自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

ミニベロの話 その34

2016年08月28日 21時21分58秒 | 完成車
完成ではありませんが、ようやく全体フォルムが整ってきました。



ペダルの取り付けが未だなので、サドルやハンドルの高さ調整はこれから。
ブレーキやディレーラーの動作チェックをもう少し行ったうえでワイヤー類の端末処理も行います。

組み上げる途中では問題続出。
ミニベロの特殊性とアセンブルした古いパーツが、ロードバイクのように決まった規格や制度の高いパーツとは異なり現物合わせで調整が必要に。
一つ進むと次の問題といった具合でした。

本当の完成まではもう少しかかりそうです。
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ミニベロの話 その33

2016年07月26日 22時03分52秒 | 完成車
ボトムブラケットの組み立てです。

チェーンホイールはデュラエース初期型なのでBBも古いタイプのものです。
シャフトはいわゆるテーパータイプ。
クランク嵌合部分が四角いものです。

まず右側のBBワン取り付け。
JIS規格のものは、反時計周りに締めつけます。



BBの締めつけには専用工具が必要です。



上は、カンパニョーロ、下は、スギノ。
この薄いスパナで右ワンを締めつけるのはなかなか大変。
スパナがワンから外れその勢いで自分がけがをしたり、スパナでフレームを傷をつけたり・・・

で、こんな工具を使います。



右ワン専用工具。ホーザン製。
随分以前に購入したものですが、これまでの出番はほんの数回。
私は自転車屋さんではないので、そんなにBBをバラすことはありません。
しかもBBの機構や規格が進化しますます出番は減少。
今回久しぶりの登場となりました。

この工具の使い方



筒状のBBの中に挿入する部分を外し



右側のワンを嵌め



外した筒状の部分を取り付けます。



この状態で取り付けると間違いなくBBのねじ山をつぶすので、ここまでは工具を使わずに取り付けます。



右側は目いっぱい力を入れて締めます。



右側が終われば、左側。
左側の組み立てには、2本のピンがカニ目スパナと先端に爪のある2枚のスパナを使います。



初期デュラエースのBBには、カンパが使えないのでスギノを使用。
リテーナーのベアリングのアタリを調整しながら程よいところで締めつけます。
完成。

チェーンホイール(56×47)とフロントディレーラーも仮組みしてみました。



いい感じです。
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シクロオオイシ ラヴニール

2016年07月25日 22時49分29秒 | Shop
黒部ダムが完成して今年50年になるそうです。
そんなことは全く知らず旅行の計画を立て始め、行くなら信州がいいなあと軽い気持ちで目的地を決めたのが黒部ダムでした。

黒部ダムには、以前も訪れたことがあります。
ただその時は立山黒部アルペンルートのツアーだったため次のケーブルカーの乗り継ぎに急がねばならず、ダムでの滞在時間は短く、さらに5月であったため観光放水もありませんでした。
ダムのスケールを官能することはできませんでした。
今回は、ゆっくり楽しむことが目的。
存分にスケールを楽しむつもりでした。

自宅からは中央高速道、長野自動車道と乗り継ぎ約300Km。
泊りででかけるドライブにはほど良い距離です。

昼過ぎに扇沢に到着。
車を止めてそこからはトロリーバスでダムまで移動です。
ダムを建設するために掘削されたトンネルの中を15分ほど進むとダムに到着。



ポスターや写真でよく見かけるあの風景が眼下に広がります。
かすかに見える人の大きさと比べてもその大きさがよく分かります。
本当にデカい!
スケールに圧倒されます。
50周年ということもあって、建設時の苦難の様子が特別展示されていました。

黒部ダムのすごさは、そのスケールもさることながら立山連峰の山奥く深いところに建設したということです。
山岳登山で訪れる山奥に巨大構造物を作るということがどれだけ大変だったか。
観光地ではありますが、高度成長期のパワーも感じ取ることができます。
機会があれば是非訪れてみてはいかがでしょうか。

翌日の予定は全くの白紙。
大町から安曇野に移動し「道の駅」に立ち寄り地元の農産物などを買い込み時間を気にせず雄大な景色を楽しみました。

昼食をとりながらふと安曇野でショップを開いた大石さんのことを思い出しました。
確か安曇野だったと・・・。
スマホで検索するとありました「シクロ オオイシ ラヴニール」
時間もあり家内の了解も得られたので立ち寄ってみることに。
またとないチャンス。
ナビに住所を入力し案内通り進みますが、住所を間違って入力したのではないかと止まって確認したほどの農道?です。
最後に一般道からショップに向かう曲がり角も「本当?」と思うような路地。
到着しました。
でも、こんな場所でサイクルショップって・・・。



ショップには「Close」の札。
営業時間は、13:00~
この時ちょうど13時。
すると扉が開き大石さんが店から出てきました。

最近の大石さんネタと言えば、自転車雑誌の企画で「最速店長」を決めるレースで2度優勝していることでしょうか。
大石さんは、私と同年代。
亡くなられた森幸春さんが、日本のロードレース黎明期のリーダーとすれば、高橋松吉さんが続き三浦恭資さん、大石さんが黄金期を築いたと思っています。

私のような、これまでろくにトレーニングもしてこなかったものが、ロードバイクの魅力を語るのはおこがましいことですが少しだけお話を伺うことができました。

大石さんがこの場所を選んだのは自転車に乗る環境としては最高だからとのこと。
確かに信号が少なく適度なアップダウンがあり景色は雄大な立山連峰を望むことができます。
海外でトレーニングした環境にも似ているそうです。

店の前にとめてあった2台のロードバイク。



1台は、ナカガワのクロモリ。
もう一台は、この日トレーニングで乗ってきたバイクでパイプの太さからアルミと思いきやこちらもクロモリだそう。
ルックのカーボンとその日の気分で乗り分けていると話されていました。
相当な距離を乗る大石さんもクロモリ愛好者なのに少し驚きました。

記念に写真を撮らせて頂きました。




安曇野の雄大な景色です。
次回は、ロードバイクで走ります。
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Holks(ホルクス)とMANON(マノン)

2016年07月19日 22時20分08秒 | その他
ミニベロのフレーム製作をお願いした細山さんの工房には、スチールフレームのロードでお伺いしていました。

廣崎製作所のCrescent(クレセント)、キヨ・ミヤザワ、横尾双輪館のHolks。
Crescentで伺った時はフレームの細工に素で感心されました。
「こんな凝った細工はしたくないね。」

Holksで伺った時のことです。
「大事に乗ってますね。」から始まってこのフレームを製作した方の話に。
私が、「イノセさんという方が作ったと聞いているのですが」と伝えると「知ってますよ。梶原さんのお弟子さんでとても腕のいい人でした。でも自転車に全然興味のない人でね。作りは梶原さんと全く一緒。このフレームも良くできてますね。イノセさんが作ったのは、Holksとマノンの二つぐらいじゃないですか」
この話でつながりました。
一昨年(2014年5月)、青山で開催された「自転車博覧会」で拝見した千葉学氏のマノン。



展示説明には、千葉氏の「今となっては、誰が作ったかはわかりません」といった内容のコメントありました。
その時、フレームの作りがHolksと極似していたので同じ方ではないかと。



そしてそれはイノセさんではないかと。
40年近くが経過し、当時の事情が明らかに。
なにかドラマチックな感じがします。
ところで、イノセさんのこと。
どんな方だったのか、もっと知りたくなりました。
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カンティ ブレーキ台座の修理

2016年07月17日 22時42分49秒 | メンテナンス
新しいミニベロの製作に合わせて愚息に譲ることにした古いミニベロ。
なんの整備もせずに渡して不具合や事故を起こしてもまずいので、全部バラしてフルメンテナンスしました。
(いい親です)

ハブやBBまでバラし(BBは、チェーンホイールの交換をしたためですが・・・)グリスアップをしています。
ブレーキも何年かぶりでバラしました。
・・・とそこで問題発生。
フロント左のブレーキ取り付けビスが外れません。
ビスが、台座ごと回ってしまいます。
フロントフォークに溶接された台形の台座とビスを受ける円柱の溶接が外れているようです。
深追いせずにそのままにしておこうかとも考えましたが、「万一を考えるとやはり何か対処をしておくべき」とミニベロのフレーム製作をお願いしていた細山さんに相談しました。

細山さん曰く「マスプロ車ではよくあることだが、放っておくと台座が抜けて事故になる」。
これは、大変。
「修理お願いできますか?」と依頼すると、「裏から溶接すれば大丈夫。但し、溶接で塗装が焦げますよ。」と。
焦げるのは仕方ないと諦めフロントフォークだけ預けました。



新しいフレームと一緒に戻ってきたフロントフォーク。
細山さんの技術と配慮で塗装の焦げはそれほどひどくはなく、タッチペイント何とかなりそうな感じ。



裏側。
ガッツリ溶接してあります。
右側の溶接は大丈夫だったそうです。



台座の溶接部分は、ヤスリで整えクルマ用タッチペンで塗装。
フロントフォーク部分は、焦げてはいるものの赤みも残っているので、あえて補修せずにそのままにしました。



組み上げてしまうとそれほど違和感はありません。



愚息に譲るミニベロ。



一見、私が乗っていた状態に見えますが、パーツの交換をしています。



懐かしいマイティコンペにサンツアーV。
大事にしろよ!

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