させていただいて
話しをさせていただいたのですが
話しをしている間ずーっと回りを走り回っていて
本当にうるさいものです。
織田信長さんも全く叱りもしないものですから
子供は調子にのったままでした。
村人B 「以前に私がお邪魔した時も同じでしたよ。
あの子供はまともな者には育ちませんよ。」
通常は、せわしないですね。
テレビが発達した世の中では、
有名人が使っただけで、言葉が流行ったりしますので
どこの言葉か線引きが難しいような気もします。
我が家では「せわしねー」に「もんじゃーねーかい」とか「もんだじ」とかを付けて使っています。
テレビ・ラジオの発達により、言葉が均質化してその地区独特の言葉が無くなってゆくのを松本でも感じています。
私が使っている松本弁が若い松本人に通じないことが多くなっている事を感じています。
最近では竜馬伝の影響か「ぜよ」がいろいろな場面で使われていますね。