中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

同僚の皆様に感謝

2012年02月23日 05時17分21秒 | とりあえず日記
〈写真は以前、新幹線で京都へ出かけた時に車窓から外を見て撮ったもの。せっかく日本にいるだし、小旅行でも行きたい!!〉

今夜、上海の大学で私の上司にあたる学科主任H先生よりメールがありました。
内容は主に、来週金曜にある大学間協定に関することでした。
そして、現在始まっている大学の講義に関することも含まれていました。

既に始まっている後学期における私の担当分講義をH先生が教えてくれているとのこと。
また、H先生以外にもZ先生、C先生が代わってやって頂いているとか。

メールには、どのように講義を代理し、今後の引き継ぎ内容も簡潔に書かれていました。
二年生の日本事情は、学生達が発表していて、一回目はF君やH君などが担当したとか。
私でなく、厳しく熱心なH先生の担当だったので、いつも以上にF君やH君は真剣に準備したのでしょうか。

そう考えて、色々と想像すると自然に笑みがこぼれました(笑)
そして、随分遠くに感じていた上海の大学での仕事が身近にも感じられました。
時間が経つのは早いもので、もう来週には上海に戻らないといけません。

H先生のメール文末尾には、

「みんなバリバリやっているので、ご安心ください。」

とありました。
博論執筆に追われる私に気を遣わせないように気遣う配慮が、痛いほど感じられました。
そして、私が不在のため他の先生方がそれを埋めてくれている様子が思い浮かびました。

そうした光景を思い浮かべた途端、突然、胸が熱くなりました。
本当に上海の大学での同僚達は親切な方が多く、有り難いことです。
いや、語弊が無いようにしないといけませんね。
これは前の安徽省の大学でも同じでした。

ですから、中国では私は本当に良い縁に恵まれていると思います。

本当に苦しい時にこそ、人間は本当に大切な存在が見えてきたりします。
苦しい時こそ、あうんの呼吸でお互いを思いやれる存在かどうかが良く分かるからです。
(苦しい時になかなかかみ合わない存在というのは、やはりどうしても疲れますね)


残りの博論作業は全体校正だけとなり、大きな山もあと一つだけです。
ここまでくれば、あとは焦らずに確実にやりとげることだけ考えます。
上海での同僚の方々への感謝を忘れずに・・・


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