注意!
こちらはネタバレありの登場人物紹介です。
ファミ通文庫もしくはカクヨムで本編をお読みの上、ご覧下さい。
ガイウス・グランダール・ベンディット
帝国第一皇子。通称ガイ皇子。バイキングの英雄を彷彿とさせる赤毛の巨漢。豪放磊落な武人タイプで、主に軍からの支持が強い。本人はいたずらに命を奪う戦闘を好まないが、その戦法は圧倒的な戦力で敵を蹂躙するものであり、よく言えば正攻法、悪く言えば力任せである。
自分が細かな駆け引きや権謀術数を苦手としていることを認識しており、ガイ皇子自身は自らを皇帝には相応しくないと考えている。その点では弟の第二皇子シドを高く評価しているようである。
無神論者で無宗教でもある。
ラドクリフ・バハドゥリ・ベンディット
帝国第三皇子。通常ラド皇子。褐色の肌を持つ。自らの感情を余り表に出さず、常に冷静に振る舞う。現在は皇宮で王族や有力貴族間の調整役を務めている。堅実な性格で個性的な他の皇子、皇女、特に第二皇子のシド皇子とは相性が悪いが、態度に表すことはない。現在の立場もあって、保守的な有力貴族からの支持はあるが、まだ有力とは言い難い。しかし本人はある野望を秘めて機会をうかがっている。
ギルフォード・ロンバルディア・ベンディット
帝国第十皇子。ついこの前成人したばかり。詳細は不明だが、前皇帝の血筋を引く者を利用して何かの陰謀を巡らせているらしい。もっともシド皇子やラド皇子からは、考えの足りない軽率な人間と思われている。
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