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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「がった」

2009-02-27 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「がった」

「がった」は「わんぱく」「悪さをする」や「乱暴者」の意。



例文

村人    「はーるかぶりに 会ったら
       とよちゃ えれー 立派なおとなになって 
       おどけちまうじゃねえかい。
       ちいせえ頃は えれー がったで
       がーたが 手を焼いたもんだが。」
豊臣秀吉  「おいちゃん そんねに がったじゃー なかったじ。
       そんなこん 言うのは おいちゃん ぐれーだじ。」
村人    「そんなこんねーさー。
       おめえの おやじだって うちのがきは
       がったで しょうねーわい て 言ってたぐらいだぞ。」



例文の標準語(?)訳

村人    「しばらくぶりに会ったら
       豊臣秀吉君が大層立派なおとなになってしまっていて 
       驚きました。
       子供の頃はとても腕白で
       周囲の人が手を焼いていたのが信じられないくらいです。」
豊臣秀吉  「小父さんそれ程腕白ではありませんでしたよ。
       そのような事を仰るのは小父さんだけですよ。」
村人    「そんな事は無いですよ。
       あなたのお父さんも、我が家の子供は
       腕白でどうしようもないです と言ってた程ですよ。」


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