mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「おどける」

2009-01-25 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「おどける」

「おどける」は「驚く」の意。



※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話


例文1

織田信長 「きのうな 学校の帰りに 横断歩道を てー あげて 
       わたっていただが 東から 走って来た車が 
       ちっとも とまらねー かんじで
       はねっころされるかと おどけたんね。」
豊臣秀吉 「よかったじゃーねーかい、はねころされなんで。」


例文1の標準語(?)訳

織田信長 「昨日、学校の帰りに横断歩道を手を挙げて
       渡っていたのですが、東から走ってきた車が
       全然停まらない様子で
       はねられて死んでしまうのではないかと驚きました。」
豊臣秀吉 「良かったですね、はねられて死んでしまわなくて。」




例文2

※織田信長と豊臣秀吉と淀君は幼馴染と言う仮定での会話


織田信長 「とよちゃ きのんな 学校の帰りによどちゃと
       むぎばたけん なかで キスしていつら。」
豊臣秀吉 「おだちゃ おどけること いわなんでくりや。
       どっから そんな 話が でてくるだい。」
織田信長 「とよちゃが なんか うかれているようなかんじで
       ようすが おかしいもんで 
       きのんなは あとつけていってただじー。
       きがつかなんだかい。」
豊臣秀吉 「ほうかい。
       みられちまっていりゃー しょおねーね。
       たのむで ほかのしょうには
       だまっていておくれや。」


例文2の標準語(?)訳
     

織田信長 「豊臣秀吉さん、昨日 学校の帰りに 淀君さんと
       麦畑の中でキスをしたでしょう。」
豊臣秀吉 「織田信長さん、驚くようなことを言わないで下さい。
       どこからそのような話が出るのですか。」
織田信長 「豊臣秀吉さんの様子が何か浮かれているような感じの
       様子でしたので
       昨日は後を付けていったんですよ。
       気がつきませんでした。」
豊臣秀吉 「そうですか。
       見られてしまっていては仕方ありませんね。
       お願いですから、他の方には
       内緒にしておいて下さい。」




この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第23回国宝松本城氷彫フェス... | トップ | レンテンローズ(春咲きクリ... »
最新の画像もっと見る

我が家の松本弁」カテゴリの最新記事