「ほざく」は「大声で言う」や「言いたてる」の意。
例文
※織田信長と豊臣秀吉と徳川家康は幼馴染と言う仮定での会話
織田信長 「とくさの ばかやろー。
おれんとこ たんそく たんそくって ほざきやがって
どこが たんそくだだか。
こんねん あしー ながいんは
クラスのなかにゃー おれしか いねーじゃねーか。」
豊臣秀吉 「とくさー じぶんの あしが みじけーもんで
うらやましくて いってるだわい。
ほっときましょ。」
例文の標準語(?)訳
織田信長 「徳川家康の馬鹿野郎。
私の事を短足、短足と言いたてて
何処が短足なんでしょう。
こんなに足が長いのは
クラス中では私しかいないではありませんか。」
豊臣秀吉 「徳川家康さんは自分の足が短いものですから
羨ましくて言っているのですよ。
放っておきなさいよ。」
「ぬかす」ですね。
上品さのかけらもない言葉です(笑)
わし(わい)のこと、たんそく たんそくって ぬかしやがって どこが たんそくやねん われ。
というような文章になるかと
けんか言葉に特化した河内弁でした。
私の推測で言うと「放托」ほたくが訛ったものではないでしょうか、ほたくは「自慢げに言う」事を罵る言葉だと思いますが間違っていたら御免。
「ほざく」を調べてみましたら「他人の動作を卑しめののしっていう語」とありました。
いずれにしても上品な言葉ではなく、私が使う時はかなり語気を強めて使います。
怒り心頭に発する時で、なるべく使いたくない言葉です。
「ほたく」が「放托」かは残念ながら調べきりませんでした。
いずれにしても江戸時代頃から使われ始めた言葉のようです。
また一つ利口になったような気がします。
「ホタエナ!」なんて言っていましたね信長は愛知の人間ですが、「ホザク」とナンカ一脈通じるものが有るようですが。
松本では「ホタエナ」は使いませんか?
確か「騒ぐな」と言った意味で使っていたような気がします。
どういう漢字なのでしょうねー。
松本市ではこの「ホタエナ」は聞いた事がありません。
さらに調べたら土佐弁として「ホタエル」= 「騒ぐ」があり、「な」は土佐弁の否定とありました。
坂本竜馬は暗殺される時、階下の物音に対し「ホタエナ」と言ったとの事です。