紀伊半島の一部地域に自生する我が国固有種の「キイジョウロウホトトギス」です。六枚の花弁が半開きしたように下垂して釣鐘状に見えます。花の内側は濃い褐色の模様があり綺麗です。絶滅危惧Ⅱ類に指定して保護されています。写真は10月29日につくば実験植物園で撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物管理温室で見かけました。白い小さな花の形が大文字のようで、とても美しい花です。説明によれば、我が国の固有種で本州~九州にかけての山地の谷沿いの生育する多年草で、「大文字草」の変種であるとか。団扇に似た葉の基部の形状がくさび形である事が特徴だとのことです。写真は10月29日に撮影しました。
つくば実験植物園で「紫式部(ムラサキシキブ)」の実が色づき始めていました。枝先に小さい実が纏まってついています。「大紫式部」や「小紫」との違いを写真で確認しましょう。写真は10月17日に撮影しました。
樹高がほぼ大人の背丈ほどで、高くないですが、枝いっぱいに花を咲かせ比較的大きな鮮やかな紫色の実がつくため、庭木としても好まれます。「紫式部(ムラサキシキブ)」は、樹高が3mくらいで高いが枝先に小さな花が纏まって咲き、小さな紫色のみが10月末頃に紫色になります。「小紫」を「紫式部」と誤認している人が多いようです。写真は10月17日につくば実験植物園で撮影しました。
花室川左岸の台地にある古刹「大聖寺」の境内で、英国帰りの桜「アーコード」が咲いていました。この桜は春4月と秋10月の二回咲きます。淡いピンク色の八重咲の大輪の花でとても美しい桜です。写真は10月11日に撮影しました。