「とよ」は「樋(とい)」の意。
例文
※豊臣秀吉の家族の会話
母親 「とうちゃん とよに たまっちまった 枯れ葉を
とっときゃなきゃー とよのとちゅうから
また あめがおってきちまうで
かれは そうじしていとくれやね。」
父親 「あー わかった。
ひでよし とうちゃん ほかに
やらにゃきゃーいけねーことがあるで
おめえ ちょっと やっとけ。」
秀吉 「うん わかった。
はしご もってきて (かれはを)したに
おとしゃーいいずらい。」
例文の標準語(?)訳
母親 「お父さん 樋に溜まってしまった枯れ葉を
取り除かないと 樋の途中から
また雨が落ちてしまいますので
枯れ葉を取り除いておいて下さいね。」
父親 「はい 分かりました。
秀吉 お父さんは他に
やらなければならない事がありますから
あなた やっておいて下さい。」
秀吉 「はい 分かりました。
梯子を持ってきて枯れ葉を下に
落とせば良いのでしょう。」
少し前まで知りませんでした。
”とゆ”と物心ついてからずっと使っていたもので、
いちおう、間違えではないと書いてあったので
一安心しました。
標準語に近い言葉かもしれません。