「こてえる」は「体にきつく感じる」の意。
例文
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
織田信長 「えれー さぶく なったいねー。」
豊臣秀吉 「あい えれー さむくなっちまったいねー。
70も こえりゃー この さむさは
こてえるわね。
としゃー とりたく ねーだがせー
こればっかは まいとし ひとつづつ みんな
としとるだでー しょうがねーわね。
へー あれせー さぶいひにゃー
こたつに あたって なっぱで
おちゃ のんでるが いちばんせ。」
例文の標準語(?)訳
織田信長 「とても寒くなりましたね。」
豊臣秀吉 「そうですね、寒くなってしまいましたね。
70歳を越えるとこの寒さは
体にきつく感じますね。
年は取りたくないのですが
こればかりは毎年一つづつ皆さん
年をとるのですから仕方が無いですね。
もう寒い日には
炬燵に入って野沢菜で
お茶を飲んでいるのが一番ですよ。」
関西では「仕事がきつうて体にこたえまん(す)な~」と言ってまっせ。
最近の若者は全く使っていません。
この発音は無くなってしまうのでしょうね。
「た」よりも「て」の方が大きく口を開けずにすみます。