木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

1710 「食事会-13-2」 新物喰いの悲哀

2018-01-15 08:00:00 | 資料館

 関東と東海を除き全国的に大雪で、半日以上に渡り多数の車や満員の列車が立ち往生するなか、奇跡的(?)に好天にめぐまれた当地方において、2018.01.12(金)、高校時代の仲良し四人でやってる「食事会」の 13回目は、名古屋空港で行うことになり、四日市を9時30分に出発し、東名阪にて小牧空港に向かった。 

 場所は、元の国際線ターミナル周辺を再開発し、ざっと見てその1/3をスーパーが占め、他を各種商店が入る「エアーポートウオーク」の隣りに作られた建物がその第一である。よって、周辺の駐車料はタダ。

 あいちミュージアム

  展示品は、YS-11など数機で、M社のものばかり、が並べられているが、目を引くものは何も無し。訪れる人も殆ど無く、閑散としている。

 

 

 熱心(?)に見入る、おっさん達。

 

建物の屋上は展望デッキとなっており、ここの方が展示室よりも、沢山の飛行機を見る事が出来る。ここに来るには¥1000要るが、国内線送迎デッキに行けば、無料で見られるのは言うまでも無いこと。

 

ただし、離発着するのは、ヘリコプターばかり。下のは、愛知県警と書いてある。

 

 MRJミュージアム

 あいちミュージアムから、小型バス2~3分間乗車。 身体検査があるかもと恐れたが、流石にそれはなく、しかし、厳重に撮影禁止であるから、カメラやスマホは、ロッカーに入れて、15名限定で、最終組立工場を遠くからちらりと見るのである。

 工場といえども、見せる為に特別に化粧されているからきれいであるが、製造現場で長く仕事をしてきた者にとっては、この程度の整理整頓清掃はごく普通のこと、工場の真ん中の高い位置から見るが、ただただ、部品らしき多数の箱と工具箱らしきものがずらりと並ぶのみ。

 組立中(?)の飛行機の胴体の中でさえも、人の動きは全く感じられず、試験飛行などで不具合が次々と発見され、再々の納期遅延が報じられているが、ここに来て、現場での組立ての仕事が進められない現状を垣間見た感じがする。

 広い工場の大部分を部品置き場が占めていることから、「仕掛かり品」が異常に多く、製造工程が滞っていることがはっきり窺える。見る限りここは部品置き場であり、ものつくりの工場とはとても思えない、極めて活気のない場所、倉庫の中を歩くと同じであった。

  建物の外観でさえ、撮影を許さないが、入った所だけが、撮影を許されている。 

 

頼みもしないのに、カメラを持ってくれたが、忌み嫌われる”足切れ写真”であった。

 

 名前と場所では、ふたつのミュージアムと称するものを見たが、別々に見ると、各館¥1000、合わせてみると、合計¥1500 この価値があるか否かは見る人の判断であろうが、期待に大きく反すると思う人も多々あるのではと感じた。

 昨年11月末に開館したが、その近辺の予約状況は、当初一のみヶ月分は全日満席であったが、今日(2018.01.13)朝現在では、次の土日(1/20,21)以外は空がある現状をみると、入館料の見直しや、予約制までも、現状維持は難しくなるのではと危惧する。

 見ると、二つの館ともに、空きスペースがいくつもあった。 飲食店が出来る予定も聞いているがまだ無く、この先も出来る可能性は極めて低いように思う。 別の構成も含め、今後充実される可能性も無くは無いので、早く来てしまったかも知れないが、いずれにしろ、またしても”新物喰い”の悲哀を味わったのであった。

                        以上

 追記

  つい先日も当ブログに書いたが、「食事会」と言いつつも、今回のブログは食事の言葉も写真もない、ちょっと変とも言える状態かもしれないが、実は今、この会の名前などをみんなに求めており、次回の集合時に決めることにしたのであった。

 ”嫌(賢)人会”とか”どこ行く会”とか、”嫁いいなり会”などと妙案が出ているが、ユニークな名前がいいのではと、私は思っているが、はてさて、どんな傑作な名前になるか・・・・?。