『我が偽りの名の下へ集え、星々』紹介ブログ

カクヨム掲載中、ファミ通文庫より発売予定のライトノベル『我が偽り名の下へ集え、星々』の紹介ブログです。

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タイトルあれこれ( =゚ω゚)ノ

2017-05-26 | コラム、こぼれ話
他の作家さんの印象はわかりませんが、私個人としてはファミ通文庫さんはかなりタイトルに凝るという印象があります。他の編集部では、タイトルを決めるにも一回か二回のやり取りで済む事も珍しくなく、場合によっては編集部の方で決めて、担当さんから「タイトルですが○○○○という事で決まりましたから」と連絡があって初めてタイトルを知るなんて事もあります(^^;。
ファミ通文庫さんでタイトルがほぼ一発で決まったのは『トゥインクル☆スターシップ』だけで、以降の作品はいくつもの候補の中からようやく決まったのですよね。私の公式ブログの方に、毎月一日に掲載している「現在の作業状況」と見て戴ければ、仮も含めてのタイトルの変遷が何となく伺えるかも知れません。
さてこの『我が偽りの名の下へ集え、星々』ですが、一番、最初の段階では「敢えてライトノベルによくある単語からタイトルを構成する」方針だったのですよね。そしてライトノベルの発売表と睨めっこして何となく見えてきたのは……。
「なんか『黒』多いな」
まあ他にも「妹」とか「勇者」とかもあったのですが(当時)、作品のイメージとの相性となるとやはり「黒」。そんなわけで一番最初の段階では「黒王子」と呼ばれていました。第四章最後で「黒の皇子」という台詞があるのは、その頃の名残なのです。
「黒王子の○○○」という線で色々と考えていたものの、これという決定打は無く、じゃあ王子と外そうと考えたのが
「黒き帝国の継承者」
この場合「黒キ帝国ノ継承者」とするとさらにカッコイイです(^^;。
また思い切って欧文という線も考えまして
「Confront dare」
訳すと「敢えて立ち向かう」「困難に直面する」という感じですが、強引に意訳してしまうと「抗え」というニュアンスですかね。調べてみて初めて分かったのですが、日本語の「抗う」を、英語で単語一つで表すのは難しいみたいですね。
また第一章の章題
「少年の名はミロ。偽りの皇子」
もメインタイトル案として提出したものです。
最後の最後になって出てきたのが、
「偽装皇子ミロ」
これは正式決定タイトルとは最後の最後まで争い、カクヨム掲載時初期のキャッチコピーにも使用されました。
その正式タイトルですが、当初はシンプルに
「星よ、集え」
でした。実はこのタイトルも黒歴史ノートからサルベージしたものでして(^^;。
『闇よ、集え』という海外SFがありまして。「何となくカッコイイ!」と考えてメモしておいたのが「星よ、集え」なのですよね。
それだけでは弱いとなって「星よ、集え。我が偽りの名の下へ」。そして最終的に
『我が偽りの名の下へ集え、星々』
となったわけです。
まあ途中でいっそブログに掲載していた仮称の「M」のままでもいいかと思ったりもしましたが(^^;。
あるいは話題作りも兼ねて、ここにあがった候補から読者に選んで貰うのも面白いかと編集さんと相談したのですが、さすがにそれは時間が足りず。でも一度やってみたいですね。タイトルコンテスト。
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みんな大好き黒歴史ノート( =゚ω゚)ノ その5 幻(?)の辺境編

2017-05-24 | コラム、こぼれ話
さて、そんなわけで黒歴史ノートらしく壮大かつ無謀にも全四部構想というだった「ミロ」。朝日ノベルズさんに「難しい」と言われた理由の一つが、この無駄なスケールが問題だったのです(^^;。
そこに「艦隊戦、戦記物を書いてくれませんか?」とオファーを下さったファミ通文庫編集部の担当さんに、そのプロットを見せたところ、提案されたのが……。
「これ、第一部(辺境編)を飛ばして、いきなり第二部(学園編)からスタートというのは出来ませんか?」
………………その手があったかΣ( ̄□ ̄;;;)!!
まさにその発想は無かった状態ですが、確かに第一部を飛ばして第二部からスタートという選択肢はありです。なにしろ全○部作構想の下になった『スターウォーズ』シリーズも、馬鹿正直に時系列順で制作されていたわけでも無く、展開的に一番盛り上がりそうなエピソード4から始まったわけです。この作品も取っつきが良さそうな第二部学園編からスタートさせるのはありです。
それになんといっても第一部辺境編として構想していたプロットは、あまりにも女っ気がない(^^;。その時点ではスカーレットのキャラクターも固まっておらず、ルーシアも最後に登場するかどうかという状態。一応、何人か女性キャラは出すつもりでしたが、お話にはほとんど絡んでこない。いくらなんでもライトノベルとしては厳しい内容です(^^;。それが最初から学園編からスタートなら、女子生徒も出せるし賑やかになります。
そんなわけでファミ通文庫編集部と担当さんのアドバイス通り、いきなり第二部学園編からスタートと相成ったわけです。
第一稿ではそれこそ『スターウォーズ』の冒頭ばりに第一部辺境編のあらすじがプロローグとして入っていたのですが、ページ数の関係や冗長すぎるという理由でカット。その代わり現状のように、敢えて前置らしい前置なしに、いきなりお話が始まるという形式にしてみました。これも有る意味『スターウォーズ エピソード4』の影響ですね。あちらも有名な字幕テロップのあらすじが終わると、いきなりドンパチが始まっていましたからね。
さて、その第一部辺境編ですが、このまま幻に終わるかというと……。
ファミ通文庫の担当さん曰く「もし人気が出たら、番外編的に出してみましょう」との事です(^^;。あくまで本編の「人気が出たら」ですが(^^;。
そんなわけで「辺境編」が世に出るかどうかも本編『我が偽りの名の下へ集え、星々』の売上次第という事なので、何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m。
ちなみに本編で「ヴィクトリー」という名前に不思議と縁があるという台詞がありますが、それは辺境編でミロが入手した中古の試験用S級巡洋艦の非公式名称が「ヴィクトリー」だったりするという裏設定があったりします( =゚ω゚)ノ。
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みんな大好き黒歴史ノート( =゚ω゚)ノ その4 ミロ四部作?

2017-05-23 | コラム、こぼれ話
さて我が黒歴史ノート(笑)に記された「ミロ」が巡り巡って『我が偽りの名の下へ集え、星々』になったのですが、今回発売されたファミ通文庫版、実は当初予定していた構成とは異なった物になっております。
そもそも当初は「四部作」だったのですよね。私の黒歴史ノートにはすでに「四部作」構想として書いてあったのですが、なにしろそれは黒歴史ノート(笑)。当然のごとく、詳しい内容までは考えていません(^^;。なんでまた「四部作」だったのかといいますと、多分『スターウォーズ』が念頭にあったのだと思います。当時『スターウォーズ』は全九部作と公表されていたのですよね。実際には第六作目まで作って、一度はそこで終了。全六部作となっていたのですが、権利がジョージ・ルーカスからディズニーへと移り、再始動したのは記憶に新しいところ。こうなると九部作どころはで終わりそうにありませんね。

三部作でも五部作でもなく、なぜ四部作だったのか、今となっては当時の私が何を考えていたのか分かりませんが(笑)、かなり後になって四部作としてもっと練り込み、最終的には以下のようになりました。

第一部:「辺境編」=ミロの誕生
第二部:「学園編」=ミロの軍勢
第三部:「戦乱編」=ミロの戦争
第四部:「完結編」=ミロの世界

「○○編」というのは後年、ちゃんとプロットをまとめながら付けたもの。そして「ミロの○○」というのは、黒歴史ノートに記されていた(笑)サブタイトル的なものです。微妙に中二っぽいですね(^^;。
今回カクヨムに掲載、ファミ通文庫として刊行された『我が偽りの名の下へ集え、星々』は、その第二部「学園編」=ミロの軍勢の前半部分に相当するものです。後半もある程度は書き終えているのですが、現状では刊行予定は未定。売れ行き次第という事になりますね。
そんなわけでこの『我が偽りの名の下へ集え、星々』には前日譚というべき「辺境編」があるのです。
それがどうなったのかというところで、以下次回( =゚ω゚)ノ
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みんな大好き黒歴史ノート( =゚ω゚)ノ その3

2017-05-17 | コラム、こぼれ話
さて、カクヨムでの『我が偽りの名の下へ集え、星々』は49話で一旦終了です。実は書き下ろした分は四百字詰め原稿用紙で800枚ほどあるのですが、今回の掲載分そして5月30日発売のファミ通文庫版はその前半部分という事になります。後半の発売時期は文庫の売れ行き次第という事になりますのでよろしくお願いいたします。
そんなわけで49話までお読み戴いた皆さま有り難うございます。その中でも私の作品の熱心な読者の方々は、49話で出てきたあの御方のミドルネームに「おやっ?」と思われたかも知れません。
「シド・ワールマン・ベンディット」
しかも「オタク趣味」。違いはイケメンか否か(^^;。
他にも「リープストリーム」「ドーヌム」「ミナモト家」「要塞艦ヴィクトリー」等々……。
二〇〇七年にソノラマノベルズから刊行された『英雄は泣かない』にも同じ名称が出てきてる事に気付かれた熱心な読者もいらっしゃるかと思います。。
さて、じゃあ本作はその続編かと言いますと……。実は違います。
我が黒歴史ノートに記された(^^;「ミロ」を何とか作品にしたいなあと思っていたのですが、なかなか詳細を詰める時間がありませんでした。何しろ黒歴史ノートなので主人公の名前や大雑把な設定しか書いてありません。しかしある時、ふと『英雄は泣かない』と読み返していて、ふと気がついた「この設定、『ミロ』と矛盾なくつなげられるんじゃね?」。『ヤマモト・ヨーコ』や『トゥインクル☆スターシップ』はともかく、もともと戦記物だったので相性は良さそうです。
そんなわけでまず最初はソノラマノベルズ=朝日ノベルズ編集部の担当さん(当時)に企画を出したのですが、お返事は「現状、うちでは難しい」という返答でした。
ところが渡りに船とばかりにファミ通文庫編集部から「戦記物、艦隊戦ものを書いてくれませんか?」と打診がありまして、こちらの企画を出したところ「これで行ってみましょう」。朝日ノベルズ編集部の担当さん(当時)に一応お断りを入れたのですが「問題有りません」という事で、ファミ通文庫さんで刊行させて戴く事になったのです。当初はノベルズ用に考えていたので、いきなり800枚コースになってしまったわけですね(^^;。
もっとも続編という事ではありません。『英雄は泣かない』をお読み戴いた方はお分かりでしょうが、微妙に設定などが違います。地球を壊滅させるに至った重力兵器については、かなり違いますし、これは『英雄は泣かない』終盤で重要な鍵になるので、まったく別の世界でないとつじつまが合わなくなるのですよね。
そんなわけで『我が偽りの名の下へ集え、星々』は『英雄は泣かない』とは完全なパラレルな別作品という事になります( =゚ω゚)ノ。まぁ「コルホネン提督」はどこかに出したいですが、それはシリーズが続いたらという事になりますね。
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みんな大好き黒歴史ノート( =゚ω゚)ノ その2

2017-04-24 | コラム、こぼれ話
その2です( =゚ω゚)ノ。第三章終了、第四章突入ということで、今回もざっくばらんにいきましょう。
さて、この『我が偽りの名の下へ集え、星々』が、今で言う「黒歴史ノート」からサルベージしたものだというのは、前回もお話しした通りです。
まあ主人公の名前と帝国の中で成り上がっていく戦記物という基本コンセプト以外は、ほとんど形になっていなかったので、残りは一から作り上げたのですが。
さて、そんなわけでmy黒歴史ノートからサルベージしたはいいものの、実際にファミ通文庫の方で企画が通ってから、はたと困ったことが生じました。
……タイトルどうしよう(;´Д`)。
なにしろ黒歴史ノートにあったタイトルは『ミロの軍勢』。
……いやいや、今のご時世、これはないな(^^;。
当時は割とシンプルなタイトルに凝っていたようです(笑)。
そんなわけでタイトルは最初から考え直し。紆余曲折の末、現在の『我が偽りの名の元へ集え、星々』となりました( =゚ω゚)ノ。途中、色んなアイディアがあったのですが、それはまた別の機会に。

さて、実はこの黒歴史ノートからサルベージした企画がもう一つありまして。
やはりファミ通文庫さんから発売された『トゥインクル☆スターシップ』がそうなのですよ。まあこちらも「宇宙船がまるごと学校の一クラス」というアイディア以外は、ほとんど一から作り上げたものです。なにしろ登場人物のモデルは、すべて当時のクラスメート。さすがにこれをこのままにというわけにもいかないので、主人公以外はみんな女の子という、非常に分かり易い設定に変更しました(^^;。

その他にも『それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』(朝日ノベルズ刊)の「宇宙戦艦の一人称」や、『グロリアスドーン』(HJ文庫刊)の「意思を持った宇宙船と接触した人類の急速な生活圏の拡大」など、基本的なアイディアのみサルベージした事もありますが、さすがにもうネタは残ってないかな(^^;。
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