季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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オオミスミソウ(大三角草)

2008-03-18 07:53:32 | 趣味・季節の花
つくば植物園の池の辺のフクジュソウ群の近くで咲いています。地面近くで小さな花がひっそり咲いていますので、見過ごすことが多いかもしれません。幸いに観察中のボランティアの方に教えていただき、撮影できました。花はセツブンソウより少し大きいですが、純白、薄紫、紅、藍色など多彩な色の花で、わが国の各地で「雪割草」と呼ばれる植物の中のひとつです。写真のように形はセツブンソウにも似ています。早春に咲くこの種の植物は、落葉樹の根元付近の枯れ葉がある場所で育ち、葉が落ちている早春に芽を出して花を咲かせ、繁殖するとのことでした。落葉樹が葉を茂らせる初夏を過ぎると枯れたようになるので、なかなか見つけられないようです。図鑑を見るとオオミスミソウは新潟県などを中心とする日本海側の野山に自生するようです。これと同属で花がやや小さいミスミソウは山陰地方二分布すると記されています。(http://park10.wakwak.com/~moriya/yukijpn.htm)説明板によれば、学名は「Anemone hepatica var. japonica f.magna」キンポウゲ科、ミスミソウ属の多年草です。 写真は3月15日に撮影したものです。
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アリノキ(蟻の木)

2008-03-18 07:28:33 | 趣味・季節の花
つくば植物園の熱帯資源温室で咲いています。タデ科の植物らしく幹(茎)の先端のほうに花茎が伸びて、それに極小さな白色の花が咲いています。写真でお分かりでしょうか。花の色が淡赤紫色をしたものが見えます。これは図鑑を見る萼であると説明されています。この木の幹には蟻が好んで巣を作るそうで、この和名になっているようです。説明板によれば、パナマ~南東ブラジル地域が原産で、学名は「Triplaris americana」、タデ科の落葉高木です。室内の暖かい場所で観賞用に木を大きくしないで楽しむのかもしれませんね。
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