中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

久々の銀座、上野

2012年02月25日 04時57分53秒 | とりあえず日記
〈銀座四丁目にある銀座和光・服部時計台。今も銀座の不動のシンボルです。〉

今日は珍しく論文に関係ないことを書こうと思います。

一時帰国の間、両親は本当に僕の研究生活を支えてくれました。
それに対して、上海へ帰る前に何かしてあげたいと思っていました。
お陰様で博論も終盤に向かい、何とか提出目途が立ちました。

そこで、本日は午後を全てを使い、両親と銀座へ出かけることにしました。


午前は所用を済ませようと大学院へ。
そこには、2月末日博論提出を目指す院生諸氏が複数いました。
それぞれの表情は憔悴しきったという印象で余裕はありませんでした。
博論に向けた、それぞれの「格闘」がそこに確実に感じられました。

私はというと?
この時期でも、何故か周囲からは「元気」と見られているようです(苦笑)
確かに研究に集中できることは感謝していますし、実に楽しい作業です。
ですが、実際は楽しいことばかりでなく、「色々」なことがあるわけです。
毎日、ドリンク剤を飲まないといけない状況になっていること自体が異常ですし。

そうした私の現状を誰よりも深く理解してくれているのは母のようです。
ですので、日本での博論執筆を支えてくれた母には何かしてあげたいと思っていました。
そして、博論各章を書き上げる度に、それに目を通してくれ意見をくれる父にも。
そんなことで、今日は両親に対する感謝の気持ちを表す日でもありました。

大学院での所用を済ませ、そのまま総武線・山手線を乗り継いで有楽町へ。
そこで両親と落ち合い、一緒に銀座の街をぶらぶらしました。

途中、ブランドの専門店に幾つも入りましたが、どこも接客が最高でした。

・ブルガリ(Bulgari/BVLGARI)
・ティファニー(Tiffany & Co.)
・ルイ・ヴィトン (Louis Vuitton Malletier)
・コーチ(COACH)

などだったと記憶しています。
特にブルガリの専門店は落ち着いていて、店内の雰囲気も良かったです。
ま、値段はとても手が出なかったのですが・・・

その後、日本橋高島屋まで歩き、そこで母が買いたがっていた婦人靴を購入しました。
また、東京駅の大丸内の紳士服売場では父にネクタイを購入。
そして、そこで私も一緒にアルマーニのネクタイを購入しました。
(普段はブランド品はあまり買わないのですが・・・)

気付くと夕方になりあたりも暗くなってきたので、夕食をしに上野精養軒へ。
そこのストラン「グリルフクシマ」でフレンチのディナーコースを楽しみました。

HP
http://www.seiyoken.co.jp/restaurant/index.html

店内は非常に落ち着いた雰囲気で、店員の皆さんの接客も心地よかったです。
お蔭でせわしく過ごしていた日常を忘れ、ゆっくりと過ごすことができました。


もうすぐ上海へ戻るということで、私の「将来」の話にもなりました。
母は私が中国で働くことに賛成とはいえ、やはりいつかは戻って来て欲しい様子でした。
対して、父は「お前(私)の好きなように自由にやれ」という立場のようです。

私はというと、自分で決定可能なことと、そうでないことがあるので何とも言えません。
が、やはり自分のやりたい研究が続けられるより良い環境を求めたいと思っています。
それが満たされていれば、別に日本であろうと中国であろうとこだわりません。

ですから、今後、より良い研究環境を求め、努力することこそが重要なのでしょう。
その過程で常に、研究の楽しさを常に忘れずに取り組んでいければと思っています。

ともかく今日は良い気分転換の日になりました。


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