「さた」は「知らせ」の意。
例文
※織田信長の父母の会話
織田信長の母 「信長は 東京に 就職 しただが 全く さたなしで
どうやって 暮らしているだか
朝 ちゃんと起きて仕事に行っているだか
ぜんぜん わからねーいね。」
織田信長の父 「便りの無いのは良い便りってゆうじゃねか。
元気で やってるずらー。
かねおくれって 言ってこねーだけ いいってことど。」
例文の標準語(?)訳
織田信長の母 「信長は東京に就職してから全く知らせが無いのですが
どのように暮らしているのか
朝はきちんと起きて仕事に行っているのか
全く分かりません。」
織田信長の父 「便りの無いのは良い便りって言うでしょ。
元気で暮らしているでしょう。
お金を送って下さいと言ってこないだけいい事ですよ。」
遠山の金さんの裁きで、
「追ってさたが有るまで、謹慎申しつける」
なんて言うのがあった記憶がありますが、
標準語でしょうか?
「地獄の沙汰も金次第」がありました。
この「沙汰」と我が家で使っている「さた」は意味が被っている部分があるかもしれません。
松本では「さた」にもう一つの意味があります。
それは死亡の知らせの事で、「さたをもらったで そうしきにいかなきゃー いけねーだいね。」等と使っています。
安中散様は奈良にお住まいなのですね。
昨年奈良を訪れ、行き当たりばったりの修学旅行の復習をしてきました。
奈良の方はとても親切で、道を尋ねたりしてもいやな顔をせず何回か親切に教えていただきました。
二日目のホテルでは管理人の方と鬼瓦についていろいろお話しをさせていただき、いい思い出になっています。
若い方はあまり使わなくなった言葉ですが標準語?ではないでしょうか。
お気づきの点をお知らせいただけると助かります。松本弁にどっぷり浸かって生活をしている私ですので、正直なところ松本弁なのか標準語なのか区別がつかない事がしょっちゅうあります。
松本市誌のコピーをとったものが見つからなくてはっきりした回答は出来ないのですが「おろぬく」は塩尻市誌では方言一覧に掲載されていますし、松本市誌にも方言として載っていたとおもいます。「間引く・農作物の間引き」と言う意味で整理されていました。また「おろぬき」と言う言葉になると、「間引きした根菜類の若い葉」のような意味になります。
「さた」は松本市誌の方言一覧をコピーしたものが見つからなくて何とも言えないのですが、もう一度時間を作って図書館で調べてみます。
本当にコメントを頂きありがとうございます。
今後ともお気づきの点がありましたらコメントを頂ければ幸いです。
そういう点から考えると関西では使われない言葉だと思いますし、地方の言葉(方言)
だと思いますが、ネットで調べると茨城弁だとしている辞典もあるそうです。
私の住んでいるところは東大寺から南へ4、5㎞ぐらいのところで、盆地で今は暑い盛りです。
ただ、松本市誌に方言としてのっているものでも我が家近辺では使っていない言葉もあり、その昔は同じ松本盆地に住んでいてもとても地区と地区の交流が少なかったのではないかと推測しています。
女性は松本盆地に生まれそだっって、一生涯松本盆地を出た事が無かった方がほとんどであったのかも知れません。
今はいい時代です。お金さえ出せば簡単に外国にも行く事が出来ますし、国内の何処へでも行く事が出来てしまいます。
いい時代に生まれ育った事にこんな所から感謝している自分がいます。
奈良県と言うと私の中では「金魚」の一大産地と言うのが小学校の頃に刷り込みされています。先だっての旅行でも沢山の金魚を育てている池を見る事ができました。
村祭りでの金魚すくいに持ってこられている金魚も奈良から来ているかもしれない等と思いながらすくっていた事を思い出しました。