寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

今日の一句・・・

2022年07月29日 06時42分32秒 | 笑い

   おはようございます〜

昨日の話しの余談ですが、親父の遺した本を読んだ‥と書きました。

その本を読んで、そうだ、と思いついて昨日の記事になりました。

本の題名は「きょうの一句」村上護 著

この本は一年365日 毎日季節に合わせた俳句を載せて解説がしてあります。

正月の一月一日の1ページ目から一句、二日も一句、三日も一句と大晦日十二

月三十一日まで色々な人の俳句が載っています。そして ごの句に対して解説が

1ページいっぱいに載せているので始めてみたときに、俳句を創る人ってこん

なにいるんだ、と驚きました。中に松尾芭蕉や小林一茶、与謝蕪村など誰でも

が知っている有名な人もいますし正岡子規や芥川龍之介、夏目漱石、太宰治、

宮沢賢治‥‥など教科書に載っている小説の大御所の俳句もありました。

他はさっき言いましたように 無知な私が知らない人‥‥訂正します(笑)

俳人の方々がおよそ300人余り なぜ俳人かわかったかと言いますと、

解説の末行にその俳人の方の俳句集が紹介してあるからです。

ひとり1冊から4冊くらいの俳句集、この著者の村上さんは、この

みなさんの俳句集を読まれたようで その季節に合わせた一句を摘出して

この本に載せていらっしゃいます。

上手く説明が出来ていませんが 要は毎日毎日選りすぐりの俳句が

見られるのです。

 親父はこれを日々眺めて 俳句を愉しんだり 創作の感性を磨いていたの

でしょうね。

 

最後に 今日(七月二十九日)の一句を紹介しましょうか。      

 

♪ 海にすむ 魚の如(ごと)身を月涼し     榎本  星布(せいふ)

  〈解説〉 海に臨む酒店での即興吟だという。作者は女流俳人だが、

少々飲みすぎて酔眼もうろうの態であったか。ゆらゆらと水面に

映る月光の照り返しを見ながら、自らも海中にあるかと錯覚する。

この幻想に満ちた美しい世界に彼女自身も 〈魚の如身を〉泳がして、

涼しさを満喫しているのだ。

芭蕉には「蛸壺やはかなき夢を夏の月」というのがあり憂愁の漂う俳句だ。

これに比し 掲載句は裸身をさらすかの感覚に溌剌さがある。

冴えた感性がとらえた夢幻美の世界だ。

夫に死別後は俳諧に熱中し、加舎白雄(江戸時代中期の俳人)に傾倒して詩情

豊かな句を作った。

 ・・・   こんな風な解説が365日それぞれに付いていて編者の含蓄や

教養の深さに感じ入りながら  作品の解釈や俳句の奥の深さを味わい

知ったような気がします。

ですが、感性を磨くことと創作は別物らしくて 親父のとっておきの

書庫にも  呑舟(親父の俳号です)作の句集はなかったようです。

 

 

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呑 気・・・

2022年07月28日 05時45分01秒 | 笑い

   おはようございます〜

昨日は 土砂降りの雨でした。昼過ぎの半刻あまりでしたが、これで

少しは夏場の水の貯蓄に間に合いましたでしょうか

・・とまぁ呑気な話をしましたが、処によっては災害になっているのでしょう

か‥‥大したことなかったのであれば幸いです。

 昨日は親父が持っていた本をパラパラとめくって暇をつぶしていました。

その親父は昔 冠句 の名手‥と言うのでしょうか俳諧界の様子が全くわかりませ

んのでそのように称しました。

 この冠句 とは、俳句や川柳と同じく 五七五で詩を作るのですが、

俳句が一番高尚ですかな、川柳は後発みたいで俳句のように季語を入れる制約

もなく自由気ままに どちらか言いますと世間のうわさや政治のパロディを詠っ

たもののようです。

‥とこれは私の解釈ですから、もし間違っていたらごめんなさい。

そして冠句 、これは最初の 五文字に題が付いていまして、いわゆる制約ですね。

例えば 夏祭り とお題が決まっていると その後の七文字と最後の五文字を

続けて 作品に仕上げるのです。

私も少し川柳をやってみようかと思ったことがありましたが、たかが五七五さ

れど五七五いくつか創作をして新聞の読者の投稿の欄に送りましたが、

全然アキマセン。

今ではすっかり諦めて作ってもいませんが、川柳の最初 出始めとでも言うのでしょうか

思い浮かばないのですね。

人の作品でうまいなぁ、と感心をしたのが  退屈を幸せと書く日記帳   でした。

因みに私が創った 退屈をあくび殺して背伸びする もう一丁 退屈を余らせている飼い猫かな

これをある人に見せて どうでしょうか‥と聞いてみました。すると これは冠句でも川柳でもないね。

ただの作文だね、と笑われて それ以来素質が無いのは仕方ない と開き直っています^^

それ以来新聞なんかの投稿作品を見ると感心をするのがやっぱり特選や佳作など  にありましたが

自分にはとても手が届かないなぁ‥レベルが違いすぎると諦めて ふっと目についたのが 冠句でした。

先程説明をしました通り、冠句は最初の5文字が決まっていますので、あとを

どうつなぐのか 腕の見せどころでしょうね。

 よし、 と言うことで何回か新聞の投稿欄に送りましたが結果は 同じく全滅。

どんなのがいいんだろう…と敵情視察ではありませんが新聞に載っている作品をよく見ますと、

川柳の投稿者が冠句にも載っていることがワリとあるのに驚きましたが、でもよく考えると

五七五 と同じですから野球でいえば軟球と硬球の違いくらいなのかどっちにも佳作以上で

入選していらっしゃる人が何人もいます。

それでもう少し何週かの新聞を見ると 驚愕することに 川柳、冠句、俳句、短歌とすべてに

載っているオールマイティの人がいらっしゃって これは如何に地方版の中でとは言いながらも

一体どんな訓練をすればこの域に着けるのでしょう。

ところで我が親父がどれくらいの腕前だったのか今となっては分かりませんが

途中で作らなくなっていたようで 飽きたのかな‥?こんなことをご本人に聞くのは失礼でしょうし

まし て息子が冷やかし半分で聞けば父親だって沽券に関わるので正直には応えにくいでしょうね。

でも私が親父が名手だったかったかな‥と思ったのは、 一応 俳号と言いますか

ペンネームがあったからでした。苗字は本名ですから割愛しますが

下が  呑舟でした。親父にどう読むのか 聞くと  のんしゅう、と教えてくれて意味は 舟を呑む

くらいの大きな魚 つまり大きな人物 と希望的な意味合いがあったようでした。

後に 調べてみると 呑舟 (どんしゅう)と読ます 居酒屋さんがありましたよ。

なるほどいいネーミングだなぁと思いましたが、発音が ドンシュウよりも 

呑気なという方の ノンシュウが我が家系らしくて私は、こちらを気に入っています。

 

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厚情よりも薄情・・

2022年07月27日 06時05分55秒 | 笑い

  おはようございます^^

昨日 梅雨が明きました、と報道がありました。今年二度目か、三度目か‥

分かりませんが、最近の天気ほど 予想が難しいのはないようです。

天気の予報を正確にするために 数百億円の人工衛星を飛ばしたり、高価なAIを使ったりしながら

天気を予報出来るのは難関の気象予報士という国家資格を取った人でなくては出来ません。

これだけ 周囲万端にしていても 晴れ、雨、曇り(雪は除いて)のたった三種類の予報が上手く

当たらないのですから 余程 運が悪いか ほんとにでたらめの予報をしているのか‥

でも ですねぇ 下駄を転がしても三分の一の確率ですから、最新技術の粋を集めた気象庁ならもっと

高い精度で予報をできるんじゃぁないでしょうか。

 オッホン!このまま続けますと 先の愚痴と一緒になって仕舞いそうなので ここら辺で矛を収めましょうか。

私の認識では梅雨の終わりが夏休みの始まり=夏 でありました。ですがこのところ何年かは 気象庁泣かせの

あやふやな 天候に皆が引っ掻き回されているようです。特に今年などは五月の連休に夏日がありました。

漫才のネタではありませんが、 このまま十二月まで行けばどうなるんでしょうね^^

と本気で思ってしまいそうなくらい 暑くなるのが早かったのです。この傾向は 年々早まっているそうで

この時ばかりは気象庁も低い鼻がモゾモゾしてたんじゃぁなかったかな^^ 

女心と秋の空  と昔から言いますが 秋の天候は移り変わりが早い、女の人も気持ちの移り変わりが早い

 からもじっているいるのが今の狂歌ですが これを持ち出すと 女性から叱咤を頂きそうで 恐る恐る 

そぅと 書いています。

確かに気持ちの移り変わりが早い と言われたら それは薄情とも取れますよね。

あなたは薄情な人だ、と言われてうれしい筈ありませんし、

むしろ 一体私のどこが薄情なの、と詰め寄られて往生してしまうのが関の山でしょう。

ところで薄情の反対は‥厚情 でしょうか。確か選挙のあいさつの中に 皆様のご厚情を賜り‥という文言があります。

これが薄情の反対語なら、私の気持ちは変わりません、という事でしょうか。賜る‥もらう とでも訳すると

この場合は情(なさけ)の厚さを頂きたい ということなのでしょうね。

ところで私は最初 情が厚い  のが薄情の反対語ではないかと思いました。ですがキーボードを叩くうちに この厚情を見つけて

電球に明かりがついた、(ここでは絵文字とかでも見当たらなったので‥)あの感覚になりましたね^^

暑い毎日の中で厚い話になりました。 半分ろれつの回らないようなややこしい話になって仕舞いました。

この夏に限って暑い、熱い、厚いよりも雨水、碓氷、薄い の方が何となく気持ちがいいんじゃないですか^^

 

 

 

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国内探索・・・

2022年07月26日 06時55分42秒 | 笑い

風鈴のひとつ鳴りたる涼しさよ  高浜 虚子

 のっけから風流な俳句を載せました。 

近頃は 建屋が 洋風というか無機質な構造になってしまいました。外からの涼しい風を取り入れるような

建て方になっていません。外からの熱気や冷気はシャットアウトしてエアコンなる文明の利器に頼った

壁ばかりの堅固なそれでいて安着な生活空間を皆が有難がっているようですね。昔は…  また昔の話か…

と思う人、確かに時代は進歩して生活しやすい環境になってきています。明治初年の頃、イギリスの

探検家(イザベラ・バードという中年のおばちゃん)が単身日本に来て驚くことに江戸から日光街道などを経て

およそ東日本中を探検?旅しました。

然(しか)し 今から百数十年前、外国語なんて通じるわけもなく、何十日も日本国内を旅行したのですから、成否は

ともかく よくぞ御無事で と感心しました。話の中で 江戸の街中の整然とした様子には感嘆した様子で

日本に来る以前に中国の上海から揚子江流域や朝鮮を同じように旅していた経験から同じアジアでこれほどきれいにしている

街はなかったとも書かれていました。ですが 江戸を過ぎ大きな宿場町の川越なども通り過ぎて農村の田舎に入ると

時期は真夏で 蚊や蠅や害虫に悩まされたことが記していて 蒸し暑さから服も着ずに裸同然の格好の庶民に唖然とした

とあります。

 住宅の環境は家の中は狭く暗く風通しや生活排水なども悪くとても不衛生で 江戸の街中とは大いに違っていて

驚いたとも‥従ってこの土地の風土病なのか肌がただれた人が大勢いた、とも書いていました。

そんな中 イザベラおばちゃんは 主に駕籠に乗ってあっちに行きこっちに行って日本の風俗を

見物して廻りました。 まぁ高温多湿なのは今も変わらなようですが、 昔は大変劣悪な環境で暮らしていた様子が

細々(こまごま)と書かれています。

然し風俗の見学はよろしいのですが、途中、目立つ異国の風をした外人に身の危険はなかったのか と思いますよねぇ。

夜に宿屋に泊まると毛唐(外人のことです)がいるぞ、と物珍しさに覗きに来て その数があまりに多すぎて仕切りの襖(ふすま)が外れた

はなしも載っていましたが、総じて日本人は大人しくて親切で、駕籠かきやほかの事でも先に決めた料金や約束などは

みんながきちんと守る…当たり前のことだと思うのですが、それをイザベラおばちゃんはとても感心していましたね。

そのイザベラおばちゃんが今の日本に来たらどんな感想をするのでしょうか…

きっと母国のイギリスよりも進んだ異国を感慨深げに見て廻るでしょうか・・

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当たるも八卦当たらぬも八卦・・

2022年07月25日 07時24分00秒 | 笑い

  おはようございます^^

昨日から 夏がぶり返したようですね。ここは関西の某埴生の里、日曜は曇り時々雨‥のはずでした。

ですが実際は 晴れ! しかもカンカン照り という始末^^いつも言いますが気象庁の

皆さん 一遍でも 間違いました、ごめんなさい とお詫びの会見をされてはどうですか。 会見が大げさで こっぱずかしい と

言うのでしたら天気予報の中で 気象予報士の○○ です・・・の後に 

  ここから本番です。 

♪ 気象庁からのごあいさつとお詫びです。

  気象予報部 部長の晴野地 雪男 でございます。

日頃は皆様方には天気予報をご高覧を賜りまして心から

お礼を申し上げます。

さて、近頃の不安定な天候について なかなか的確な予報をお

伝え出来なくて 大変心苦しく思っております。

予想がズレる原因につきましては 高気圧や低気圧、前線などの配置や

流れが上手く予想出来なかったり

まぁ、違っても少しくらいならかまわないだろう…と安易な気持ちで

予報を出したり、この前などは 気象庁に遺されているレジェンドの

下駄を転がしてみたら 気象衛星より当たったので よし、もう一番、

と柳の下のどじょうを狙ったのが 見事に大ハズレ!

仕方なく 言い訳の天才と庁内で鼻つまみされている詭弁(きべん)

課長に託したところ 見事に言い逃れをしてくれて やれ、ひと安心

と気象庁全職員が胸をなで下ろしていましたが とうとう悪あがきの

ネタも尽きて仕舞いまして 本日のお詫び会見となりました。

 これからは全職員が心を入れ替えて、職務にまい進をしまして 

皆様方の生活が安心して過ごせますよう鋭意努力 粉骨砕身、誠心誠意

頑張って参りますので どうか冬のボーナスカットの提案を人事院勧告に

提出されるのには反対として頂きたく重ねてお願いを致します。

最後になりましたが災害の被災地には全職員から募りました募金を

ささやかながら寄付をさせて頂きましたので 申し添え置きます。

どうか勝手なお願いが少し混じりましたが、なにとぞよろしくよろしく

皆様方のご慈悲にすがりたく 貴重な放映のなか 会見を開かせて

いただきました。  

 ‥‥もうひとつ申し添えますと 私事ですが、手前ども来年が長男の

進学と重なっております、出来が父親と似たのか大変四苦八苦して

おります。昔みたいに裏からも利きませんし先輩のツテもアキマセン。

ホント難渋しています‥  なに、そんなこと言ってたらアカンだと‥?

横で詭弁課長が私の袖を引いています(苦笑)

おい、詭弁課長、君は言い訳で 飯が食えるか知らんがワシは君みたいに

ごまかしいはいえない正直者だがね。 

 (詭弁課長)なんだと部長、私の事を悪者みたいにと言うけど、

あんたなんか上におべんちゃら使って部長になっただろう、

  ち、ちょっと 部長も課長も何訳ワカメなことを言ってるんですか、

私がテレビに映る時間が無くなったじゃないですか、

今夜は 里のおばぁちゃんが愉しみに観てるのに もう台無しやわ~(泣)

 

【注意】これはフィクションです、実際はこんなことは有馬温泉・・・^^

 

 

 

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