美術館でありながら、その庭には山野草にこだわって植えられている。 元は富豪が趣味で植えていたが、空いている土地に後から美術館を建てたようだ。 ここでは日頃普通の店頭にはあまり無い花、山野草愛好家の好む植物が多いので、新しい花(以後“新種”という)を求める私には持ってこいの庭なのである。
花の命は短く儚いというが、正にその通り、訪れるのが遅かった物や早過ぎる花もあるが、 次回からは入場料¥1000/回が必要であるから、我が家計では再々来ることは許されない。 そのために、いつかはきちんと花が撮れることを期待して、取り敢えず不満足な写真でも登録をするとの方針で進めている。
「瓜」のような肌というのは、木の幹のことだそうな。 ウッカリミスで撮り忘れた残念
「オクタマゼンマイ(奥多摩薇)」 “新種”登録 第1459号
「ゼンマイ」の親(?)はこれだった!。
この花は結構ユニークな形をしているし、あと2~3日で開きそうではあるが、残念だが今年はあきらめよう!。 この花のために、入場料¥1000出すほど、我が家は懐が温かくないからである。
「ナバナ」の仲間であり、雑草の「タネツケバナ」のような形をしているが、結構な良い場所を広く占めている。 それほど優遇されているのだから、山野草として価値があるのかも?。
この状態は花が終わり、種になる前と思われる。 数日早くきていれば、「シデザクラ」という別名の花が見られたのに、誠に残念である。
この花は逆に、翌日くらいが、よいのかも知れない。
ちょっと物騒な名前であるが、山菜として珍重されているらしい。
「チンチョウゲ」に似るが、全く別種。 実は毒があるようだ。
これも残念ながら、花後であり、実が成りつつあるところ。 数日前なら花に間に合ったかも?。
“新種”ではないが、実の写真がなかったので、「花写真鑑」に追加した。
花はお世辞にもきれいとはいえないが、その分、葉でカバーいているようだ。
撮影 2017.04.20(木)
以上