小惑星“リュウグウ”に向けて、
順調に航行を続けている無人探査機“はやぶさ2”。
JAXAによると、11月3日午後にスラスターを噴射して、
最初の軌道修正に成功したそうです。
そして12月3日には地球に最接近して、地球スイングバイに挑むことになるんですねー
地球スイングバイ
軌道変更が行われたのは、
“はやぶさ2”を正確に地球スインバイさせるためでした。
今回はその1回目になり、
2015年11月3日の13時から15時ごろにかけて行われ正常に終了。
姿勢制御に使う小型のスラスターを予定通り約4秒間噴射、
精度良く噴射するために、噴射は4回に分けて行われたそうです。
地球スイングバイとは、
地球の公転速度を利用して探査機の航行速度を上げ、
地球の重力を利用して軌道の変更を行う航法テクニックのこと。
予定では、あと2回の軌道修正が行われ、
“はやぶさ2”が地球に最接近するのは12月3日午後7時過ぎ、
地表から約く3,100キロに近付くんですねー
再接近した際のスイングバイにより、速度は秒速約30キロから約32キロに加速、
約3億キロ離れた“リュウグウ”へ向かうことになります。
結局、軌道変更は11月26日に実施した2回目で完了。
十分な軌道精度に達していたため3回目は実施されませんでした。
5年後には帰ってくる?
小惑星の名前は7,300以上の応募の中から、
竜宮から玉手箱を持ち帰るイメージの“リュウグウ”が選らばれ、
10月5日に発表されています。
“はやぶさ2”は2014年12月に打ち上げられ、小惑星に到着するのは2018年。
約1年半にわたって探査活動を行い、2019年11~12月ごろに小惑星を出発し、
2020年の11~12月ごろに地球に帰還する予定になっています。
飛行は約6年で、
全行程は太陽の周りを周回するため約52億キロに及びます。
12月3日は、日没から午後7時ごろにかけて、
“はやぶさ2”がゆっくり飛行する姿が、
天文台の大型望遠鏡で鮮明に観測できるのですが、
明るさは10等星程度なので、肉額での観測は難しそうですね。
“はやぶさ2”は、12月3日の夕方から夜にかけて“スインブバイ”を実施。
19時8分7秒ごろに地球に最接近し、ハワイ付近の上空3090キロを通過したそうです。
NASAの深宇宙ネットワーク局の支援を受けた探査機運用により、
地球最接近後の“はやぶさ2”の状態は正常であることが確認されています。
ただ、“はやぶさ2”が目標とする軌道に入れてたどうかの確認には、
1週間程度かかるそうですよ。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 目的地は“リュウグウ”! “はやぶさ2”が目指す小惑星の名前が決定
順調に航行を続けている無人探査機“はやぶさ2”。
JAXAによると、11月3日午後にスラスターを噴射して、
最初の軌道修正に成功したそうです。
そして12月3日には地球に最接近して、地球スイングバイに挑むことになるんですねー
地球スイングバイ
軌道変更が行われたのは、
“はやぶさ2”を正確に地球スインバイさせるためでした。
今回はその1回目になり、
2015年11月3日の13時から15時ごろにかけて行われ正常に終了。
姿勢制御に使う小型のスラスターを予定通り約4秒間噴射、
精度良く噴射するために、噴射は4回に分けて行われたそうです。
地球スイングバイとは、
地球の公転速度を利用して探査機の航行速度を上げ、
地球の重力を利用して軌道の変更を行う航法テクニックのこと。
予定では、あと2回の軌道修正が行われ、
“はやぶさ2”が地球に最接近するのは12月3日午後7時過ぎ、
地表から約く3,100キロに近付くんですねー
再接近した際のスイングバイにより、速度は秒速約30キロから約32キロに加速、
約3億キロ離れた“リュウグウ”へ向かうことになります。
結局、軌道変更は11月26日に実施した2回目で完了。
十分な軌道精度に達していたため3回目は実施されませんでした。
5年後には帰ってくる?
小惑星の名前は7,300以上の応募の中から、
竜宮から玉手箱を持ち帰るイメージの“リュウグウ”が選らばれ、
10月5日に発表されています。
“はやぶさ2”は2014年12月に打ち上げられ、小惑星に到着するのは2018年。
約1年半にわたって探査活動を行い、2019年11~12月ごろに小惑星を出発し、
2020年の11~12月ごろに地球に帰還する予定になっています。
飛行は約6年で、
全行程は太陽の周りを周回するため約52億キロに及びます。
12月3日は、日没から午後7時ごろにかけて、
“はやぶさ2”がゆっくり飛行する姿が、
天文台の大型望遠鏡で鮮明に観測できるのですが、
明るさは10等星程度なので、肉額での観測は難しそうですね。
“はやぶさ2”は、12月3日の夕方から夜にかけて“スインブバイ”を実施。
19時8分7秒ごろに地球に最接近し、ハワイ付近の上空3090キロを通過したそうです。
上空を横切った“はやぶさ2”の光跡 |
NASAの深宇宙ネットワーク局の支援を受けた探査機運用により、
地球最接近後の“はやぶさ2”の状態は正常であることが確認されています。
ただ、“はやぶさ2”が目標とする軌道に入れてたどうかの確認には、
1週間程度かかるそうですよ。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 目的地は“リュウグウ”! “はやぶさ2”が目指す小惑星の名前が決定
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