みぬが旅立って以来、糖尿病のことはあまり考えていなかった私、みぬまま。
5年ほど前に健康診断でHbA1cが高かったことから「糖尿病予備軍」と診断され、
その時は、「みぬだけじゃなくて、自分まで糖尿病になってしまったか」とすごくショックで、糖質を控える食事を徹底してきました。
しかしそれ以来、「糖尿病はなってしまったら一生治らないけど、これからずっと糖質制限さえ続けていれば大丈夫」と信じて疑わず、
「糖質制限してるからいいや」と、しばらく自分の血糖値を測ってみることもありませんでした。
ところが、最近日本で「糖尿病はグルカゴンの反乱だった」という本が出ていたことを知り、
電子書籍を購入して読んでみたところ、この内容が目からウロコ!
そもそも血糖値が高くなるというのは、インスリンが分泌されていないというより、グルカゴンが糖を血中に放出することが原因になっている…というのがこの本に書かれている理論。
ところで、よくネット上で見かける「1gの糖質が血糖値を3-5mg/dL上昇させる」という表現。
「だったら、空腹時血糖が80mg/dL前後なら、血糖値を140mg/dL未満に保つためには、一回の食事で15g以内に絞っていれば大丈夫だな」と単純に考えていました。
しかし、考えてみれば、この「上昇」というのが、食後何分での値なのか、そして糖質だけではなく脂質、たんぱく質、食物繊維も一緒に摂ればどうなるのかは不明。
そして、低糖質な食事をしているつもりでも、たまに食後に強烈な眠気に襲われるのは相変わらず。
「糖質制限していても、食後には眠くなるんだから、食後の眠気は血糖値とは関係ないんじゃないの?」と思っていました。
それなら、何が原因なのだろう?
あまりに眠気が強いと仕事に支障をきたすので、何とかしなければ…思いつつ、どうしていいのかわからない状態。
でも、もし高血糖の原因が「グルカゴンの反乱」だとすれば、もしかして、逆に糖質を控えすぎていることで、体が頑張って糖を作っているのかも?
そう思った私は、再び血糖値測定を開始してみることに。
実は最近は食事に少し糖質も取り入れるようにしているので、厳密な糖質制限食ではないのだけど、果物や雑穀など自然な糖質に限定し、白砂糖や精白米、白パンは相変わらず避けています。
今回はこのライ麦パンをサラダなどの低糖質なおかずと一緒に食べてみました。
栄養成分は以下の通り。
1パック7枚入りで、1枚当たり20g(総炭水化物量26g - 食物繊維6g)の糖質が含まれます。
まず、平日。
こちらが食前の血糖値。76mg/dLです。
空腹時血糖の正常値は70-110mg/dLといわれているので、正常範囲内ではあるけど、午前中仕事に没頭した後で、お腹ペコペコで頭がくらくらしていました。
こちらが、食後約1時間の値。172mg/dLに急上昇!
(本当は何を食べたか全て具体的に書いた方がいいのかもしれませんが、割愛させていただきます。)
流石糖尿病予備軍だけあって、恥ずかしながら、高いです!
空腹時からは96mg/dLも上昇しています!
パンの糖質含量が20gで、それ以外のおかず全部含めて25gくらいだとしたら、やはり私みぬままの場合、単純計算で1gの糖質が4mg/dL近く血糖値を上げるということになるのでしょうか?
そして、食後約2時間。
2時間値が140-199mg/dLであれば、「境界型」と診断されるということですので、立派な「境界型」ですね。
さて、休日。
今度は、頭がフラフラにならないよう、朝から何度かに分けて少量の果物を食べつつ、糖質を補ってみました。
まずは、起床時の血糖値は、以下の通り。
糖尿病予備軍といえど、空腹時は相変わらず低いです。
そして、起き掛けにまず、デーツを1個。
もともと甘いものがあまり好きではない私にとって、デーツ一つは相当甘く感じました。
因みに、デーツ1個あたりには約15gの糖質が含まれると言われています。
1時間後に測定した血糖値は以下の通り、135mg/dL。ということは、1gの糖質がほぼ4mg/dL血糖値を上昇させるという法則にしたがったのでしょうか?
「食後高血糖」の診断基準ぎりぎりの値です。
(食後血糖値が140mg/dLを超えれば境界型糖尿病が疑われる…と言われるので、どうしても140という数値に拘ってしまいます。)
ここで、更にリンゴ(グラニースミス)1個を食べてみました。
そして1時間後。
何故か逆に下がっています。
つまり、「1gの糖質が血糖値を〇mg/dL上昇させる」という理論は覆されたということでしょうか?
この後ヨガに行ってお腹が空いたので、昼食の45分ほど前に、甘~いをデーツを再び食べ、その後昼食を食べる直前に、まず血糖値測定。
再び140mg/dLの一歩手前です。
さて、これから昼食を食べたらどうなるか。
内容は、上記とほぼ同様に、ライ麦パン1枚と低糖質のおかずです。
しかし、1時間後、たしかにちょっと高めではあるけど、思ったほど上がっていない。
そして、2時間後。
正常値に戻りました。
これをどう解釈するかといえば、あくまで憶測だけど、低血糖の飢餓状態でいきなり食事を摂取すると、グルカゴンが反乱を起こして血糖値をバーン!と上げてしまうのに対し、
低血糖にならないようこまめに食べていると、血糖値が上がりにくい…ということではないでしょうか?
つまり、みぬもよく経験していた「低血糖の後のリバウンド」かもしれません。
そして、「1gの糖質が血糖値を〇mg/dL上昇させる」という教科書通りの理論は成り立たないようです。
糖質制限では果物は禁止リストに入っているけど、
逆にお腹が空いてフラフラする前に、果物など自然な糖質を含む食品を上手に利用するのも、血糖コントロールのためにはいいのではないか?と思いました。
(もちろん、これはあくまで二型糖尿病の場合だし、当然血糖値が上がり過ぎるまで食べてしまっては意味がありませんけど…。)
治せるものならしっかり治したいので、もう少し研究してみることにします。
5年ほど前に健康診断でHbA1cが高かったことから「糖尿病予備軍」と診断され、
その時は、「みぬだけじゃなくて、自分まで糖尿病になってしまったか」とすごくショックで、糖質を控える食事を徹底してきました。
しかしそれ以来、「糖尿病はなってしまったら一生治らないけど、これからずっと糖質制限さえ続けていれば大丈夫」と信じて疑わず、
「糖質制限してるからいいや」と、しばらく自分の血糖値を測ってみることもありませんでした。
ところが、最近日本で「糖尿病はグルカゴンの反乱だった」という本が出ていたことを知り、
電子書籍を購入して読んでみたところ、この内容が目からウロコ!
そもそも血糖値が高くなるというのは、インスリンが分泌されていないというより、グルカゴンが糖を血中に放出することが原因になっている…というのがこの本に書かれている理論。
ところで、よくネット上で見かける「1gの糖質が血糖値を3-5mg/dL上昇させる」という表現。
「だったら、空腹時血糖が80mg/dL前後なら、血糖値を140mg/dL未満に保つためには、一回の食事で15g以内に絞っていれば大丈夫だな」と単純に考えていました。
しかし、考えてみれば、この「上昇」というのが、食後何分での値なのか、そして糖質だけではなく脂質、たんぱく質、食物繊維も一緒に摂ればどうなるのかは不明。
そして、低糖質な食事をしているつもりでも、たまに食後に強烈な眠気に襲われるのは相変わらず。
「糖質制限していても、食後には眠くなるんだから、食後の眠気は血糖値とは関係ないんじゃないの?」と思っていました。
それなら、何が原因なのだろう?
あまりに眠気が強いと仕事に支障をきたすので、何とかしなければ…思いつつ、どうしていいのかわからない状態。
でも、もし高血糖の原因が「グルカゴンの反乱」だとすれば、もしかして、逆に糖質を控えすぎていることで、体が頑張って糖を作っているのかも?
そう思った私は、再び血糖値測定を開始してみることに。
実は最近は食事に少し糖質も取り入れるようにしているので、厳密な糖質制限食ではないのだけど、果物や雑穀など自然な糖質に限定し、白砂糖や精白米、白パンは相変わらず避けています。
今回はこのライ麦パンをサラダなどの低糖質なおかずと一緒に食べてみました。
栄養成分は以下の通り。
1パック7枚入りで、1枚当たり20g(総炭水化物量26g - 食物繊維6g)の糖質が含まれます。
まず、平日。
こちらが食前の血糖値。76mg/dLです。
空腹時血糖の正常値は70-110mg/dLといわれているので、正常範囲内ではあるけど、午前中仕事に没頭した後で、お腹ペコペコで頭がくらくらしていました。
こちらが、食後約1時間の値。172mg/dLに急上昇!
(本当は何を食べたか全て具体的に書いた方がいいのかもしれませんが、割愛させていただきます。)
流石糖尿病予備軍だけあって、恥ずかしながら、高いです!
空腹時からは96mg/dLも上昇しています!
パンの糖質含量が20gで、それ以外のおかず全部含めて25gくらいだとしたら、やはり私みぬままの場合、単純計算で1gの糖質が4mg/dL近く血糖値を上げるということになるのでしょうか?
そして、食後約2時間。
2時間値が140-199mg/dLであれば、「境界型」と診断されるということですので、立派な「境界型」ですね。
さて、休日。
今度は、頭がフラフラにならないよう、朝から何度かに分けて少量の果物を食べつつ、糖質を補ってみました。
まずは、起床時の血糖値は、以下の通り。
糖尿病予備軍といえど、空腹時は相変わらず低いです。
そして、起き掛けにまず、デーツを1個。
もともと甘いものがあまり好きではない私にとって、デーツ一つは相当甘く感じました。
因みに、デーツ1個あたりには約15gの糖質が含まれると言われています。
1時間後に測定した血糖値は以下の通り、135mg/dL。ということは、1gの糖質がほぼ4mg/dL血糖値を上昇させるという法則にしたがったのでしょうか?
「食後高血糖」の診断基準ぎりぎりの値です。
(食後血糖値が140mg/dLを超えれば境界型糖尿病が疑われる…と言われるので、どうしても140という数値に拘ってしまいます。)
ここで、更にリンゴ(グラニースミス)1個を食べてみました。
そして1時間後。
何故か逆に下がっています。
つまり、「1gの糖質が血糖値を〇mg/dL上昇させる」という理論は覆されたということでしょうか?
この後ヨガに行ってお腹が空いたので、昼食の45分ほど前に、甘~いをデーツを再び食べ、その後昼食を食べる直前に、まず血糖値測定。
再び140mg/dLの一歩手前です。
さて、これから昼食を食べたらどうなるか。
内容は、上記とほぼ同様に、ライ麦パン1枚と低糖質のおかずです。
しかし、1時間後、たしかにちょっと高めではあるけど、思ったほど上がっていない。
そして、2時間後。
正常値に戻りました。
これをどう解釈するかといえば、あくまで憶測だけど、低血糖の飢餓状態でいきなり食事を摂取すると、グルカゴンが反乱を起こして血糖値をバーン!と上げてしまうのに対し、
低血糖にならないようこまめに食べていると、血糖値が上がりにくい…ということではないでしょうか?
つまり、みぬもよく経験していた「低血糖の後のリバウンド」かもしれません。
そして、「1gの糖質が血糖値を〇mg/dL上昇させる」という教科書通りの理論は成り立たないようです。
糖質制限では果物は禁止リストに入っているけど、
逆にお腹が空いてフラフラする前に、果物など自然な糖質を含む食品を上手に利用するのも、血糖コントロールのためにはいいのではないか?と思いました。
(もちろん、これはあくまで二型糖尿病の場合だし、当然血糖値が上がり過ぎるまで食べてしまっては意味がありませんけど…。)
治せるものならしっかり治したいので、もう少し研究してみることにします。
飼育者は晩秋の食欲に連敗中🐀なんですよ
糖質と摂取の話既にご存知て思いますが
youtu.be/edYQfK6CY
youtu.be/9Hbg9jYdt9g
アメリカでも、スーパーの果物売り場には、富有柿や蜂屋柿、和梨、サツマミカン、栗など秋の味覚が並び始めました。
リンク貼っていただきましたけど、一つ目の方が見られませんので、良かったらもう一度貼っていただけますか?
二つ目は、興味深く拝見いたしました。
この人、他にもたくさん動画をアップしていて、一緒に出てくる猫が可愛いですね。
晩御飯で糖質を摂ることに関しては、この記事が面白かったです。
http://www.eps1.comlink.ne.jp/~mayus/lifestyle2/Diabetescarbohydrate.html
前日の夕食でサラダしか食べなかった女性が、グルコース負荷試験を受けたら、糖尿病と誤診されてしまったそうです。
つまり、前日の夕食でしっかり糖質を摂っておかないと、次の日の血糖値が上がりやすくなってしまうということですね。
youtu.be/edYQfK6CYFE
今度は見られました。ありがとうございます。
尤も、私は体重を減らす必要はなく(寧ろ最近痩せすぎなので…)、血糖値を安定させるにはどうやって糖質を食事に取り入れていけばよいかを知りたいのですけど、でも参考になりました。
この動画の健康な若い男性と、私のようなプレ糖尿病の中年女性とで、同じアプローチができるのかどうかもちょっと気になります。