「あっつい」は「暑い」や「熱い」の意。
例文1
織田信長 「こんちわー
とよさ いたかい。」
豊臣秀吉 「あーい、いたんねー。」
織田信長 「まいんち あっついじゃーねーかい。
こんねん あっつきゃー からだが
ゆであがっちまい そうだいね。
ところで こんだの にちように
うちで やきにく やるだがせー
でてこねーかい。」
豊臣秀吉 「ほーかい。
ほんじやー いかせてもらうわい。
ゆであがっちまった からだ ひやす
ギンギンに ひえた ビール
もってくように するわい。」
例文1の標準語(?)訳
織田信長 「今日は
豊臣秀吉さんご在宅ですか。」
豊臣秀吉 「はーい 居ますよ。」
織田信長 「毎日暑いではないですか。
こんなに暑いと体が
茹であがってしまいそうです。
ところで今度の日曜日に
我が家でバーベキューを行うのですが
参加しませんか。」
豊臣秀吉 「そうですか。
それでは参加させていただきます。
茹であがってしまった体を冷やす
猛烈に冷えたビールを持参するようにします。」
例文2
豊臣秀吉 「こんまえ やまのおんせん い
いってきただがせー
えれー あっつい おゆでせ
おどけちまったいねー。」
織田信長 「あい あっこの おゆは あっつくて
ゆうめーせー。
げんせん かけながしで うすめてねーもんで
あっつい あっつい。
だけんど しんから からだが
あったまって いいおゆだじ。」
例文2の標準語(?)訳
豊臣秀吉 「この前、山の温泉に
行ってきたのですが
とても熱いお湯で
驚いてしまいました。」
織田信長 「ええ、あそこのお湯は熱くて
有名ですよ。
源泉かけ流しでうすめていないものですから
熱い事、熱い事。
それでも体の芯から
温まって良いお湯ですよ。」
より暑いみたい。
関西ではものすごく大きいものを「ゴッツイ」と言います。
同じ意味が「デッカイ」ではないでしょうか?
昔職場で「あっつい」貯金をやりました。
「あっつい」と言ってしまったら100円を支払わなければなりませんでした。
冷房も無いころで、お馬鹿な私はしょっちゅう100円を採られていました。
集まったお金で、冷えた飲み物を買ってきて、涼しさを一時感じさせていただきました。
えれー でっけー スイカ かってきた もんじゃーねーかい 等と使っています。
「あっつい」はネットで調べると方言として結構データが出てきました。
多くの地区で使われているのかもしれません。
大阪、北海道、津軽、仙台などなどです。
こうなると方言なのか標準語なのかわからないですね。