Diabetic Cat and Alcoholic Cat

糖尿病猫みぬ(2017年6月30日没)をはじめとする、アメリカに暮らす猫たちの日常の記録です。

あれから十年

2021-07-19 08:58:46 | 猫たちの近況
早いもので、フローラが虹の橋に旅立ってから十年が経ちました。

みぬまま家の二匹目の猫として迎えたフローラ。
当時まだまだ猫飼い初心者だったままに、フローラが教えてくれたこととは?

1.猫にも社会性がある。

猫は単独行動する動物だから一匹でも平気と言われるけど、やっぱり先住猫だったみぬもフローラと一緒の方が楽しそうでした。
だから、みぬまま家はずっと多頭飼いです。
(もちろん、猫の性格や環境にもよるので、必ずしも多頭飼いを勧めるわけではありませんけど…。)


2.猫にもそれぞれ個性がある。

そんなの当たり前だし、猫じゃなくても動物はみんなそうでしょ?と思われるかもしれません。
でも、それまでみぬ以外の猫をほとんど知らなかった私みぬままは、みぬとフローラの性格の違いを間近に見て、改めて猫それぞれの個性を楽しむようになりました。
だからこそ、一匹猫を虹の橋に送り、その後新しい猫を迎える際にも、「生まれ変わり」であることは求めず、全く新しい子として迎えます。


3.猫を躾けるより自分が対策を講じるべき。

みぬが大人しくていい子だったのに対し、いたずらっ子でトラブルメーカーだったフローラ。
その破壊力は留まるところを知らず、色々なものを落とされたり食いちぎられたり…。
しかし、ここで「ダメ」と厳しく怒っても、聴いてくれることはありません。
ならどうするか?
いたずらできない環境を自分で作るのです。
(例えば、ボロボロにされたベッドスプリングは、ベッドスカートでカバーして対応。)




4.納豆を食べる猫がいる。

納豆が大好きで、ままが納豆を食べようとしているとどこからともなく現れておねだりしていたフローラ。
みぬが糖尿病になって以来、猫には肉を食べさせるべき…と強く信じてきましたが、フローラのおねだりには根負けして、
「たまにはいいか」
と、ほんの数粒限定で食べさせていました。
(最期、大腸の疾患で旅立ったこととは関係ないと信じています。)


5.アル中は最期まで治らない?

キャットニップ中毒だったフローラ。
虹の橋への旅立ちが近づき、日に日に痩せていく体で、トイレに行く度苦しみながらも、キャットニップを与えるとゴロゴロと喉を鳴らして酔っぱらっていました。


6.猫の不思議な能力

虹の橋へ旅立つ前夜、フローラは自分からままのベッドに乗ってきました。
それまで、具合が悪い時はずっと一人で寝ていたのに、どうしたのかな?と思いつつ、脇に抱きかかえて眠り、翌朝病院へ…。
そのまま、「帰らぬ猫」となりました。
フローラは、もうこれが最後の夜だということをわかって、「さよなら」を言いに来たのです。


もちろん、みぬまま家の猫はどの子もそれぞれ大切に思っていますが、フローラがみぬまま家に大きな歴史を刻んだことは間違いありません。

四年経ちました

2021-07-01 12:53:55 | 猫たちの近況
みぬが虹の橋へと旅立ってから、今日で四年になります。

みぬまま家の長男として、いつも優しいお兄ちゃんだったみぬ。




それでもままには甘えん坊だったみぬ(ままも若かったなあ)。


虹の橋でも、こうやってみんなと仲良く暮らしているのかな?なんて想像してます。



ところで、みぬまま一家が暮らすカリフォルニアでは、ロックダウン解除が進んで、
私みぬままが勤める会社でも、7月から出社と在宅いずれかを選べるようになりました。
ワクチン接種が完了した社員はマスクなしでOKだけど、完了していない社員は今後もマスク着用とのこと。
とはいっても、在宅勤務の楽さに味を占めてしまった私は、今後も出社の必要がない限り、ずっと在宅を続けるつもりです。
ルナやハルも、ままがずっと家にいることに慣れてしまったみたいだし…。

そろそろ旅行に行く人も増えてきたようだけど、でも私みぬままはもう少し待つつもりです。
何だかまだ色々と面倒そうなので、もっと落ち着いてからでいいかな…と。


旅行といえば、ペットシッターのKさんが、どこか遠くへ引っ越してしまうことになった様子。
Kさんにはみぬの糖尿病ケアなど今まで本当にお世話になったので、感謝の気持ちでいっぱいです。
新しい土地で、新たな人生を満喫して欲しいと思います。

私みぬままは、今のところは旅行に行く予定もないし、
行くことになったとしても、今は健康な猫二匹で、投薬などの特別なケアも必要ないので、
焦って次のペットシッターさんを探す必要はないかな…と思っています。