「とっぱずす」は「取り外す」の意。
例文
父親 「もうじき としとりだでー
さあー ふすまや しょうじ とっばずして
おおそうじするぞ。」
子供 「えー もうやるだかい。
きょうは さむいで あしたに しましょや。」
父親 「ばかこくじゃねーわ。
きょうやらなんだら いつやるだー。」
例文の標準語(?)訳
父親 「もう直ぐお年取りになりますので
さあー襖や障子を取り外して
大掃除をしますよ。」
子供 「えー、もう大掃除を行うのですか。
今日は寒いですから明日にしましょうよ。」
父親 「馬鹿な事を言っていてはいけません。
今日大掃除をしなければ、何時大掃除を行うのですか。」
なんか強調した言い方のようですね。
「とりはずす」が「とっぱずす」になったのか、「戸をはずす」が「とっぱずす」になったのかどちらも考えられそうな気がしています。
若しかすると標準語なのかもしれませんね。
元々使うのか?
その意味に使いますね。
かといって、標準語の取り外すも使わないような気がします。
戸をはずすでとっぱずすですか、なるほどですね。戸を外すときにとっぱずすは使ったことはないです。
そうすると標準語に限りなく近いということになりますね。
「とっぱずす」を検索すると甲州弁などでは方言としてのっています。
長野県方言辞典にも掲載されていますので、公共放送の影響でそれまで使っていなかった地区でもいつのまにか使うようになったのかもしれませんね。
ありがとうございました。