鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

如月・紅梅②

2022-02-19 21:37:02 | 自然・気象

宵から、本降りの雨。

如月雨。

気温が高いので、雪にならずに済みそう。

春を呼ぶ雨になるとよいのですが・・・。

 

庭の紅梅の枝を剪ったときに、数輪の蕾を枝から落として、小さなココットに水を張り、浸けておいたら、花が開きました。

大根とか、人参のヘタの部分を水に浸けて置いたりすると、葉や茎が伸びたりして、まだ生きているんだな・・・植物は、逞しいなぁ。

生きられるだけ、生きる・・・というか。

そんなふうに設計された遺伝子を持っているのでしょう。

 

まじまじを紅梅の花をみたことはなかったのですが、一重の花びらの白梅と違って、紅梅は、八重咲なんだなぁ・・・と改めて知ったり。

紅梅にも一重咲のもの、白梅にも八重咲のものがあるのかどうか・・・。

いろいろな品種もあるようで。

 

冬は、屋外の花が少なくて、寂しいけれど、寒さの中、春の斬り込み隊長(花を形容するには、無粋だけれど)のように、凛として咲く梅は、美しいねぇ・・・と思うものの・・・

母の仏壇に供えてよいものかどうか・・・少し迷いがあるのです。

母は、幼い頃、実母を亡くし、継母に育てられましたが、よくある継子イジメ・・・というか、かなり厳しいヒトだったらしく、よい継母だとは思っておらず、その継母の名が、『ウメ』さんという・・・私は、婆さんになったウメさんしか知らないのだけれども、若い頃のウメさんは、写真を見る限りでは、美人さんだったように思います。

まあ、いじわるそうな?美人かな・・・いやいや、普通の美人だったと。

そのウメさんも、晩年は、難病のパーキンソン病で、都内の病院で、亡くなったのは、私の父が死んだ年を同じ。

ウメさんが亡くなって、1カ月経たないうちに、父も亡くなりました。

もう33年になるのか・・・と思います・・・。