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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「ねーせ」

2010-08-20 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「ねーせ」

「ねーせ」は「無いですよ」の意。


例文

※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話

豊臣秀吉 「おだちゃ きのんな いざかやで のんでいつらい。」
織田信長 「あい、のんでいたじー。
       なんだい とよちゃに 見られていただかい。」
豊臣秀吉 「よこに きれーな ねーちゃんが いたがー
       ありゃー かのじょかい。」
織田信長 「そーじゃー ねーせ。
       かいしゃの 後輩せー。
       しごとで いろいろ たすけてもらったもんで 
       おれーに のみに 連れてっただいね。」
豊臣秀吉 「ほんまかいー。
       後輩にしちゃー えれー したしげに 
       はなしているように みえたじー。
       もし かのじょじやー なかったら
       おらーに しょうかいしておくれや。」
織田信長 「ばこくじゃーねーわー。
       おんなったらしの とよさに
       後輩を しょーけー できるわけが ねーじゃーねーかー。」





例文の標準語(?)訳

豊臣秀吉 「織田信長さん、昨日は居酒屋で呑んでいたでしょう。」
織田信長 「はい、呑んでいましたよ。
       なんですか、豊臣秀吉さんに見られていたのですか。」
豊臣秀吉 「横に綺麗な女性が居ましたが
       あの方は織田信長さんの彼女ですか。」
織田信長 「そうではないですよ。
       会社の後輩ですよ。
       仕事でいろいろ助けていただいたものですから 
       お礼に呑みに連れて行ったのですよ。」
豊臣秀吉 「本当ですか。
       後輩にしてはとても親しげに 
       話しているように見えましたよ。
       もし彼女で無いのなら
       私に紹介していただけませんか。」
織田信長 「馬鹿な事を言わないで下さい。
       女性を誘惑してもてあそぶ豊臣秀吉さんに
       後輩を紹介できる訳がないでしょう。」


コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あー分かりませんでした。 (豊太郎)
2010-08-20 20:50:58
推察できませんね。「ねーせ」
返信する
豊太郎 様 (mt77)
2010-08-21 07:30:21
「ないさ」がいつのまにか「ねーさ」に変わってきたのかもしれません。

松本弁、これからも廃れないように使ってゆかなくてはなりません。
返信する
ねーさなら (豊太郎)
2010-08-22 01:50:31
ねーさがねーせ。これなら納得です。
ありがとうございました。

お城とともに守られるのですね。
返信する
豊太郎 様 (mt77)
2010-08-22 09:02:56
言葉も使っていないといつの間にか消えてしまいます。
方言は「ダサイ」という認識が若い人にはあるような気がします。
松本弁を使っている若者は少ないですね。
返信する

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