MD*DIARY

2024年3月です。
暖冬なんだけど、気温の日格差が大きいです。
体調を崩さないよう気を付けたいですね。

僕の歩く道

2006-10-25 19:56:32 | Weblog
昨日の「僕の歩く道」、なかなかよかったです。
脚本がいいなと思いました。草薙君の演技もなかなかいいけど、妹がコウタロウにいうところがいいですね。

「約束は守ります。」「うそはつきません。」その二つを守ることって難しい。

子どもは、素直でもあるし、残虐でもある。親や周りの大人たちの働きかけで変わっていく。その人の人格を形成するのは10歳までと言うけどね。それにしても、腹がたってくる佐々木蔵之介の奥さん。ああいう人もいるんだろうな。

ある精神科医の先生がおっしゃってたけど、「自閉症ですね。」とお話したとき、必ずと言っていいほど聞かれるのが、「先生、治りますか?」なんですって。「自閉症は障害ですから、治らないんですって。

先日、吃音についてのお話を聞いてきたけど、吃音も治らないと事実を認めることが大切だと言っていました。確かに幼児期の吃音は半分以上、治ることもあるらしいんだけど、学童期になって、思春期になるころになっても治らない吃音は、治すのは難しいみたいです。むしろ、治らないとあきらめるというか、吃音のある私が私なんだと0の地点にたつことが大切なんだと話していました。

親が吃音を治そうとしゃかりきになることは、その吃音のある子を否定すること。
吃音と向き合うことが大切だと言ってました。

吃音は、波があって、出たりひっこんだり、人前だと出る人と、人前になると出ない人と、分からないことが多いみたいです。吃音を矯正することをうたっているところもあるらしいですが、実際に治った人はいないようです。ただ、ゆっくり話したり、日本語の1音1音を大切に話すと、かなり、うまく話せることもあるということでした。

吃音をいろいろな障害に置き換えても、言えることって多いですよね。テレビのニュースで放送したというビデオを見せてもらったのですが、その時の取材の方が、軽い気持ちで、取材に来たけど、これほど深いものだとは思わなかった。もっと勉強して、編集して放送させてもらいます。といわれたそうです。


「僕の歩く道」。主人公の自閉症の男性は、変わらないけど、周りの人が変わっていくってどこかで読みました。何かの障害を持ったり、病気になったりしたとき、それを受け入れるというか、その事実を認めるって、難しいことだけど、そこから始まるんでしょうね。

昨日の夕飯です。実家から鱧が送られてきたので、鱧をつけ焼きにして、どんぶりにしました。鰻やあなごよりあっさししてます。鱧って、ゆびきかフライぐらいしか食べたことなかったんだけど。それも淡路に帰ったときだけ。