寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

珈琲とお茶

2019年04月29日 11時04分39秒 | 面白い噂

  おはようございます^^

10連休の3日目です。

本来ですと私のブログは祝日でお休みを頂いています。

今日はみどりの日 でしたね。

この昭和天皇のお誕生日を 平成からみどりの日と言い直して国民の休日となりましたが、昭和の時代には

4月29日が天皇誕生日でした。そして 新しく令和 になりましても みどりの日 は続くのでしょうか?

12月23日の平成の天皇誕生日は、果たして…  

話が変わりますが、最近 ドリップ式のコーヒーを飲むようになりました。このドリップ式とは、コーヒーの粉…?

をろ過してカップに注ぐ やり方ですが、いわゆる一般的なインスタント

コーヒー(粉末かあらびき)はカップにサジで一杯入れて あるいは不精な私は

ザザッと目分量でカップに入れて お湯を注いでハイ!出来上がり^^

一方 ドリップ式てぇのは(途端に江戸っ子風になりましたが…)ろ過用の和紙?にコーヒー豆をゴリゴリと擂(す)った粉を

乗せて上からお湯を注いで下に受けている耐熱でしょう ガラスの容器にポタポタ滴ってそれを コーヒーカップに入れて ハイ!

お待ち~ となります。

この2つの方法のうちで直接煎れるのが一般的で家庭や職場で いつごろからでしょうか、私が記憶からたどってみますと昭和の終わり

からだったでしょうか。そしてもうひとつのドリップ式は主にコーヒー専門店で扱っていました。

 ジャジャー 硬いコーヒー豆を擂り潰す音がしていたり ろ過の器からポタポタ薄茶色のしずくが滴って ファ~と香ばしいコーヒーの薫り

が店内に広がっていきます。

 コーヒー豆を挽く機器、引く時の音、ポタポタと落ちる時間、薫り…カップに注ぐ手際の良さ コーヒーを美味しく楽しむために

視覚 味覚 聴覚 臭覚 すべてをくすぐる演出が見事になされているのです。

昭和の時代のコーヒーは ビンに入った インスタントコーヒーが全盛期で、それまでのコーヒーとは 喫茶店で飲むもの と決まっていまして

当時のドラマを見ていますと 女給さんに  コーヒーね、とさりげなく頼むのが通の 心得えだったみたいで、コーヒーが来るとお砂糖は?と女性が訊くと

相手方は ふたつ だとかひとつ など大体が砂糖を入れて飲むのが これまた嗜み(たしなみ)だったようで、ブラックで飲むのがまだ流行ってなかって

もちろん アメリカンコーヒーもなかったようですね。

 こうして想い辿ってみますと コーヒーとは嗜好で飲む部分と外国の流行に乗った粋がっている部分がある…と言いますのがコーヒーに砂糖を入れて飲むのは

ホントのコーヒー通から見ますと わかっちゃいないね と嘆いているように、砂糖なんか入れたのでは本来の微妙なコーヒーの味や薫りが台無しになってしまうのですね。

そしてコーヒーに圧されてすっかり片隅に仕舞われてしまいました お茶 今はボトル仕様になって復活を遂げてきましたが、これだって本来の お茶の葉にお湯を注いで飲む

のとは だいぶ違っています。だって今の若い人なら お茶って 冷たいもんだ と思っているでしょうし、お茶碗に注いで啜る飲み方なんて絶対知らないでしょうね。

本来のお茶の煎れ方はコーヒーとよく似ていまして、急須に敷いたろ過するための網にお茶葉を入れてお湯を注ぎます、つまりお茶もろ過をして飲むのですね。

唯一ろ過をしないのが 抹茶かな。いわゆる茶道 で使うときのですね。それでも最近はスーパーなんかに抹茶 が売っていました。値段もそこそこ こなれていまして

これなら手軽にお茶できるなぁ と思いました。従来のろ過するのでは面倒ですし、濾(こ)した茶葉のカスはどうするん?となりますよね。

この煩わしさを解決したのが話を戻って インスタントコーヒーでした。それから年月が経ってお茶もようやくインスタント式になりましたか…と感慨深いもの

がありましたが、肝心の普及ではすでに お~い お茶 が市場を席捲してしまい 手遅れ なのですかね。

 この茶葉の始末が面倒だからっと普及に足枷になっている日本ですが お茶の本場 中国ではそんな微妙な感性は全くないようで、お茶を煎れるのにお茶碗に いきなり茶葉を

バラバラと入れて上からお湯を注ぎます。 味は? …ハイ 日本で飲むのと変わりないです。けど いきなり飲むのではなく ちょっと待ってからのほうが スムーズに飲めます。

まぁ、煎れたてのお茶が熱いのは当たり前ですから話をしながらしばらくして飲みだしますが、 人によって有る癖と言いますかお茶碗を軽く揺するのがあるでしょう…

あの心理としては、お湯と混ざった本来の味の濃い部分が時を経てお湯と分離して沈殿してしまうので もう一度に液体に混ぜて元の味に戻すのですね。

インスタントのスープなんかでも知らず知らずのうちに揺すっていたりサジでクルクルと混ぜたりしていますよねえ。

  あれを、…あれとは中国でお茶を飲んだ時の話の続きです(笑)…途中でお茶碗を揺するのだけはご法度ですよ。揺すればせっかく沈殿していたお茶葉がフワリフワリと浮き上がってきます。

それに気づかないのが 日頃の習性に慣らされている悲しさでしょう。ゴクリと飲んでお湯でふやけたお茶葉が口の中に入って来て何とも言えない気色悪さがあります。

それを飲み込む訳にもいかず、仕方なしに出すのでしょうが、人前で吐き出すのも如何なものですし、チラット他を見たら 口から茶葉を取り除いているのを見て なんだ!

手を使って取り出せばいいんだ…と思ったらどうってことないんだ まさにコロンブスの卵 

コーヒーが文化ならお茶も文化であるのでしょうが、本来の飲み方から手軽に飲めるインスタント方式になって 今また ポタポタ式に戻りつつあるようで…でも今私が使っています

ドリップ式とは 以前のドリップ式とはちょっと違っていて、まず簡単なんですね、昔あった紅茶のような小さな袋の端をビリビリと破り袋の両端をカップにかけて上からお湯を注いで

ハイ、出来上がり とまぁ皆さんもご承知のとうり 簡単 手軽 速いの三拍子で しかも2回…う~3回はいける節約型かな(笑) 使った後はポイ捨て できますし 

リーズナブル でバリュウーなわりには本格派を味わえる逸品ですね。  ただし注意点として お湯は静々と注ぐべし。

 気短に注いでしまいますと皆さんにも経験がありますように、コーヒーの粉がカップに入って 最後まで飲み干すことができなくなりますし 

新聞なんか読みながら片手で飲んでいましたら、粉が口の中に残って 中国で習った 手でつまみ出す訳にもいかず

仕方なく ペッペと吐き出すのですが あとの不愉快さはせっかくの休日の朝を台無しにしてしまうのですね。

 

 

原点に戻る回帰現象というのでしょうか…

コメント
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